脱・ゆるブラック。「仕事はラクだが、力がつかない」「自分の市場価値に自信が持てない」…そんな悩みを抱えるのではなく、“ラクではないが力がついた”と胸を張れる人になりたい。そんな想いを胸に、ラクではないが力がつく環境=「若手ホワイト企業」で奮闘する若手社員の経験にフォーカスし、自分の力でキャリアを切り拓くためのエッセンスを紐解く。

●若手ホワイト企業とは?
新卒スカウトサービス『iroots』では、会社の評判プラットフォーム「ライトハウス」に寄せられた口コミの中から「20代の成長環境」と「実力主義」のスコアにフォーカスし、“ラクではないが力がつく”企業を「若手ホワイト企業」と認定。▶️若手ホワイト企業について詳しく知る

株式会社ランドネット
投資用不動産の売買仲介、不動産賃貸管理、リノベーションなどを主軸に事業を展開。不動産とITを融合させたビジネスモデルで効率的な営業活動を展開し、海外にも現地法人を設立。
設立:1999年9月
上場市場:東京証券取引所 スタンダード市場
従業員数:715名(2023年7月時点)

 

不条理さを経験したからこそ、“完全実力主義”の組織で働きたかった

―最初に、ランドネットに入社を決めるまでの経緯について教えてください。就活をはじめたときには、どのような軸で企業選びをおこなっていましたか。
 
将来は経営者になりたいという想いから、20代のうちにさまざまな経験が積めるところ、成果に応じた報酬がいただけるところを軸に企業を選んでいました。

この軸に当てはまる業界はいくつかありましたが、特に興味を持ったのが不動産業界でした。コロナ禍では自宅で過ごす時間が長く、おのずと家の重要性を実感する機会が多かったためです。

また、大学時代から数多くのアルバイトを経験する中で、人と話すのが好きという自覚があったので、希望職種は営業一択でした。
 
―ランドネットを志望するにようになったきっかけを教えてください。
 
最初にランドネットに興味を持ったところは、徹底した実力評価制度です。半年に一度、成果によって昇格・降格が決まり、20代のうちから1000万円プレイヤーを目指せるところはなかなか他にありませんでした。

私は小学校から大学まで野球に力を注いでいたのですが、上手い人だけが背番号をもらえるわけではない不条理さを経験し、悔しい思いをしたこともありました。だからこそ、社会に出てから成果がきちんと評価されるところで成果を上げたいと思っており、ランドネットはそれにぴったりの環境でした。

また、通常の不動産会社であれば土地の売買やマンション、戸建てなど、それぞれの商材担当が決められていますが、ランドネットの場合はすべての商材を扱うことができるというのも魅力的でした。さまざまな商材を取り扱い、不動産に関する幅広い知識を身につけることは将来経営者になる上でも役立つはずだと思い、ランドネットを志望しました。

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株式会社ランドネット 大阪営業部 大阪6課 係長 富田 勇作
大学卒業後、2022年に株式会社ランドネットへ新卒入社。大阪営業部に配属後、不動産コンサルタントとして投資用不動産の売買仲介営業に従事。新卒入社者の中でNo.1の成績をおさめ、入社1年目で主任に昇格。入社2年目の現在は係長として成果を上げながらメンバー育成にも注力している。

入社1年目から不動産売買に関する工程をすべて経験できる

―選考を経て、最終的にランドネットへ入社を決めた理由を教えてください。
 
若いうちからさまざまな経験ができ、それに見合った報酬をいただける企業は他にないと思い、ランドネットを選びました。

最終的なお返事をするまでに時間がかかってしまったのですが、ランドネット側からは内定承諾を催促されるどころか「迷っているのであれば、他社を見た上で選んだ方がいい」と言われたことが印象的でした。そして実際にいくつかの選考を受けてみたのですが、1年目で宅建を取り、2年目で通常の業務を覚えて…という順序でステップアップしていくパターンが多かったんです。

私としては1年目からさまざまな業務を経験し、役職にも就きたいという気持ちが強かったので、やはりランドネットしかないと思い、入社を決めました。
 
―2022年にご入社されてから、今までどのような業務に携わられましたか。
 
入社後から現在に至るまで、不動産コンサルタントとして投資用不動産の売買仲介営業に従事しています。売却と購入で担当者が分かれている不動産会社もありますが、ランドネットの場合はどちらも一人で担当します。

ですので、不動産情報の収集、不動産を所有している方へのご提案とプランニング、不動産を購入したい方へのご案内と、不動産売買に関する一連の流れを入社1年目からすべて経験することができます。売買に関わる事務作業もおこなうため覚えることは多いですが、そのぶん知識も身についていると実感します。

ありがたいことに、入社1年目のときは新卒社員の中で1位の営業成績をおさめ、主任に昇格しました。2年目からは係長クラスに昇格し、今年の2月からはプレイヤーとして一番上のクラスへの昇格も決まっています。

話すのではなく“聞く”。営業スタンスを見直すことで、大きなハードルを乗り越えられた

―入社してから今までの間に「ラクではないが力がついた」と思う経験を教えてください。
 
主任から係長に昇格するタイミングでハードルがぐっと上がり、それをクリアするためにかなり苦労しました。入社してすぐの頃は比較的スムーズに成果を出せていたので、自分は営業が得意な方だと思っていたのですが、実際はそんなことはないんだなと実感しました。

ただ、そこで諦めるわけにはいかなかったので、行き帰りの電車で先輩の営業ログを確認したり、本を読んだりしながら、がむしゃらに成果を出す方法を模索しました。

自分の中で明確に乗り越えることができたと感じたのは、あるお客様とのお取引です。

それまで営業は話すことが仕事だと思っていたのですが、まずはお客様のお話をしっかりと聞いてみようと思ったんです。その方が今までどのような人生を歩んで来られたのか、どのようなご家族がいらっしゃるのかをお聞きするうちに、なぜ不動産を売りたいと考えられているのかが自然と見えてきたんです。

いつもはこちらからこの金額で売却いただけませんかとご提案するのですが、最終的にはそのお客様からは「この金額で売りたいんだ」とおっしゃっていただくことができました。成果が出たことももちろん嬉しかったのですが、お客様との信頼関係の築き方を学び、それによってハードルを乗り越えられたことで自信がつきました。

この一件を通じて営業の基盤が作れたので、そのあとのハードルを越えることはそれほど難しいとは感じませんでした。今は管理職を目指して後輩教育にも励んでいますが、ノウハウだけでなく自身の経験も伝えていきたいです。

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―富田さんは今後どのようなキャリアを歩んでいきたいですか。
 
今は次のステージである課長職を目指し、日々奮闘しています。長期的には20代での独立を視野に入れていますが、ランドネットで働くこともすごく楽しいので、まずは課長職を目指し、しっかりと役目を果たしてからキャリアについて考えようと思っています。

その上で独立という選択をする可能性もありますし、ランドネットに残って部長や取締役を目指すという可能性もあります。他の人には笑われるような高い目標かもしれませんが、達成できるまでは絶対にやると決めています。

先ほど営業の基盤を作ることができたとお話ししましたが、商材も違えば営業のやり方も変わりますし、日々新しい知識も増えるので、勉強に終わりはありません。今後どのようなキャリアを歩むにせよ、日々研鑽を積み、周りの人にも頼ってもらえるような器の大きい人間になりたいです。
 

《check!》株式会社ランドネットの「若手ホワイト企業」環境

・20代で1000万円プレイヤーを目指せる「実力評価主義」

・不動産売買における全工程を経験できる「スキルアップ環境」

・入社1年目から役職に就く機会がある「若手抜擢環境」