ダイナムの企業研究

今回ご紹介するのは、パチンコやスロットで有名なダイナム。

この記事を読んでいる方の中には、ダイナムへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、ダイナムの経営理念や同じパチンコ業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるパチンコ会社の中で、なぜダイナムなのか？」という質問への対策を考えましょう。


ダイナムについて深く知るために、まずはダイナムの経営理念を確認しましょう。そこからダイナムが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

ダイナムの企業理念は、以下の通り。
『信頼と夢を育む百年の挑戦』
（ダイナム　企業理念ページより引用）

ここから分かるポイントは、「信頼」「夢の実現」「永続的な成長」の3点。
人々が信頼で結ばれ、安心して暮せる世界の創造を目指す。夢の実現に向けてエネルギーを結集する。永続的な成長のために、絶え間なく挑み続ける。こうしたことをダイナムでは重視していると考えられます。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

• 仲間と強い信頼関係を築くために、どんなことを心がけるか
• 目標実現のために皆で協力する際に、何を重視するか
• 将来を見据えて成長し続けるために、組織としてどんな目標を立てるか

次に、パチンコ業界におけるダイナムと競合会社と比較してみましょう。
ダイナムの競合といえば、ガイアが挙げられます。
ダイナムとガイアはどのように違うのでしょうか。

まずはダイナムとガイアの財務状況を見てみましょう。
ダイナムの2013年4月から2014年3月末までの営業収入（売上高）は161,152百万円であるのに対し、ガイアの2013年6月から2014年5月末までの営業収入は380,600百万円です。一方で営業利益は、ダイナムが30,208百万円のところ、ガイアは10,300百万円です。

つぎに事業内容を見てみましょう。
ダイナムは、パチンコを「安心して、気軽に楽しめる、真の大衆娯楽に改革する」ことを目指して挑み続け、現在は300店舗を超える規模へと成長しました。チェーンストア理論導入、木造ローコスト標準店、投資適格の格付け取得、労働組合結成など、新たな取り組みに挑戦し続けている企業です。

一方ガイアは、大都市圏の駅前という好立地に特化した出店をし、首都圏に約110店舗を展開しています。チェーン店では珍しい地域密着型の経営が特徴的で、営業店ごとにコンセプトを立案し、各地域のニーズに即したサービスを提供しています。都市型のノウハウ確立と地域密着型の経営を融合した事業展開を行っている企業です。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
日本はパチンコをはじめとする「ギャンブル依存症」の疑いがある人の割合が、世界と比べて極めて高いというデータがあり、近年話題となっています。パチンコは身近で気軽な大衆娯楽として多くの人々を楽しませる存在ですが、娯楽の域を超えて過度にのめり込んでしまうケースもあるのです。

この症状が発生する背景には、借金や失業などの経済問題、育児放棄や家庭内暴力などの虐待・暴力問題、依存や抑うつなどの精神医学的問題などが存在します。ストレスの多い現代社会において、日頃の疲れや煩わしさを忘れさせてくれる娯楽サービスは大きな役割を果たしていますが、人によってはそれが新たな問題を生み出すきっかけともなり得るのです。

現在は「ギャンブル依存症」問題解決のサポートを目的とした団体もあり、無料電話相談や回復支援サービスを行っています。パチンコが人々を苦しめる原因となったりせず、身近な娯楽として長く愛され続けるためにも、パチンコ業界側もこの問題に真剣に取り組まなければならないでしょう。

ここまでダイナムについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 選�