日立アプライアンスの企業研究
Hitachi Appliances, Inc.
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、日立アプライアンスへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(2015年6月6日現在)
商号 | 日立アプライアンス株式会社 (Hitachi Appliances, Inc.) |
---|---|
発足 | 2006年4月1日 |
代表者 | 二宮隆典 |
従業員数 | 約18,900名(2015年3月末現在) |
本社 | 東京都港区西新橋二丁目15番12号(日立愛宕別館) |
売上高 | 6,888億円(2015年3月期) |
一人当たり売上高 | 2900万円(2014年3月期) |
営業利益 | 322,185百万円(2015年第3四半期) |
初任給 | 学部卒/月給 209,000円 |
平均年収 | 494万円 |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
日立アプライアンスについて深く知るために、まずは日立アプライアンスの経営理念を確認しましょう。そこから日立アプライアンスが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
日立アプライアンスの企業理念は、以下の通り。
『優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する』
(日立アプライアンス環境報告書 2010より引用)
ここから分かるポイントは、自主技術・製品の開発を通じての社会に貢献するという点。
自主技術・製品の開発という部分からは、他社に負けないものを作るというチャレンジ精神が感じられます。また、日立アプライアンスでは、地球規模の環境負荷低減に力を入れており、省エネ性能を持った家電・空調製品の開発を積極的に行っています。そして社会に貢献するということには、人々の生活をより便利に、より豊かにする、信頼される製品づくりをするといったことが含まれています。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の三点です。
- 挑戦することが好きである
- 社会に貢献することができる
- 世界の環境問題に関心がある
次に、家電業界における日立アプライアンスと競合会社と比較してみましょう。
日立アプライアンスの競合といえば、東芝キヤリアが挙げられます。
日立アプライアンスと東芝キヤリアはどのように違うのでしょうか。
エアコン・クーラー業界の市場シェアデータ速報によると、エアコンの市場占有率は、東芝10.63%、日立6.67%となっています。
市場占有率は、東芝の方が多いものの日立アプライアンスの資本金は200億円、東芝キヤリアの資本金は115億1000万円ですから、会社の規模としては日立アプライアンスの方が大きいと言えます。
日立の売上高は6,888億円 (2015年3月期)、当期純利益は3555億7500万円。これに対し東芝の売上高6兆5,025億円(2015年3月第175期)、当期純利益は1809億3800万円となっています。つまり、東芝の売上高は多いものの当期純利益は少なく、日立の方が売上高は少ないものの当期純利益は多くなっています。日立の当期純利益は、前年度に比べると若干減ってはいるものの、数値は増加に移行しており、日立の今後の経営活動に期待できるといえるでしょう。
両社共地球環境、省エネといった問題に積極的に取り組んでいることから、今後更なる新たな商品開発への取り組み、また成熟市場にあっても更に差別化を生む商品への取り組みが必要だといえるでしょう。
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年、縮小する国内家電業界において、海外メーカーが続々参入してきている状況があります。国内家電においては、商品が汎用化し、差別化が難しくなってきていますが、このような中で「黒船家電」と呼ばれる海外家電メーカーの新たな価値創造と進出が見られています。
その一つの例が掃除機市場です。サイクロン技術をもつダイソンや、自動お掃除ロボット「ルンバ」で有名なアイロボット、音が静かな掃除機を開発したエレクトロラックスなどです。
どうしてエレクトロラックスの掃除機は、成熟市場でビジネスが展開できたかといえば、気がついていなかった点を改善できたからに他なりません。掃除機は構造上、音がうるさいということに消費者自身が「当たり前」と思っていて気がついていなかったのです。
課題を先取し解決する、顧客が気がつかないニーズを探り、自社の強みを生かして開発していくことが、差別化の源泉になっています。つまり成熟市場でも差別化を続けることができるといえます。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまで日立アプライアンスについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう
・日立アプライアンス株式会社,http://www.hitachi-ap.co.jp,2015年6月6日DL.
・縮小する国内家電業界で、海外メーカーが続々参入し躍進する理由 日本企業が失った「力」 | ビジネスジャーナル,http://biz-journal.jp/2015/05/post_9862.html,2015年6月6日DL.
・ES例文 日立アプライアンス | Fラン理系の就活対策,http://frankshukatsu.com/?p=3296,2015年6月6日DL.
・日立アプライアンスの面接/試験/選考のクチコミ【転職会議】http://jobtalk.jp/company/33163_examination.html,2015年6月6日DL.
・東芝ライテック(株)のトップページ|企業情報・商品紹介・住宅のあかり・施設屋外照明・設計・提案・カタログ,http://www.tlt.co.jp/tlt,2015年6月6日DL.
・価格.com - エアコン・クーラー業界の市場シェアデータ速報トレンドサーチ,http://kakaku.com/trendsearch/pvshare/kaden/ccd=2150,2015年6月6日DL.
・東芝キヤリア株式会社:企業情報(会社概要),http://www.toshiba-carrier.co.jp/company/index_j.htm,2015年6月8日DL.
・【CSR図書館.net】 CSR報告書,http://csr-toshokan.net/index.php?page=csr_view.pdf_viewer&csr_id=3049&global_menu=top&&PHPSESSID=nqjcrgpm,2015年6月8日DL.
・日立アプライアンス株式会社 | 転職・就活に役立つ情報 | キャリコネ,http://careerconnection.jp/review/137937-overview.html,2015年6月8日DL.
・縮小する国内家電業界で、海外メーカーが続々参入し躍進する理由 日本企業が失った「力」 | ビジネスジャーナル,http://biz-journal.jp/2015/05/post_9862.html,2015年6月6日DL.
・ES例文 日立アプライアンス | Fラン理系の就活対策,http://frankshukatsu.com/?p=3296,2015年6月6日DL.
・日立アプライアンスの面接/試験/選考のクチコミ【転職会議】http://jobtalk.jp/company/33163_examination.html,2015年6月6日DL.
・東芝ライテック(株)のトップページ|企業情報・商品紹介・住宅のあかり・施設屋外照明・設計・提案・カタログ,http://www.tlt.co.jp/tlt,2015年6月6日DL.
・価格.com - エアコン・クーラー業界の市場シェアデータ速報トレンドサーチ,http://kakaku.com/trendsearch/pvshare/kaden/ccd=2150,2015年6月6日DL.
・東芝キヤリア株式会社:企業情報(会社概要),http://www.toshiba-carrier.co.jp/company/index_j.htm,2015年6月8日DL.
・【CSR図書館.net】 CSR報告書,http://csr-toshokan.net/index.php?page=csr_view.pdf_viewer&csr_id=3049&global_menu=top&&PHPSESSID=nqjcrgpm,2015年6月8日DL.
・日立アプライアンス株式会社 | 転職・就活に役立つ情報 | キャリコネ,http://careerconnection.jp/review/137937-overview.html,2015年6月8日DL.
※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
Copyright © 2025 en-japan inc. All Rights Reserved.