大学で選択する第二外国語は何がおすすめ?徹底比較してみました。

大学で選択する第二外国語は何がおすすめ?徹底比較してみました。

多くの大学で設けられている授業項目、第二外国語。
中国語や韓国語、ドイツ語などが第二外国語の主な選択肢となっていますが、一体どれが自分におすすめなのか迷いますよね。
今回は、6つの第二外国語の特徴やメリットを比較しつつ、どういった言語なのかご紹介します。

第二外国語とは

言語について細かく紹介する前に、まずは第二外国語そのものについて説明します。
高校には無い、大学ならではの選択授業のため、初めて聞く方もいるのではないでしょうか。
 

英語とは別の言語を選択して学ぶ授業

第二外国語とは英語とは別の言語を選択して学ぶ授業のことを指します。

主な言語としては中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語など。
どの言語もそれぞれの特徴を持っており、選択する前にどういうものなのか知っておくと選択しやすいですよ。
もちろん学ぶ際には、自分に合った第二外国語を選択するのがおすすめです。

大学によっては第二外国語がないところも

多くの大学では第二外国語を設けていますが、一部大学では授業そのものがないケースも。

第二外国語を選択する前に、そもそも自分の大学には第二外国語があるのかどうかを調べておきましょう。
第二外国語の代わりに英語を徹底的に教える大学もありますよ。

1.韓国語

まず最初に紹介する第二外国語は韓国語。

漢字にもひらがなにも似ても似つかないハングルを使う韓国語は一見すると非常に難しいイメージがあるかもしれません。
しかし、お隣の国であるということもあって、選択する方は多いですよ。
特に韓流好きな大学生にはおすすめです。

韓国語の特徴とは

韓国語の特徴は二つあります。

まず一つ目は、ハングルという文字を使うこと。
非常に合理的な言語とも呼ばれるほど、非常にシステマチックな仕組みとなっています。
日本語の文字とは似ていないため、最初は苦労するかもしれませんが、マスターすることで韓国語の勉強が大きく前進することでしょう。

二つ目は日本語と文法が非常に似ていること。
英語の場合は、語順が異なりますが、韓国語の場合は日本語と同じ語順を使います。
もちろん、あくまで似ているだけであって、異なるケースもありますよ。
 

第二外国語で韓国語を選ぶメリット

韓国語を学ぶメリットとしては、ヨーロッパの言語よりも格安かつ早くマスターすることができることです。

日本から韓国は2~3時間ほどで訪れることができるため、サクッと韓国へ留学することが可能。
ヨーロッパの場合は、留学するための移動費や生活費が非常に高いケースがあります。
また、日本には韓国人留学生が多く住んでいるため、様々な人とコミュニケーションの練習ができることでしょう。
もちろん、K-POPや韓流ドラマなどが好きな方にとっては、最新の韓国エンタメ情報をゲットできますね。
 

2.中国語

古来からアジア全土に影響を及ぼしてきた中国。

中国では様々な方言や文化がありますが、ほとんどの人々にとって、主な言語は中国語。
また、中国語には繁体字と簡体字という有名な種類がありますが、
香港・台湾では繁体字、中国本土では簡体字を主に使います。

中国語の特徴とは

中国語の特徴としては日本と同じ漢字を用いる文化があること。
しかし、上記のように地域によって漢字の種類も異なっており、簡単に学べるという言語ではありません。

また、中国語最大の特徴であるのが4声と呼ばれる発音。
例えば「マー」という発音を例にしてみましょう。
日本語なら語尾が上がろうが下がろうが変わらないですが、中国語の場合はその上げ下げで「馬」という意味になったり、「母」という意味になったりするのです。
 

第二外国語で中国語を選ぶメリット

現在、中国はビジネスやIT分野で急成長を遂げています。
第二外国語で中国語を学ぶことで、ビジネスに活かすことができることでしょう。
また、少しでも中国語を知っておくことで、中国で繰り広げられる最新のITを学びやすくなりますよ。
今後中国で働いてみたい大学生にはおすすめです。

また、中国語の4音を学ぶことでベトナム語を習得しやすくなりますよ。
文字自体は漢字とは異なりますが、発音が中国語の4音に似た仕組みのため、コツを掴んでいるおかげでスムーズに覚えることが可能です。
中国語の発音を習得した際には、ベトナム語も学んでみることをおすすめします。

3.ドイツ語

ここからは主な第二外国語の選択肢におけるヨーロッパ言語をご紹介します。
まず最初はドイツ語。

基本的にローマ字読みでも通じるため、発音は日本人でもしやすいと言われます。
ただし、ヨーロッパ言語特有の男性名詞・女性名詞と呼ばれる独自のシステムが存在。
言語を習得するためにも、まずはこの男性名詞・女性名詞というシステムを理解しておくことがおすすめです。

<男性名詞・女性名詞とは>

ドイツ語を詳しく紹介する前に、まずは男性名詞・女性名詞を紹介しておきましょう。

正式には「名詞の性」とも呼ばれる、このシステム。
ヨーロッパ言語全体の特徴に当てはまるものであり、名詞の前に必ず性を表す言葉がセットで付いてきます。
簡単に例文を紹介すると以下の通り

・ドイツ語で月は「Mond」であるが、月は男性名詞に分類されるため、それを表す「der」がセットになって「der mond」となる。

男性名詞か女性名詞(一部言語には中性名詞など増えるケースも)の見分け方はいきなりは大変難しいです。
第二外国語の授業においては、最初の授業でそこまで高度なレベルを求めることはありません。
辞書には分かりやすく単語ごとに性別が表示されているため、まずは辞書を引きながら理解していきましょう。

ドイツ語の特徴とは

ヨーロッパ言語には名詞の性があると説明しましたが、ドイツ語の場合は男性名詞・女性名詞とは別に中性名詞と呼ばれるものが存在。
文法もこの影響があるため、少し他のヨーロッパ言語と比べて難しいといわれます。
一方で、発音がしやすく、文のどこになっても名詞は大文字から始まるといった分かりやすい点もありますよ。

また、ドイツ語は文字をいくつも合体させて意味を作り上げることがあります。
有名なものとしては、

・雨の意味であるregenと弓を表すbogenを合体させてRegenbogen(虹)
・マッチの意味であるstreicholzと箱の意味であるschachtelを合体させてStreichholzschachtel(マッチ箱)

単語そのものが長いというのもありますが、それでも英語の「rainbow」「matchbox」と比べて非常に文字数が多いです。
今回は2つしかつなげていませんが、さらにつなげて1つの単語にしたケースもありますよ。

第二外国語でドイツ語を選ぶメリット

第二外国語でドイツ語を選ぶメリットとしては、2つあります。

第一に文法の根本的なところは英語と同じであり、他のヨーロッパ言語も同じ。
ドイツ語をマスターすることで他の外国語も学びやすくなりますよ。

第二に、日本と比べてドイツは個人主義が根強く浸透している国。
日本のあまりにも強力な集団主義とは正反対の国もいえるでしょう。
日本から離れて、自分らしくのびのびと仕事や生活を行いたい方は、ドイツ語を覚えて一人ひとりが尊重されるドイツへ移住してみるのもいいですよ。

4.フランス語

世界各国様々な言語がある中でもフランス語は美しい表現を用いることで有名。

ドイツ語の発音よりもフランス語の発音は柔らかいもの。
発音の中には日本語には無い音もありますが、この発言さえクリアできれば、フランス語を話すための大きな一歩につながりますよ。

フランス語の特徴

フランス語にはリエゾン・アンシェヌマン・エリジオンと呼ばれる三つの発音上におけるルールがあります。
簡単に解説すると以下の通りです。

・リエゾン
フランス語には単語の中に発音しない文字が含まれています。しかし、母音の前に発音しない文字が登場した際には発音する。

・アンシェヌマン
最初の文字の最後が母音であり、なおかつ次の文字の最初も母音だった場合、つなげて発音する

・エリジオン
特定の単語の次の単語の最初が母音の場合、一部文字を省略する

フランス語の発音が世界でもトップクラスに美しいといわれる所以がこれら三つの特徴とも言えるでしょう。

第二外国語でフランス語を選ぶメリット

フランス語はフランス以外にマダガスカルやコンゴといったアフリカの国々で公用語となっています。

そのため、アフリカでボランティアをしたりしてみたいという大学生におすすめの言語ですよ。
また、フランスといえばファッションの聖地。
毎年様々なファッションが生まれるフランスの最新情報を手に入れたり、最前線で活躍してみたいというファッション好きな大学生にはピッタリではないでしょうか。

5.スペイン語

南欧を代表する国、スペイン。

国名の通り、スペインの公用語はスペイン語です。
しかし、その中でもカタルーニャ語やバスク語など、地域によって少し使う言語が異なることも。
 

スペイン語の特徴とは

スペイン語の特徴としては、日本語と同じく語順が自由なことが挙げられます。

日本語の場合は「私は海外に行く」でも「海外に行く私は」でも「海外に私は行く」というように語順が変わっても意味は同じ。
スペイン語も同じで、主語が語順のどこに行っても基本的に同じ意味だと通じます。
しかし、ドイツ語や英語などの場合は語順第一のため、語順が変わると同じ意味に通じなくなります。

また、スペイン語には「¿」「¡」という変わった記号を文の最初と最後に置く文法があります。
日本では使われない記号ですが、この記号のおかげで文が疑問文なのか感嘆文なのかの判断ができますよ。

第二外国語でスペイン語を選ぶメリット

スペイン語はスペインだけではなく、多くの中南米諸国で公用語となっています。

そのため、スペイン語をマスターしておくことでスペイン旅行はもちろん、中南米旅行でも楽しめるようになりますよ。
また、アメリカ南部でもスペイン語を話す人々が多いため、アメリカ旅行する際にもおすすめ。
旅行好きな大学生にとっては、ここまで多くの国の人々と話せるようになれる言語は非常に魅力的ではないでしょうか。

6.ロシア語

最後はロシア語についてご紹介。

北の大国であるロシアは、ロシア語が公用語。
キリル文字という独自の文字を使いますが、一度覚えることでロシアだけではなく、東洋や中央アジアの世界も広がりますよ。
また、イントネーションが独特のため、フランス語同様に発音が美しい言語でもあります。
 

ロシア語の特徴とは

ロシア語の特徴はなんといってもキリル文字でしょう。
( ゚Д゚)の「Д」のように日本の顔文字で使われることがあり、意外と馴染みのある文字なのではないでしょうか。
覚えるのが非常に大変と思えるかもしれませんが、ドイツ語のようにローマ字読みでも通じるほど発音が単純なシステムです。

また、ロシア語も少しですが語順が自由です。
ただし、イントネーションによって意味が異なることもありますのでご注意を。

第二外国語でロシア語を選ぶメリット

東欧や中央アジアに関心がある大学生にはロシア語はおすすめです。
理由は、東欧や中央アジアではロシア語が話されているからです。
また、公用語が違う場合でもキリル文字を使っていることがあるため、キリル文字さえマスターすれば他の言語習得の手助けになりますよ。

もう一つのメリットとしては、先進国であるにも関わらず日本ではそこまでロシア語習得者が少ないこと。
捉え方を変えれば、ロシアと日本間におけるビジネスやイベントがまだまだブルーオーシャンである可能性があります。
何か新しいことを行いたい方や冒険心にあふれる方は、ロシア語を覚えて日本では知られていない未知の世界へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ロシア語は、そんなチャレンジ精神あふれる大学生におすすめの言語です。

まとめ

主な第二外国語を5つ紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自分が学んでみたいと思える第二外国語を見つけられましたか。

もちろん、今回紹介できなかった魅力やメリットはどの単語にも多く存在しています。
なんとなくで第二外国語を選択して後悔しないためにも、自分が学びたいと思う第二外国語をしっかりと調べて選びましょう。
もし、第二外国語が必須でなくても、履修しておくのがおすすめです。
どの言語も学ぶことで自分の世界が大きく広がること間違いなしですよ。

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