コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンの企業研究

今回ご紹介するのは、「働きがいのある会社ランキング2014年度」（GREAT PLACE TO WORK調べ）、従業員100-999人以上部門にて第7位に輝いた、コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン。
同ランキングでは、2011年から2013年度の従業員25 -249人部門で3年連続1位にランキングされており、継続的に高い評価を集めている企業です。
※ランキングは、Great Place To Work Institute Japan「「働きがいのある会社」ランキング」。

この記事を読んでいる方の中には、コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。
面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
会社概要　「企業」を知る　「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンの経営理念や同じ飲食業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある飲食会社の中で、なぜコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンなのか？」という質問への対策を考えましょう。

コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンについて深く知るために、まずはコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンの経営理念を確認しましょう。そこからコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンのグローバルミッションは、以下の通り。
『Make People Happy 私達は大いなる情熱、向上心、成長する意欲をもち、最もクオリティーが高く、想像力に富んだハッピークリーマリー体験を提供することにより、世界中の人々を幸せにします。』（コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン Happy Creameryページより引用）

ここからわかるポイントは、来店する顧客や働くスタッフがコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンを通して、少しでも幸せな気持ちになってほしいという思いです。
そのため、特に「PUREさ」、「強さ」、「成長意欲」を重視しています。具体的な求める人物像としては、「社交的で人間好き」「常に笑顔で、ユーモアがある」「正直で誠実で素直である」「すべてのお客様に感動を与えようと努力する」「積極的な姿勢でチームメンバーと付合う」「自分のこと・他人の事を尊重する」「前向きで挑戦し結果を重視する」「創造力に富み成長意欲がある」というキーワードを掲げています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。
・コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンが持つMake People Happyへの共感
・周囲を幸せにするために、取り組んでいること
・自ら主体的に取り組み、新たな領域に挑戦した経験
・リーダーシップを発揮しながら、何かを成し遂げた経験


次に、飲食業界における競合会社と比較してみましょう。今回は、外資系飲食業界であるスターバックス コーヒー ジャパンと比較してみたいと思います。両社の間には、どのような違いがあるのでしょうか。

財務状況を見ていきましょう。
スターバックス コーヒー ジャパンの平成24年から25年度の売上高は、1165億円。国内の飲食業界では、2.9％のシェアを占め、第7位となっています。
コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンは、2014年1月に築地銀だこを運営する株式会社ホットランドの完全子会社となっています。
コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン単独の売上高は不明のため、親会社となるホットランドの業績を見ていきましょう。平成25年度のホットランドの連結売上高は、20,588百万円となっています。ホットランドは平成26年9月にマザーズ上場を果たし、平成26年度の連結業績計画において、売上高は前年比32％アップさせた271億円、営業利益は3倍となる1833百万円を予定しています。
こうした親会社の成長性と資本力がコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンのさらなる展開に追い風となることが期待されています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
平成24年から25年度の飲食業界の業界規模は、4兆9849億円となっています。
景気に左右されやすい飲食業界。平成23年以降は、景気回復とともに増加傾向にあります。
しかしながら、人口の減少などを背景に、国内の飲食業界は縮小傾向にあります。さらに国内消費の低迷、原材料価格や電気料金の上昇など、厳しい経営環境が続いており苦戦している企業も出てきています。
大手各社は、M＆Aや業態転換などダイナミックな戦略をとり、生き残りをかけて熾烈な競争を繰り広げています。また、消費者ニーズの多様化が加速しており、今後も飲食業界にとって厳しい状況が予想されます。

ここまでコールド・ストーン・クリーマリー・ジャパンについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対