バッファーとは?ビジネスにおけるバッファーの意味と使い方をご紹介

バッファーとは?ビジネスにおけるバッファーの意味と使い方をご紹介

レジュメ、コミット、バッファーなど聞いたことはあるけど実は意味がわからない、という言葉はありませんか?とくに大学生の皆さんは日々新しい言葉との出会いがあるかと思います。

今回はそんな言葉のひとつ「バッファー」の意味と使い方をご紹介します。

バッファーの意味とは?

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バッファー(=バッファ/Baffer)を直訳すると緩衝装置・緩衝液、つまり衝撃をやわらげるための装置や素材、液体のことです。バッファーとはもともとIT分野の用語で、一時的にデータを記憶しておくことができる記憶装置(メモリー)をさします。そこから転じてビジネス用語として用いられるようになりました。

ビジネス用語としての意味は基本的には余裕を見込んでおくことをさし、「ゆとりを持つこと」「余力をとること」「緩衝できるようにすること」を言います。

「これだけでは何をいってるのかよくわからない!」とお思いの方も多いと思いますので、より詳しくバッファーについて解説していきます。

 

IT用語としてのバッファー

先述したとおり、一時的にデータを記憶しておくことができる記憶装置(メモリー)のことです。ではなんでそんな記憶装置が必要なのでしょうか?

たとえば大量のデータを一度にプリンターに送って印刷しようと思ったら…

一度に大量のデータをパソコンからプリンタに送信すると、プリンタ側の処理が遅いため、送られたデータの読み込みがうまくいかず、一部データを損失した状態で印刷されてしまいます。

ここでバッファーの登場です。バッファーを持つプリンターであれば、一度に大量のデータが送られてきても一時的にデータを記憶しておくことができる記憶装置にデータを保存することで、送ったデータを損失することがありません。そして順番にバッファーからデータを読み込み、すべてのデータを印刷することができます。

ビジネス用語としてのバッファー

上記のプリンタの例をビジネスに置き換えて考えてみましょう。

あなたに一度に100個の仕事が与えられとします。その時自分に1つ分の仕事をする「時間的余裕」「体力・精神的な余力」しかないとしたら、99個の仕事は出来ずに損失となってしまいます。

ですが、もしあなたが常に余裕をもって仕事をしていたならば、100個分の仕事をこなす「時間的余裕」「体力・精神的な余力」をもっていて、100個の仕事を完遂することが出来ます。この余裕のことをビジネスの世界ではバッファーと呼ぶのです。

どうでしょうか、なぜIT用語がビジネスシーンで使われているのかここまででイメージがついたのではないでしょうか。

バッファーが必要な理由とは?

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使い方の紹介前にそもそもなぜバッファーが必要なのか、どうしてビジネスシーンでこの言葉が用いられるようになったのかをもう少しだけ解説したいと思います。その言葉が持つ背景や必要性を深く理解することで新しいことばを自分の言葉として使いこなすことができるようになります。

確実に役割をこなせるようにするため

バッファーとはそもそもはIT分野で使われていた言葉という説明をしました。ITにおけるバッファー(Buffer)の役割は、予備の記憶媒体を用意しておくことで想定外な大容量データの処理などのトラブルが発生してもそれに対応し、しっかりと役割をこなせるようにすることです。

ビジネスにおいても考え方は同様

たとえば一週間後までに商品をお客様へ納品しなければならない仕事を与えられたとします。あなたは計画を立て、必要最低限の予算と人員で対応することとし、期限である一週間後ちょうどにお客様のもとへ商品が届くように設定しました。

しかし、途中で発注ミスや、お客様からの注文変更があり、予算も人員も時間も足りなくなり、お客様の注文に応えることが出来ませんでした。

仕事は失敗です。これではあなたはビジネスパーソンとしての役割(ここでは納期通りに商品を納品すること)を果たせていないことになります。

ビジネスにトラブルはつきもの

ビジネスにおいては、あらかじめ余裕をもった計画をたて、仕事を完遂することが求められます。ここではじめてバッファーの必要性が見えてくるのです。

例:バッファーのない計画

例:バッファーのある計画

ビジネスにおけるバッファーの使い方をご紹介

バッファーは以下のような言葉と合わせて使われることが多いです。

バッファーをとる
バッファーをもつ
バッファーを持たせる
バッファーを確保する


上記を踏まえ、実際にどのように使われるのか例をみてみましょう。

「なにがあっても対応できるようにスケジュールはバッファーをとってたてよう」

バッファー=スケジュールの余裕をさしています。スケジュールを立てるとき、時間的余裕を見積もるときに「バッファーとる」はよく使われます。

「お客さんが殺到しそうなので、従業員のバッファーをもってシフトを組もう」

こちらは、バッファー=人的資源のことをさしています。

「大量注文がくる可能性があるから、バッファーをもたせて多めに在庫を用意しよう」

この例ではバッファー=在庫(資源)という意味で利用しています。

「事業計画の予算はバッファ見込んで多めに確保しよう」

バッファー=予算(お金)として利用している例です。

人やお金、在庫などの形あるものから、時間のような形のないものまで「バッファーをとる」という言葉を使う場面は非常に幅が広いということがわかりますね。

まとめ

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この記事の冒頭にバッファーを直訳するとは緩衝装置であると書きました。それを踏まえてもう一度使い方を見てみてください。

「有事の際に調整ができるようにする」「融通が利くようにあらかじめ余力を持たせておく」という使い方をしているのがわかります。

これはまさに緩衝という言葉そのものです。なにかあったときにその衝撃をやわらげるために余裕を持つこと、それこそがバッファーの意味するところです。

この記事を読んでくださる皆さまは勉強やバイト、サークル活動に就職活動などで忙しい日々を送っているかと思います。そんな日常の中でもバッファーをもって生活し、ぜひ充実したキャンパスライフをお過ごしください!
 

 

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