就活しない選択肢はあり?新卒就職をしない選択について考察します

就活しない選択肢はあり?新卒就職をしない選択について考察します

毎年春の恒例とも言える就活。多くの大学生たちが内定のために必死に頑張っています。
その上でもし、就活しないという選択肢を取ったらどうなってしまうのかについて考察しました。
就活をすることが当たり前になっている中、「就活しない」選択肢も見つめなおしてみましょう。

日本特有の新卒採用制度

定年退職や終身雇用など、日本は独自のビジネススタイルをこれまで築いてきました。
新卒の就職活動もその中の一つです。

3月ごろからスーツを着て、合同説明会や就職セミナーに参加。
そして、気になる会社に志望理由を書いた履歴書を持って選考に臨む。

いい会社に就職するために大学生になったという人もいるほど、新卒採用は今後の人生を左右する重要なイベントとされてきました。

新卒採用ルールの廃止

そんな中、経団連による新卒採用ルールの廃止の報道が出されました。
多くの学生や企業にとって、この発表は大変衝撃を与えたものではないでしょうか。

しかし、この発表によって日本の新卒採用制度の問題性が改めて問われ始めました。
そのような中で生まれる選択肢として一番大きいのが「就活をしない」という選択です。

新卒採用をしてくれる優しい日本

新卒採用は日本独自であり、海外ではあまりありません。
むしろ、就活しないで数年のんびりと自分のやりたいことをやって就職するという人も結構います。

一方で、海外の企業はスキル重視なので、スキルがない学生にとっては就職は非常に大変なもの。
日本の企業は「企業が1からスキルを教える」という考えがあるため、新卒採用において、スキルがなくてもやる気と元気としっかりした就職理由があれば内定をもらうことは可能です。
このように、日本の就職活動は海外とは少し異なるように見えます。
 

就活しないという選択肢はありなのか

先に結論を言うならば、就活しないという選択肢はありです
就活をしなくとも日本においては生活することが可能です。

もちろん、世間的には就活しないことをマイナスと捉える考えも一定数あります。
また、新卒の場合は、募集人数が多く内定を取りやすいのも事実です。

しかし、あくまで「大学生後半になってきたら就活をする」という流れがあるだけで、絶対にしなければならないという決まりはありません。

就活しなくても生活は可能

今の日本においては就活しなくても、生活は可能です。

理由は就活せずともお金が稼げる仕事はたくさんあるからです。
ただし、その多くが学歴を問わない仕事のため、大学で学んだ経験を生かすことが難しいです。
また、給料においても就活して入社した方が多くもらえる場合が多いです。

就活しないための条件

就活しないという選択肢はありますが、何も考えずに選択した場合は後悔することでしょう。
確かに生活はできますが、場合によっては非常に厳しい生活が待っているかもしれません。

どうやって生活していくのかといった現実的な計画と、どういった人生を歩んでいきたいか、という理想的な計画の二つを持ったうえで、就活をしないという選択肢は考えるべきでしょう。

就活をしないなら何をする?

就活をしないなら、どのような生活をすればいいのでしょうか。
代表的なものを4つ並べてみましたので、紹介していきます。
 

就活しない主な計画

  • 起業家やフリーランスとして生計を立てる
  • 世界一周をする
  • 家業を継ぐ
  • 大学院に行く

1.起業家・フリーランスになるため就活しない

まず最初に紹介するのは、起業家・フリーランスになるために就活をしないという選択肢。

近年では学生による起業も珍しいものではなくなってきました。
また、新しい働き方の一つとしてフリーランスも注目されています。
これらはどういったものなのか、見ていきましょう。

起業

起業と聞くと、非常に大変そうなイメージがありますが、学生起業家や将来起業を目指す学生は数多く存在します。
FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは学生時代にFacebookを立ち上げ、起業しています。
もちろん、気軽にできるものはありませんが、自分で会社を立ち上げて世界を変えていく強い意志があるならば、就活しないという選択もありでしょう。

フリーランス

フリーランスという働き方は最近多く増えてきていますが、なかなか卒業してすぐにフリーランスをする方はあまり多くはありません。
一般的なケースとしては。新卒で企業に入社し、数年働いてからフリーランスへという流れがほとんどです。
理由としては、予め企業に入社をしておくことで、その企業と強固な繋がりを持つことができ、独立したとしても、その企業から仕事をもらえる可能性があるためです。

しかし、この流れが絶対なのかと言われると、そうではありません。
在学中にライティングやプログラミングのような専門的なスキルをしっかりと習得し、強みとしてさらに活かしてみたいという方は、卒業してフリーランスになる手段も現実的になってくるでしょう。

2.世界一周するため就活しない

2つ目の選択としては世界一周に行くため就活しないという判断です。

様々な世界を知りたい好奇心旺盛な大学生にはおすすめの世界一周。
計画次第ではスポンサーを探して旅行費をいただくことも可能です。

世界一周に価値はあるのか

地球の反対側の絶景や国の状況などは、インターネットの普及によって現代ではすぐに知ることができます。
そんな現代で世界一周に果たして価値があるのか疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

しかし、「百閒は一見に如かず」という言葉があるように、どれだけインターネットで知ったとしても、実際の経験には敵いません。
多くの文化や歴史を実際に経験することで、しっかりとその国について学ぶことができるのです。
また、体力や元気がある若いうちだからこそ、大変な旅である世界一周をしたいという大学生もいますよ。

「ただ」の世界一周はつまらない

世界一周をすることで経験が人一倍増えることは確かです。
しかし、ただ世界各国を回るだけの世界一周は世間的にはあまり魅力的なものではなくなってきています。
理由は、世界一周をする人々があまりにも多いからです。
また、世界一周はあくまで旅であり、ビジネスのスキルアップとは無関係なもの。
極端な話ですが、「普通の旅行と何が違うの?」と捉える方もいます。

だからこそ、世界一周をする前にどのような旅にしたいのか考えることがおすすめです。
船を使わない世界一周や世界のB級グルメを食べ歩く世界一周など、変わった計画を立てることで、注目を浴びるでしょう。
変わった旅をしていたら仕事のオファーがあったというケースも多々あるため、アイデア力に自信がある方でも就活しないという選択肢は生まれることでしょう。

青年海外協力隊に参加するという方法も

ボランティア活動をしたい方には、世界一周ではなく青年海外協力隊といった海外ボランティアに参加してみるのがおすすめです。

協力隊に合格することで、発展途上国でのボランティアが行えるようになります。
ボランティアといっても月にお金が支払われるため、就活せずに青年海外協力隊に参加するという方法も選べます。
世界一周するよりも、発展途上国の現状を知ることができるのが青年海外協力隊の良さの1つでしょう。

3.家業を継ぐため就活しない

一部の大学生のみになりますが、家業を継ぐため就活しないという選択肢もあります。

実家が自営業を行っているならば、家業を継いで事業を行うのも可能でしょう。
ビジネスの仕組みや経営に関する知識も習得することができますよ。

家業を継ぐために大学で勉強するケースも

そもそも、家業を継ぐために大学に入学したという大学生もいます。
現在は俳優として活躍する佐々木蔵之介も、家業(酒造会社)を継ぐために大学で勉強をしていました。
そういった方にとっては、就活はむしろ、縁のない選択肢かもしれません。

家業を継いで、理想の会社へ

家業を継ぐ際のメリットとしては、自分のアイデアや判断が一般的な会社よりも採用されやすいということです。
自分が事業主なら尚更のことでしょう。

もちろん経営していく中で苦労する部分もありますが、風通しが非常に良いことや転勤がないといった利点も多いです。

4.大学院へ行くため就活しない

さらに学問を究めたい大学生は、就活せずに大学院へ行くのがいいでしょう。

大学院で専門的な学問を学ぶことで、学部時代では得ることのできなかった知識が身につきます。
また、専門的な会社への門戸を叩けるようになるというチャンスもありますよ。

大学卒と大学院卒の違い

大学卒と大学院卒、その違いはやはり学問に対する知識と想いの深さでしょう。

大学卒でも経済や法律といった専攻学問はありますが、残念ながらビジネスで使う出番がないと忘れていってしまうもの。
また、学んでいく中であまり好きになれなかったという場合もあります。
しかし、大学院の場合は一般的な大学生よりもさらに学問を追及します。
そのため、その学問に対する想いがないとなかなか追及できないものでしょう。
それ故にすぐに忘れることはなく、さらに学問を極めることができます。

将来、専門的な職種に付く場合は大学院で身につけた知識をそのまま直接活かすことができるでしょう。

大学院に行くならばきちんとした理由を

就活をせず、なんとなくの気持ちで大学院に行くと大変後悔することでしょう。

大学院に行く人たちは、その学問が好きでさらに勉強したいという熱意のある人ばかりです。
そんな中で、なんとなくの気持ちで入学した場合、どこか馴染めず苦労する場面が多々生じるでしょう。
単に、「就活したくないからとりあえず大学院に行こうかな…」なんていう気持ちで大学院に行っても、苦労するだけです。

「なぜ大学院に行くのか」という問いに対して明白な理由があるならば、大学院に行くために就活しないという選択を取るのも良いでしょう。

まとめ

もし、あなたが特に何の理由もなく就活しないという選択を取るならば、それは危険な選択かもしれません。
既卒でも就職はできますが、新卒と比べると非常に採用確率は低くなります。
特に今後やりたいことがないのなら、就活を通して自分に合う企業を探してみましょう。

しかし、夢や理想がある方は、就活しなければならないという固定概念は外しましょう
夢や理想を渋々諦めて就活したとしても、ずっと後悔をずっと引きずることになります。

しっかりと計画を立てたうえで、就活しないで自分らしい未来を切り開くという方法。
就活しないという選択の先には大きな壁が待ち受けているかもしれませんが、強い想いがあるならば、きっと打ち砕くことができるでしょう。

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