企業完全審査制の新卒スカウトサービス「iroots」が、就活生におすすめしたい企業と若手活躍社員にフォーカスするインタビュー企画。今回は後払い決済サービス事業を展開する株式会社ネットプロテクションズで、入社1年目からマーケターとして活躍する松川さんの成長とキャリアに迫ります。

Interviewee’s Profile

株式会社ネットプロテクションズ
業界:IT・金融 従業員数:412名(2024年3月31日時点)上場区分:東京証券取引所プライム市場
「NP後払い」「atone」などの後払い(BNPL)決済サービス事業を展開。個人、法人、EC(電子商取引)、対面販売、海外など利用シーンに最適化したサービスを提供し、後払い決済国内市場シェアNo.1を獲得している。

松川来未 コンシューマー・サービスプランニンググループ 兼 atoneグループ
同志社大学卒。2023年に新卒入社し、コンシューマーサービスプランニンググループでatoneの会員向け販促施策の企画・実行、atone加盟店向けの販促支援営業を担当。2年目からは新たにatoneの販促メディア「atone shops」のグロースを担うチームにも参画し、企画運営を行う。

入社1年目からマーケターとしてユーザー向けキャンペーン施策を牽引

 
Q1.入社後から現在に至るまでのお仕事内容について教えてください。

半年間の入社後研修を経て、10月から当社が提供する後払い決済サービス「atone(アトネ)」の販売促進企画チームに配属されました。ユーザー向けのキャンペーン企画から実施までを担当し、2年目からは兼務でatoneの販促サイト「atone shops」の企画・運営にも参画しています。

Q2.現在のお仕事内容と、大変ながらもやりがいを感じる場面を教えてください。

現在の業務としては、加盟店に向けたキャンペーンの企画提案とディレクション、効果検証などをおこなっています。atoneのユーザーを新たに増やし、もっとatoneを使いたくなるための施策を日々実行し、効果検証をおこなっています。マーケターと聞くと華々しいイメージがあるかもしれませんが、予想していた以上に地道な仮説検証の連続です。この施策を実施すれば必ず成果が出るという手順や正解があるわけではないですし、時には施策を外してしまうこともあります。それでもめげずに次はどうすればいいのか?を考え続けなければいけないところに難しさがありますし、面白さもあります。それらの施策が少しずつ積み重なってatoneを使ってくださるユーザーが増えたらと考えるとやりがいを感じますね。

学生時代の新規事業立案のインターン経験から、0から企画を考えて生み出すことに興味があったので、正解がわからない中でどんどん施策を実行していく今の仕事はとても自分に合っていると感じます。

努力次第でチャレンジできる環境を求め、ネットプロテクションズへ

 
Q3.学生時代を振り返って、今の自分に影響を与えた経験を教えてください。

大学2年生のときに経験した国内交換留学が今の自分に大きな影響を与えています。第一志望の大学に入学したものの、大学生になったというだけで何かが起こるわけではないんだと思うようになり、自分から何か行動を起こさないと!という一心で早稲田大学への留学を決めました。

ちょうどコロナ禍の時期だったので、留学後は思うように授業が受けられない日々が続いたのですが、学生が有志で運営している授業があることを知り、そこに参加してみました。そこでは学生同士が0から授業の企画を考え、外部から講師を呼んだりしながら授業を運営しており、学生同士でありながらこんなに建設的かつ論理的に話し合いができる場があるのか…と驚きました。高校時代までは声の大きな人の意見やその場の雰囲気で何かが決まってしまうことが多くモヤモヤすることもありましたが、早稲田大学で授業づくりに参加させてもらう中で、話し合いを重ねながら企画を作り上げていく面白さにはじめて気づきました。留学が終わった後もそこでできた仲間からインターン先を紹介してもらうなど、新しい縁も繋がっていき、自分の視野がどんどん広がっていきました。

Q4.就活時代の軸を教えてください。

国内交換留学での授業づくりの経験から、建設的かつ論理的に話し合える風土があるかを特に重視していました。あとは、自分の努力次第でチャレンジできる環境があるかも重要でした。入社1年目はこれ、入社2年目はこれ…とやれる範囲が決められているのは自分に合わないと感じていたからです。大学時代の経験から、小さなものでもいいので何かしらの企画立案に携わりたいと思っていたので、入社年次に関わらず、それにチャレンジできる企業を探していました。

Q5.ネットプロテクションズに出会ったきっかけと、入社の決め手になったことを教えてください。

エージェントの紹介で会社説明会に参加したのが最初のきっかけです。会社説明会といえば人事の方から事業内容や制度についてお話を聞くというイメージだったのですが、ネットプロテクションズの場合は若手社員の方が複数名登壇し、パネルディスカッションをしたり、学生からの質問に答えたりするというユニークな形式でした。そのときに社員の方がお互いの意見を尊重し合っている雰囲気に好印象を持ち、選考に進むことにしました。その後の選考で出会った面接官の方も、単に良い・悪いだけを評価するのではなく、最後まで私の話をじっくりと聞いてくださり、一就活生に対してこんなに真摯に向き合ってくれる企業があるのかと驚きました。

本人の努力次第でチャンスもたくさんあると聞いていましたし、企画立案に携わりたいという想いを伝えた上で内定をいただいたので、ほぼ迷いなく入社を決めました。大手企業からも内定をいただいていたのですが、入社何年目まではこれをやるという業務範囲が決まっていたので、やはり自分には1年目から自由度かつ裁量権のあるネットプロテクションズが合っていると感じました。

自分のことを一番わかっているのは自分。“選ばれる”のではなく“自分が選ぶ”という気持ちを持ち続けて

 
Q6.ネットプロテクションズの好きなところを教えてください。

若手であっても「まずはやってみて」と任せていただけるところが特に好きです。もちろんそれに応えるための努力は必要ですが、正解がないことに対して自分が考えた方法でアプローチできるのは大きなモチベーションになっています。しっかり考えて相談した上で実行するなら周りからも応援してもらえる風土がありますし、それは私のチームだけでなく会社全体にも言えることです。

また、付け加えておきたいのは、任せてもらえる風土=任せっぱなしや無茶振りということではなく、困ったことがあれば親身に相談に乗ってくれる体制も整っているということです。毎週行っている先輩とのミーティングでは、近況報告や業務に関する相談、これからチャレンジしていきたいことなどについて話をしています。任せてもらえるところと親身になってもらえるところのバランスがちょうど良いと感じます。

Q7.ネットプロテクションズについて、就活生に自信を持ってすすめられるところを教えてください。

個人のチャレンジを応援してくれる風土があるところです。私は将来新規事業の立ち上げに携わりたいと思っているのですが、それを踏まえた上で来期はこの部分のスキルをもっと伸ばしていこうというフィードバックをいただけますし、育成担当以外の方々も「これも経験してみると良いと思うよ」と、パスを出す形で応援してくれています。何をやるべきか指示を出される方が楽だという人にはあまり合っていないかもしれませんが、私のように将来はこういうことがしたいという想いが少しでもある人にはおすすめの企業です。

Q8.最後に、就活生へのエール・メッセージをお願いします。

自分のことを一番わかっているのは自分なので、やりたいことが実現できるか、気持ち良く働き続けられるかという視点で企業選びをしてほしいです。就活をしていると「選ばれたい」という気持ちが強くなり、自分を良く見せようとしてしまいがちですが、無理に企業に合わせる必要はないと思います。何をやりたいのかを考え抜いて、「自分が選ぶんだ」という意志を持って就活ができれば、後悔のない選択ができるはずです。

もし今の時点でやりたいことがなくても、これまでの人生で素敵だと思ったこと、やりがいを感じたこと、嫌だったことを振り返れば、きっと自分の軸が見つかるはずです。誰しもにそれぞれ違う長所があるので、それを無理に変えようとせず、自分に合う企業を探してみてください。

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