新卒スカウトサービス「iroots」を通じて入社した学生は、その後どのように活躍しているのか。企業と学生の「出会い」だけでなく「入社後活躍」の実現を目指すirootsでは、irootsを通じて入社した方々にインタビューをおこない、“その後”の姿に迫ります。
今回は、経営管理やデータ分析を支援する専門家集団として企業の業務効率化や意思決定を支援するグランバレイ株式会社で、コンサルタントとして活躍する松田さんにお話を伺いました。

Interviewee’s Profile

グランバレイ株式会社
業界:IT・コンサルティング 従業員数:96名(2024年4月現在)
企業の経営管理やデータ分析を支援する専門家集団として、ERP(統合基幹業務システム)やBI(ビジネスインテリジェンス)ツールを活用し、企業の業務効率化や意思決定を支援。また、AI(人工知能)や機械学習の技術を駆使したデータ分析や経営支援システムの導入コンサルティング事業なども展開。

松田 知也 システムコンサルティング部 先端技術開発G
近畿大経済学部卒。2024年に新卒でグランバレイ株式会社へ入社。システムコンサルティング部 先端技術開発Gに配属後、総合電機メーカーの全社標準のデータ整備とビジネスインテリジェンスの提供を目指すプロジェクトの他、AI開発プロジェクトなど複数プロジェクトに参画中。

自分に合う企業と効率的に出会いたい。ナビサイトからiroots中心の就活へ

 
―最初に、現在のお仕事内容について教えてください。

2024年4月にグランバレイに入社し、現在は総合電機メーカーの大規模システム開発プロジェクトに参加しています。このプロジェクトはいくつか領域に分かれているのですが、そのうちの一つを同期4名と担当しており、来年のリリースを目指して開発に取り組んでいます。最初は1年目だけのチームで不安な気持ちもあったのですが、頼れる同期と一緒に机を並べて「ああでもない、こうでもない」と相談しながら進めています。

現在所属している先端技術開発グループは今までのグランバレイとは異なる領域に取り組んでおり、私はおもにAWS(Amazon Web Services)領域を担当しています。また、グループ全体としては生成AIの基盤開発など、次世代の事業の柱となる先端技術領域にも注力しています。

―就活生時代にirootsを使いはじめたきっかけについて教えてください。

もともとはナビサイトを中心に使っていたのですが、自分から企業を探してエントリーすることに少し疲れてしまい…。そのときにDR(ダイレクトリクルーティング)の存在を知り、企業側から声をかけてもらえるのであれば効率的に就活を進められるのではないかと思い、登録したことがきっかけです。

いくつかのDRに登録していましたが、中でもirootsは使いやすく、企業情報も豊富だったのでメインで活用していました。将来はどこでも活躍できる力を身につけたいと思っていたので、IT業界を中心に成長環境のある企業からのスカウトを期待していました。

入社の決め手になったのは、グランバレイの“誠実さ”

 
―グランバレイからのスカウトを承諾した理由を教えてください。

irootsに登録して最初に受け取ったのがグランバレイのスカウトだったのですが、決め手になったのは採用担当者の方の人柄です。丁寧なスカウト文面や企業情報から親しみやすい雰囲気や社員同士の仲の良さが伝わり、好感を持ちました。また、もともと興味を持っていたIT業界であることや、大手企業を顧客として大規模なプロジェクトを担っているところにも惹かれ、スカウトを承諾しました。

―スカウト承諾後、選考から内定承諾に至るまでの経緯について教えてください。

スカウト承諾後、代表が登壇する会社説明会に参加したのですが、「とにかくお客様のために」と力強くお話しされている姿が印象的でした。グランバレイの主軸事業はシステムコンサルティングですが、単にシステムを導入して終わりではなく、顧客の成果を上げるために伴走し続けることが大切であるというお話から、目先の利益ではなく先々の成長を見据える姿勢に共感を覚えました。

選考の合間には何度か面談を挟んだのですが、その都度率直なフィードバックをいただけたことが特に印象に残っています。時には厳しい指摘をいただくこともあったのですが、自分の課題点に気づくことができたのでありがたかったですし、ここまで丁寧にフィードバックをいただける企業は他にありませんでした。採用担当者の方に「なぜここまでやってくれるのですか」と尋ねたところ「せっかくグランバレイを受けてくれたのだから、選考での気づきを就活に役立ててほしい」と言われたことから、顧客に対してはもちろんのこと、就活生に対しても誠実に向き合っている企業なのだと感じました。

―入社の決め手を教えてください。

決め手になったのはやはりグランバレイの誠実さです。他にもさまざまな企業を受けていましたが、顧客や社員、そして就活生に対してもっとも真摯に向き合っていると感じられたのがグランバレイでした。代表は「お客様はもちろん、社員を幸せにすることも目的の一つ」として、社員個人の挑戦を応援し、働きやすい環境づくりに最大限応えていくと明言しており、実際に地方出身者でも東京で働きやすい制度が整っていたことから、言行一致で“人”に向き合うグランバレイに入社を決めました。

入社1年目で新領域に挑戦。自分たちの手で第2の柱をつくっていきたい

 
―入社後、仕事を通じてやりがいを感じていることを教えてください。

同期4名と一つのプロジェクトを任せていただいていることが、自分にとって大きなモチベーションになっています。私を含め同期のほとんどが文系出身なので、右も左もわからない状態からのスタートだったのですが、すぐに相談できる仲間がいることは非常に心強いですし、上司はこの業界20年以上のベテランなので、経験豊富な方に直接ノウハウを教えていただけることも貴重な経験になっています。社内の風通しも非常に良く、同期とは仕事からプライベートまでなんでも話せる仲ですし、上司とは休日にゲームをすることもあります(笑)。

また、本業のプロジェクトの他にも複数のプロジェクトに参加していることも自分の成長につながっていると感じています。現在は社内で生成AIを活用するための開発プロジェクト、社内勉強会プロジェクト、資料作成のレビュープロジェクトに参加しています。プログラミングや資料作成など、どれも本業に役立つ知識が身につく内容なので、参加していることで自身の成長速度が加速していると感じます。

実際、同期からは「この分野は松田に任せる」と頼られることも増えており、自分の得意領域を広がっていると実感しています。いずれのプロジェクトも任意参加ですが、変化の激しいIT業界では学び続けないと置いていかれてしまうので、社員が学び合える環境があるところもグランバレイの魅力の一つだと思います。

―グランバレイにおいて、今後実現していきたいことを教えてください。

現在所属している先端技術開発グループをもっと拡大していくことが目下の目標です。先端技術開発グループが取り組んでいるシステムの基盤構築領域は市場規模が大きいので、グランバレイにとって第2の柱となる事業を自分たちの手でつくっていきたいですし、代表からも「新しいことにどんどん挑戦してほしい」と期待をかけていただいているので、それに応えていきたいです。

グランバレイにとって未知の領域に新卒1年目のメンバーを配属すること自体がすごいなと感じますし、新しい風を吹かせてほしいという想いの表れだと思うので、日々の学びを事業成長という形で還元していきたいです。

―最後に、irootsユーザーへのメッセージをお願いします。

自己分析で嘘をつかないということを大切にしてほしいです。内定がほしいという気持ちが先走ると企業に自分を合わせてしまいがちですが、それだと企業との相性を見極めにくくなってしまいます。私もはじめは自分の強みを“リーダーシップ”としていたのですが、本当にそうか?違和感を感じる部分はないか?と問い続けることで、自身の強みと弱みが徐々に明確になっていきました。その結果として本当に合う企業に出会うことができ、入社後も充実した日々を送ることができています。

現在就活中のみなさんも、irootsを活用しながら等身大の自分を探してみてください。