現代のグレイテストショーマンになる|早稲田大学 遠藤伶

現代のグレイテストショーマンになる|早稲田大学 遠藤伶

【遠藤伶(えんどうれい)】
早稲田大学社会科学部3年。早稲田大学雑種音楽サークル、チャモロフルーメント創立者兼代表。多種多様な音がなるものを組み合わせて、無限大な音楽を作り出す。金管楽器からアフリカの打楽器、拍手、そうめんをすする音まで幅広い楽器の演奏で早稲田の音楽サークル界隈に足を踏み入れた遠藤さん。「現代のグレイテストショーマンになる」と笑いながらも、熱く真剣に語る彼のirootsに迫ります。

チャモロフルーメントのきっかけ

──遠藤さん、本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。

──遠藤さんが今行なっている活動について教えてください!
チャモロフルーメントという、早稲田、また世界初の雑種音楽団体を立ち上げました。私は主にリコーダー奏者をしています。

──きっかけは何ですか?
人の個性が最大限に生き、掛け合わされるステージを創ること、現代におけるグレイテストショーマンのような存在になることに人生を賭けたいからです。現在、早稲田大学に通っているのですが、在学しながらやれる活動を考えていました。そこで思いついたのが、音楽です。音楽とは個性のある楽器が集まり音を奏で、1つのステージを完成させ、新しく一つの作品を生み出しますよね。そのようなステージを自分も作りたいと思ったのがきっかけです。
例えば、フルートやバイオリンの音色だったり、ボディパーカッションや卓球の音はほとんどの人が聞いたことのある音だと思います。でも、それらの「知っているもの」を組み合わせたらそこから新たに「知らないもの」が出来上がります。やはり新しいものに人は惹かれ、心を動かされると思っているので、個性と個性を掛け合わせた未知なる音楽、ステージで人に感動を届けることが今のやりたいことだからです。

元々の夢は

──なぜそう思うようになったんですか?
高校時代に所属していた野球部での経験が大きいです。貧血などの体調不良を理由に、野球ができなくて高1の夏から高2の秋にかけてマネージャーをしていました。練習もできないし、たくさん休むし、自分の立場が、居場所や発言権がどんどんなくなっていきました。部活だからと言って特に仲が良かったわけでもなかったので、精神的にも地獄のような日々でした。それでも、野球を辞めてしまったら自分から存在価値がなくなると思っていたから、なんとかして続けていたんです。その頃私が思うようになったのが、もし自分に発言権がある立場になったら自分のような個性や長所を発揮できていない人間が存在しないような環境や世界を作りたい、ということです。
 

──それが遠藤さんの"iroots"であり、それによっていわゆるグレイテストショーマンを目指すきっかけになったんですね。
そうですね。しかし、最初は発言権を獲得したいという思いから、アナウンサーを目指していたんです。その頃は今ほど音楽については考えていませんでした。

──アナウンサーになろうとしてたんですね。
はい。そうです!やりたいことは変わっていないのですが、目的を達成するための手段としてアナウンサーを選んでいました。なぜなら発信力や信頼がなければ、人々は付いてきません。また、多くの人に思いを伝えられる最も発信力の強い媒体はやはりテレビだと思ったからです。そして私の発信力が強くなれば、個性や長所を発揮できていない人のコミュニティを作れる、といった考えでした。

早稲田に入学した理由

──遠藤さん1年間の浪人を経て早稲田に入学されてますが、これも何か関係があるのでしょうか?
そうですね!やっぱり色々な人の色々な価値観に触れていくためには、早稲田のような様々な価値観が共存する大学がいいと思いました。大学のブランド的にも、学内の放送研究会が多くのアナウンサーを輩出している、という点でも後々有利になると思ったんですよね。それに自分のような人がアナウンサーになりたいと言っても、この顔と、低身長と、地方訛りじゃ無理だと思ってました(笑)。

──謙遜されてますね(笑)。それでも諦めなかったんですよね?
はい。この三重苦を乗り越えていくために、人間として面白くならないといけない。そのためには色々な経験を積まないといけない。なので放送研究会や、競技ダンスサークル、お笑いサークルなどの様々なサークルに所属していました。

──音楽以外にも様々なことに挑戦されてますね。
はい。その中で自分が「これだな!」と感じたのが、2018年早稲田祭でのチャモロフルーメントのステージと鳥取県を盛り上げるイベントです。多様な楽器の音色が重なり合うのを実感した時や、芸人さんやアイドルの方々のトークイベントを開催したり、お菓子メーカーやプロの写真家の方など様々な方の協力を得て様々な個性が輝く光景を見た時に、「ああ、自分が一番トキメクのはステージを作ることなんだ」と思いました。去年やってみて初めて気づいたことです。

──なるほど。アナウンサーになりたいと思って活動していく中で、新しくやりたいことを見つけたんですね。
いえ、やりたいことは変わっていませんね。結局一番の根底にあるのは、その人にしかない個性や長所を発揮できていない人も巻き込んだ上で全ての個性が輝き合う環境を作ること、それにより人々に幸せを提供することです。アナウンサーになることも、チャモロフルーメントでの活動もそのための手段だと思っています。

これからの展望

──これからはどのようにステージを作り上げていくのですか?
今の自分には人に何か影響を与える能力はないです。なので、たくさんの人に会うこと、実際に多くのステージを見て感じることを通して様々な価値観を自分に内在させたいと考えています。また、上に立つ者である以上、何をしている人間か言える存在にならなければいけないと思うので、「リコーダーの人」として多くのステージに立ち、実際に自分の発信する音楽の力を通して多くの人を巻き込める存在になっていきたいと思います。

──リコーダーの人、とはどういうことですか?
社会の中でも「ああ、あの人はリコーダーでステージに立っている人だ」と認識してもらえる人です!今はまだチャモロフルーメントの中では、なのでそれを理想としています
──今年の目標をズバリ教えてください!
個人としての目標とサークルの目標の2つがあります。まず個人としては、「リコーダーの人」になることです。先ほども言いましたが、まず自分が提示できる価値がなければ人は動かないと思うので。サークルとしては、チャモロフルーメントを早稲田の音楽サークルを代表する団体に成長させることです。楽器の個性が輝き、聞いた人の心を動かす演奏ができる団体になれば、人々に笑顔を届けられる次元が上がることにつながると思っているからです。

──頑張ってください!大学卒業後はどうするんですか?
イベント会社でプロデューサーをやろうかと思っています。何かをプロデュースする力が極まれば、多くの人を巻き込めると思うからです。

──アナウンサーを目指していたのに、面白いですね。
根本的にやりたいことは変わっていませんが、手段が大きく変わりましたね。ただ頑張るのではなくて、自分のブランディングに気をつけて、より発信力が身につく未来を選び続けたいと思います。

──最後に、みなさんに伝えたいことはありますか?
この記事を見てくれている皆さんをチャモロフルーメントに勧誘したいです。自分の個性を発揮できてない方、たくさんいると思います。ぜひ、チャモロフルーメントに参加してください!お待ちしてます!!

──遠藤さん、本日はありがとうございました!

編集後記

そもそも夢を持ってる人が少ないく、夢を堂々と語れる人が少ないこの世の中。そんな世界に堂々と熱く真剣に夢を語れるのが遠藤さんです。さらに彼は人の個性を発揮させたいと語ります。これからの世界を引っ張っていくのは彼のような人で間違いないのではないでしょうか。新元号の令和に改元されましたが、彼の名前は伶。新たな日本のリーダーの一人になることを期待したいです。

チャモロフルーメント Twitter

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