「ファーストペンギン」って何?意味や語源をご紹介します!

「ファーストペンギン」って何?意味や語源をご紹介します!

最近よく聞くようになった「ファーストペンギン」という言葉。
由来としては、読んで字のごとくペンギンのある習性が元になっています。
ビジネスシーンでも重要な位置を占める言葉です。
「ファーストペンギン」とは何なのか、ここで知っておきましょう。

「ファーストペンギン」の意味とその由来

「ファーストペンギン」の由来

「ファーストペンギン」とは、もともとペンギンの習性からきた言葉です。

ペンギンたちは新しい狩場に移動した際、ほとんどがじっとして動こうとしません。
これには理由があり、海中にペンギンの天敵となるシャチなどがいる可能性があるからです。また、そもそもエサとなる魚がそこにいるかどうかわからないからです。

獲物がいないなら、ペンギンたちにとってはリスクしかありません。
仮に獲物がいても、同時に天敵もいるようであれば狩りをするわけにはいきません。

そんな中で、果敢にも一番初めに飛び込んでいくペンギンが必ずいます。
このペンギンのことを「ファーストペンギン」と言います。

ビジネスでの「ファーストペンギン」の意味は?

Photo byrawpixel

ペンギンとしての「ファーストペンギン」の意味がそのままビジネスでも使われます。
「新しい業界や投資先にチャレンジをして、先行者利益を獲得すること」がビジネスでのファーストペンギンの意味です。
「獲得しようとする人」のことをファーストペンギンと呼ぶことも多いですね。

新しい業界というのは、どんなリスクやリターンがあるのかほとんど予測がつかず、手が出にくいです。
一般的には、ハイリスク・ハイリターンな挑戦というものです。

利益はともかく、リスクというものは誰にとっても怖いものです。
たとえ、ある程度のリターンが見込めても、ハイリスクであれば事業としては成り立ちにくいです。
その意味で「ファーストペンギン」は場合によっては”博打打ち”なんて言われます。

しかし、ただの無謀と勇敢は違うのでそこは分ける必要がありますね。
博打打ちは無謀、ファーストペンギンは勇敢だと言えます。

「ファーストペンギン」に次ぐ存在!?「セカンドペンギン」の意味とは

セカンドペンギンって何?

”ファースト”とついているだけあって、もちろんセカンドペンギンも存在します。
ファーストペンギンが果敢に進んでいく勇者だとしたら、セカンドペンギンは頭の良い賢者のような存在といえるでしょう。
セカンドペンギンはファーストペンギンが飛び込んで、最低限リスクが小さいことを確認して進むのです。

リスクを減らして生き残るためにそうしているのです。
だからこそ、”セカンド”である必要があります。
40番目に飛び込んでももうエサは残ってないでしょうから、リスクが少なく、かつ利益も最大限得られる”セカンドペンギン”になる必要があるんですね。

どちらになるべき?ファーストペンギン・セカンドペンギンの具体例

ファーストペンギンとセカンドペンギン。
どちらになるのがいいのでしょうか?
結論から言うと、どちらでもうまくいく場合もあるし、失敗する場合もあります。
ここからは、実際にどんな企業がファーストペンギンで、セカンドペンギンなのか具体的に見ていこうと思います。
 

ファーストペンギンの具体例

楽天の社長である三木谷浩史氏は、自分のことをファーストペンギンといっています。

IT関連の会社、さらに言えばネットショッピングのプラットホームとして、日本に限ればAmazonに対抗する唯一の企業となっている楽天。
日本においては、IT業界のファーストペンギンといえるのではないでしょうか。
楽天がなければ、おそらく日本のIT業界、とりわけEC産業はAmazonに支配されていたでしょう。

このように、未開拓の市場に一番最初に入り、売り上げを確立しようとする企業をファーストペンギンといいます。

セカンドペンギン

代表的なセカンドペンギンといえば、いまや世界的有名企業となったGoogleがあげられるでしょう。
Googleは世界で最も使用されている検索エンジンですが、一番最初の検索エンジンではありません。検索エンジンの市場が確立されてから参入してきたセカンドペンギンになります。

このように、ファーストペンギンでなくても、世界的なシェアを握ってしまうことも少なくありません。

まとめ

ビジネスにおけるファーストペンギンは、果敢に新しい業界に参入していき、先行者利益を獲得しようとする勢いのある企業や人のことでした。
対比的に、セカンドペンギンはファーストペンギンの切り開いた業界をさらに拡大・一般化していく企業や人のことです。

ファーストペンギンには常に高いリスクが付きまといますし、セカンドペンギンはファーストペンギンを追う形になるので、なかなかその壁を越えることは難しいかもしれません。

ベンチャー企業として、起業をするならどちらを取るべきか、慎重に考える必要がありますね。
これから社会人になる学生も、ファーストペンギン・セカンドペンギンについてしっかりと理解しておきましょう。

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