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株式会社キタムラ・ホールディングス
写真や映像といったイメージングに関する『フォトライフサービス』とカメラ販売・リユース事業を展開する『カメラ&リユース』の領域で事業を展開。事業セグメントは「カメラのキタムラ事業」「フォトEC事業」及び「フォトBtoB事業」の3つに区分されている。
設立:2019年2月
従業員数:連結7,776名(2023年3月31日時点)

 

“企画とはデザインである”という気づきを経て、キタムラ・ホールディングスに新卒1期生として入社

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株式会社しまうまプリント マーケティング部 出版Gr リーダー 細川 元
2021年に新卒1期生として株式会社キタムラ・ホールディングスに入社後、株式会社しまうまプリントに出向配属。入社1年目より新規事業立ち上げプロジェクトに参加し、現在プロダクトマネージャーを務める「しまうま出版」の立ち上げに携わる。ローンチ後は日頃のサービス運営から新機能などの開発推進まで幅広く携わる。

 
―最初に、キタムラ・ホールディングスに入社を決めるまでの経緯について教えてください。就活をはじめたときには、どのような軸で企業選びをおこなっていましたか。
 
商品・サービスづくりに上流工程から携わりたいという想いから、企画職を志望していました。大学・大学院ではデザインについて学んでいたのですが、デザイナーには向いていないなと感じており…。そんなときに、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の社長(当時)・増田宗昭氏の著書『知的資本論』の中にあった「“デザイン”とは、“提案”の同義語なのだ。」という一節に感銘を受け、企画職であれば今まで学んできたデザイン理論の知識も活かせるのではないかと思いました。

それ以外の部分については、あまり深く考えていなかったというのが本音です(苦笑)。すぐにはつぶれない程度の安定性がある規模感で、業界としては通信・広告業界を中心に見ていました。華やかな業界へのミーハー心もありましたが、先を見通しづらい世の中においても、通信やデジタル広告は今後もメガトレンドとして伸びていくだろうと思っていたからです。
 
―その中で、キタムラ・ホールディングスに興味を持ったきっかけを教えてください。
 
スカウトをいただき、軽い気持ちで説明会に参加したのがきっかけでした。「カメラのキタムラ」はもともと知っていましたが、新宿に「新宿 北村写真機店」という旗艦店があることを知り、興味を持ちました。デザインを学んでいた関係から、日常を彩るものづくりが好きで、写真もその一つだと気づき、もともと見ていた業界とは違ったものの、選考を受けることにしました。
 
―選考を経て、キタムラ・ホールディングスに入社を決めた理由を教えてください。
 
事業内容にも興味を持っていましたが、決め手になったのは組織の規模感です。グループ全体の規模は大きいですが、グループ会社一つ一つの規模はそこまで大きい組織ではないことを知り、ここであれば安定した基盤がありながら、若いうちから裁量のある仕事を任せてもらえるのではないかと感じました。

写真やプリント事業の将来性について不安がなかったわけではありませんが、数年でなくなることはまずないでしょうし、長い目で見たときに大きな組織の一員になるよりも力がつくだろうと思い、入社を決めました。
 

予想外だった初期配属から一転、入社半年で新規事業立ち上げプロジェクトへ

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―2021年にご入社されてから、今までどのような業務に携わられましたか。
 
新卒1期生としてキタムラ・ホールディングスに入社後、グループ会社の株式会社しまうまプリントへ出向となり、最初はデザイン部門に配属されました。大学院でデザインについて学んでいたものの、デザイナーには向いていないなと思っていたので、正直かなり戸惑いました。

デザインソフトの使い方を一から勉強しつつ、バナーやアプリのデザイン、納品データのチェックや修正などを半年ほど担当していたのですが、やはりこのままデザイナーとしてやっていくのは違うなと感じ…。

その意向を上司が汲んでくれ、下期からは新規事業として立ち上げフェーズにあった「しまうま出版」のプロジェクトにPM(プロジェクトマネージャー)アシスタントとしてアサインされました。

最初の配属には戸惑ったものの、「成長するためには本人のモチベーションも大事だよね」という考えのもと、柔軟に対応をしていただけたのはありがたかったですね。

半年ほど議事録や資料作成、PMの壁打ち相手などを務め、2年目からはマーケティング部に異動し、引き続きプロジェクトに参加していたのですが、サービスリリースの半年前にPMがプロジェクトを去ることになってしまい…。

入社2年目の6月から、私がピンチヒッターとしてPMを務めることになりました。近い将来に自分もPMになりたいと思っていましたが、まさかこんなに早く打順が回ってくるとは…と驚きました。

その後、戸惑いつつも周りの方に支えていただきながら無事にサービスをリリースし、入社4年目の現在はチームリーダーとしてサービスの運用や新機能開発、進行管理などを担っています。
 

入社2年目でアシスタントからPMに。責任者になってはじめて見えた景色

―入社してから今までの間に「ラクではないが力がついた」と思う経験を教えてください。
 
入社2年目でPMを任されたことは、自分にとって大きな転機でした。今までPMの壁打ち相手だった自分が、急に“決める立場”になり、一体何を基準に判断したらいいのだろう…と戸惑う日々でした。

最初は誰が・どんな情報を持っているのかも把握できていなかったので、「これって誰に聞けばわかりますかね?」とひたすら聞いてまわったり、関係者同士の調整時にも右往左往してしまったり…。

ただ、何度も質問・調整をおこなううちに、徐々に目の前の景色がクリアになり、これは○○さんに聞けばわかりそうだな、両関係者が納得できそうな解決策はこれだな、という感覚が掴めるようになっていきました。

今はPMだけでなくUI(ユーザーインターフェイス)デザインも担当しており、当初希望していた通り、自分が企画したものを世の中に出せる仕事に携われていることにやりがいを感じています。

最初は自分にPMが務まるのかと不安でしたが、新規サービスのリリースから運用までを任せてもらえたのは貴重な経験になりました。

他部署の同世代を見ていても、1年目より2年目、2年目より3年目…と目に見えて裁量のある仕事を任されており、安定した基盤を持ちながらここまで若手が活躍できる環境はなかなかないのではと思っています。

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―細川さんは今後どのようなキャリアを歩んでいきたいですか。
 
昨年度までの「しまうま出版」は新規事業の苗のようなものでしたが、今年度からはメンバーも加わり、いよいよチームとして加速していくぞというフェーズになっています。そのため、これからは自分一人ではなくチームで事業をスケールさせていくためのチームビルディングに取り組んでいきたいです。

長期的なキャリアに関してはあまり考えていませんが、PMとして世の中の課題解決に向き合いたいと思っています。現在携わっている「しまうま出版」は、一冊から低価格で本を出版できるサービスで、今までハードルが高かったものづくりを身近なものにしたという点で、一つの課題解決になっていると捉えています。

これと同じように、世の中をより豊かに、面白くするための課題解決に向き合っていきたいです。
 

《check!》株式会社キタムラ・ホールディングスの「若手ホワイト企業」環境

・安定した基盤に甘んじず未来を見据えて新規事業にトライする「企業の成長性」

・希望や適性判断のもとグループ各社で業務に携わることができる「配属の幅広さ」

・新卒2年目でも主要ポジションにチャレンジできる「若手挑戦環境」