脱・ゆるブラック。「仕事はラクだが、力がつかない」「自分の市場価値に自信が持てない」…そんな悩みを抱えるのではなく、“ラクではないが力がついた”と胸を張れる人になりたい。そんな想いを胸に、ラクではないが力がつく環境=「若手ホワイト企業」で奮闘する若手社員の経験にフォーカスし、自分の力でキャリアを切り拓くためのエッセンスを紐解く。

●若手ホワイト企業とは?
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兼松株式会社
「電子・デバイス」、「食品」、「畜産」、「食糧」、「鉄鋼・素材・プラント」、「車両・航空」の主要6部門を軸に事業を展開する総合商社。『事業創造集団』として、顧客が感じている問題を提案により解決する“お役立ちビジネス”、また世の中のニーズを発見・開拓し、新しい価値を創出する“新規ビジネス創造”を推進している。
上場市場:東京証券取引所 プライム市場
設立:1889年8月
従業員数:単体798名(2023年3月31日現在)

 

若いうちから新規事業に携わりたい。就活経験豊富な友人から勧められたのが兼松だった

―最初に、兼松に入社を決めるまでの経緯について教えてください。就活をはじめたときには、どのような軸で企業選びをおこなっていましたか。
 
若いうちから裁量権を持って主体的に働けること、将来的に新規事業づくりに携われる可能性があること、大学院で学んでいた生物や化学の知識が活かせること、という3つの軸で企業選びをしていました。

あと、これは企業側には伝えていませんでしたが、働いている人の目がぎらついているかというのも見ていました。将来はかっこいいパパになりたいと思っていたので、40代、50代になってからもいきいきと働いていたかったんです。

軸に当てはまっていれば業種にこだわりはなかったので、就活をはじめた当初はメーカーや商社、コンサル、ITなど幅広い業界を見ていました。

大学院では生物工学を専攻していましたが、じっとしているのが苦手だったので、研究職には向いていないと思い最初から志望していませんでした。

それよりも、高校の文化祭で売上をあげるために奔走したり、家電量販店のアルバイトで首都圏エリアNo.1の売上を目指したり、明確な目標に向かって試行錯誤しているときに成長を実感していたので、若いうちからさまざまなことに挑戦できる環境を求めていました。

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兼松株式会社 畜産部門 畜産第三部 フローズンポーク課 小栗 健太郎
東京理科大学大学院生命システム工学科卒。2022年に兼松へ新卒入社。世界各地から輸入した豚肉製品を国内メーカーに卸す部署に配属され、契約管理やデリバリー業務などをおこなう傍ら、社内のGX(グリーントランスフォーメーション)プロジェクトやオウンドメディアプロジェクトの推進に携わる。

 
―兼松を志望するにようになったきっかけを教えてください。
 
就活で出会った友人に兼松を勧められたことがきっかけです。

その人はいろいろな企業の選考に参加していたのですが、若いうちから裁量権を与えられること、新規事業を積極的に進めていること、そして働いている人の目がぎらついているという軸に兼松が当てはまるんじゃないと教えてくれました。

私としても、大きい組織よりも少数精鋭の組織を希望していたので、1000名未満という兼松の規模感はちょうどいいなと思い、エントリーしました。
 
―選考を経て、最終的に兼松へ入社を決めた理由を教えてください。
 
自分の軸に一番マッチしていたということもありますが、最後の決め手になったのは“人”です。選考を通じてさまざまな社員の方にお会いしましたが、みなさん本当に熱い方ばかりで、目がぎらぎらしていました(笑)。

新規事業立案のインターンに参加したときには、メンターを担当してくれた現場社員の方が、忙しい合間を縫ってたくさんのフィードバックをすぐに返してくださったり、内定後に人事の方が毎日のように電話をかけてきてくださったり…。

人によっては暑苦しいと思われるかもしれませんが、私はその泥臭い風土に惹かれ、この人たちと同じ熱量で働きたいと思い、入社を決めました。
 

「誰もやったことがないのであれば、若手に任せても同じ」。入社2年目で複数のプロジェクトにアサイン

―2022年に入社後、どのような業務に携わられましたか。
 
欧州・北米・南米など世界各地のパートナーから仕入れた豚肉製品を国内メーカーに卸す部署に配属され、契約管理やデリバリー、顧客対応などを担当しています。今後はそれらの業務に加えて、カナダやスペイン、オランダなどでの買い付けも担当する予定です。

これらの通常業務に加えて、いくつかのプロジェクトにも参加しています。

一つは全社で取り組んでいるGX(グリーントランスフォーメーション)に関するプロジェクトで、課内のとある提案プロジェクトのリーダーとしてアサインされています。サプライヤーや社内の気候変動対策事業室のメンバーと連携をとりつつ、どのような商品にどのような付加価値をつけて顧客に提案すればいいのかを日々試行錯誤しています。

例えば、「二酸化炭素の排出量に配慮した原料を使っています」という商品があったとしても、そこに魅力を感じて買う人はなかなかいないですよね。

環境に配慮しつつ、顧客に対してどのような付加価値を提案していくのかというのが難しい課題であり、私たちの腕の見せ所でもあります。しかし、正直上手く進められているかと問われると「はい」とは答えられません。

初めての仕事内容で自分が思い描く理想像のように進められていませんが、先輩方からアドバイスやフィードバックをいただきながら試行錯誤しています。それこそ”ラクではないが力がつく”を実感しています。

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もう一つは、顧客に対する情報発信を目的としたオウンドメディアのプロジェクトです。まだアサインされて日が浅いですが、今後はIT企画部や食料統括室と連携しながら、記事の配信やデータの収集・分析、記事の執筆などを担当する予定です。

GXとオウンドメディアについて特別な知識を持っているわけではないのですが、兼松の風土として「誰もやったことがないのであれば、若手に任せても同じ」という雰囲気があるため、入社2年目の私でも複数のプロジェクトにアサインさせてもらっています。
 

少数精鋭の組織だからこそ、打順が回ってくるスピードが速い

―入社してから今までの間に「ラクではないが力がついた」と思う経験を教えてください。
 
現在入社2年目なのでまだまだ経験を積んでいる最中ですが、入社1年目のときに海外へ行く先輩に代わって業務を引き継いだことをきっかけに、一人前としての自覚が芽生えました。

当時は「まだ自分は新人」という意識が強かったのですが、先輩の長期出張が決まり、急遽私に打順が回ってきたんです。もともと人数の多いチームではないため、先輩が担当する顧客対応、契約管理、デリバリーなどの業務を私が引き継ぐことになりました。

若手のうちから裁量権が与えられる環境だというのは知っていたのですが、予想よりも早くその機会が回ってきたので驚きましたね。

しかし、引き継いだ当初はその仕事量とスピードに追いつけず、理想の状態とできない自分のギャップに戸惑い、正直つらいときもありました。ただ、単なる丸投げではなく、周りの先輩方がサポートしてくださったので、投げやりにならずに「ちゃんと自立しなきゃ」と前を向くことができました。

海外へ長期出張に行った先輩も、毎日朝と夜に電話をくれて、仕事の進捗状況の確認とアドバイスをくれたんです。すごいですよね。

兼松はいい意味でお節介焼きの人が多いので、大変ながらも孤独感のようなものはありませんでした。この経験をきっかけに、1年目からプロとしての意識を持てるようになりました。

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―得られた経験をもとに、今後どのようなキャリアを歩んでいきたいですか。
 
入社前から目標として掲げているように、ゆくゆくは新規事業の立ち上げに携わりたいです。

今の業務が確実に新規事業立ち上げの道につながっているかは正直わかりませんが、若手のうちからさまざまなプロジェクトに参加することで、やがて点と点がつながり、挑戦の機会を得られるのではないかと思っています。

実際に、他部署では入社4年目で新規事業を立案し、実績を出している方もいるので、自分も20代のうちには何かしらの新規事業に携わりたいと考えています。

兼松は少数精鋭の組織であり、打席に立てる機会が多い分、まずは目の前のプロジェクトに全力で取り組んでいきたいです。
 

《check!》兼松株式会社の「若手ホワイト企業」環境

・少数精鋭の組織だからこそ、すぐに打順が回ってくる「チャレンジ環境」

・若手のうちから全社横断プロジェクトに携われる「プロジェクトリーダー経験」

・事業創造集団として新規事業を推進する「若手の新規事業立ち上げ実績」