企業完全審査制の新卒スカウトサービス「iroots」が、就活生におすすめしたい企業と若手活躍社員にフォーカスするインタビュー企画。今回は緑化関連事業などを通じて『グリーンなライフスタイルの街づくり』の実現を目指している東邦レオ株式会社で、新卒1年目から営業や新卒採用人事、海外事業などに関わっている品川さんの成長とキャリアに迫ります。
Interviewee’s Profile
設立:1965年1月 従業員数: 165名(正社員、嘱託、契約)
「グリーンな暮らしが息づく街づくり」の実現に向けて、グリーンインフラ技術を基盤としながら、人々のライフスタイルや働き方、環境への姿勢といった広義の「グリーン」を軸に事業を展開。都市のオフィスや集合住宅、商業施設など、人々が過ごす空間を対象に、ハードとソフトの両面から技術力と編集力で、居心地の良いまちづくりの貢献に取り組んでいる。
品川 陸人(しながわ りくと)Sustainable事業部 With Green
アメリカ合衆国カルフォルニア州出身。中学・高校は日本で過ごした後、環境問題の最先端を学びたいとオーストラリアのメルボルン大学理工学部都市生態系学科に進学。在学中はグリーンテックを学ぶため、オランダのワーヘニンゲン大学環境学部に半年間留学。大学卒業のタイミングで帰国し、2025年4月に東邦レオ株式会社に新卒入社した。趣味は旅行、バスケ、ゲーム、ネイチャーアクティビティ全般。
- 「品川さんにお願いしたい」と、自分自身を頼りにしてもらえるような仕事ができる
- やりたいことができるのはもちろん、一緒に仕事をして楽しいと思える社員ばかりだった
- 起業するくらいの経験を積み、自分を成長させられるのが東邦レオの魅力
TOPICS
「品川さんにお願いしたい」と、自分自身を頼りにしてもらえるような仕事ができる
―入社後から現在に至るまでのお仕事内容について教えてください。
2025年4月に新卒入社し、営業としてキャリアをスタートしました。社員全員が営業というのが、東邦レオの基本的な考え方。例えば工事の進捗管理を担当している方も、その仕事をしながら営業をやっています。特に営業手法は決められていませんので、自分に合ったやり方で営業をすればいいというスタイル。自社の商品やサービスを売り込むというより、「品川さんと一緒に仕事がしたい」というお客様を見つけていく感じです。
東邦レオという会社を簡単に説明すると、「グリーンなライフスタイルの街」をつくる企業です。オフィスや住宅からマンション、団地などの暮らしのステージから、街の顔となる商業施設やランドスケープに至るまで、人々が過ごす空間を対象として、そのインフラとなる環境をつくりだすのが私たちのミッション。時代と共に変化する課題に合わせて、ハード・ソフトの両面から「居心地の良い街づくり」を提案しています。
全員が営業でありながら、別業務を兼務することが多いのも当社の特徴。私自身も、入社1年目の6月頃から人事の新卒採用業務を兼務しています。採用を強化していくにあたり、人事部門に若手がいたほうが学生に近い目線で話せるだろうという理由からです。私自身が海外の大学に行っていたこともあり、海外の学生の採用活動も担当しています。
加えて、入社前から海外事業に関わりたいと希望していたのですが、それが叶って10月頃から海外関連のプロジェクトに参加しています。フィリピンの大学と共同で行っている実証実験がいくつかあり、都市に森林があることのメリットを科学的に可視化するという実験のプロジェクトリーダーを務めています。

―現在のお仕事内容と、大変ながらもやりがいを感じる場面を教えてください。
現在は営業と新卒採用をメインとしつつ、海外事業も担当しています。入社1年目から幅広い業務を、また大きな裁量のもとで任せてもらって、大変ながらも日々やりがいを感じています。その中でも特にやりがいを感じる場面で言えば、やはり営業の仕事です。
東邦レオの営業は、商業施設やビル、家の壁や屋上に緑化空間を提案し、グリーンなライフスタイルの街づくりを進める仕事ですが、決まった商品やサービスを提案する仕事ではありません。営業マニュアルもなく、提案の仕方も決まっていませんので、ある意味で難易度の高い営業と言えます。
提案先も自分で見つけますし、どんなソリューションを提案するかも自分次第。お客様に寄り添い、じっくりヒアリングしながら、お客様やその周辺地域がどういった課題を感じているのかを把握していきます。そのうえで創業から培ってきたグリーンインフラのノウハウを活かしながら、課題解決につながる提案を行っていくのが特徴です。つまり、営業一人ひとりのアプローチ方法も異なりますし、お客様一社一社に対する提案内容も変わってきます。大切なのは、お客様の懐にしっかり入り込み、お客様を深く理解すること。そういったプロセスを経ることで、お客様満足度の高い提案ができるのです。
そんな仕事だからこそ、「東邦レオの営業」としてではなく、「品川さんにお願いしたい」と自分自身を信頼して依頼をいただけるのが営業のやりがい。会社に所属しながら、ある意味で個人事業主というか、一人で会社を経営しているような経験を積むことができます。とはいえ、一人で全てをやらなければいけないわけではなく、社内にいるさまざまな領域の専門家の力を借りながら進めていけるのも魅力です。
一方で、お客様を正しく深く理解し、最適な提案をするために、営業は高い能力を身につけることが求められます。決まったマニュアルや営業トークに沿って提案していくのではなく、例えば空間設計やコミュニティづくり、街づくり、不動産経営など、さまざまな観点でお客様と会話を進めていきます。そのためにも常日頃からさまざまなことに関心を持ち、インプットを続け、どんな話題でもお客様と会話できるようになることが求められます。こうした点は、社会人経験の浅いうちは大変なところでしょう。
やりたいことができるのはもちろん、一緒に仕事をして楽しいと思える社員ばかりだった
―学生時代を振り返って、今の自分に影響を与えた経験を教えてください。
学生時代のさまざまな経験が、今の自分につながっています。
きっかけとなったのは、高校時代に参加した教育プログラム。このプログラムで、マレーシアのボルネオ島において、パーム油生産に必要なアブラヤシ農園を開発するために大規模な森林伐採が行われていることを知りました。それによってオランウータンなどの野生生物の生息地が失われ、深刻な環境問題も引き起こされていると。しかも生産されたパーム油は、国内で消費するのではなく、日本を含めた海外に輸出されています。
実際に現地へ行き、広大な熱帯雨林が伐採されてプランテーションが進行している景色も見たのですが、こうした環境破壊に日本が関わっていると考えると、自分も知らず知らずのうちに加担しているのだとショックを受けました。この経験から、環境問題に対して自分が何かできないかと興味を持ち始めました。
そこから環境問題について調べていく中で、日本では植林された杉が放置され、さまざまな問題を引き起こしていることを知りました。海外では森林が破壊されている一方で、日本では放置されて問題が生じている。そこをなんとかできないかと、日本の森林木材を使って雑貨をつくったり、処分する端材を使って小さな子どもと遊んだりと、全世代を巻き込みつつ環境問題に関心を持てるようなプロジェクトを友人と立ち上げました。このプロジェクトは世界大会で3位に入賞するなどして、環境問題への関心はさらに高まったんです。
そこから大学では環境問題の最先端を学びたいと考えるようになり、世界でも環境科学の研究が一番進んでいる大学を探し、オーストラリアのメルボルン大学に進学しました。大学で勉強する中で、自分事としても考えやすい都市緑化に興味を持つように。在学中はオランダのワーヘニンゲン大学に半年間留学する機会もあったのですが、そこで世界でもトレンドになっているグリーンインフラに関心を持ちました。
学生時代を振り返ると、興味を持ったことを深く知ろうとする中で新たな領域に興味を持ち、それを繰り返すことで将来やりたいことが徐々に定まっていきました。
―就活時代の軸を教えてください。
就活をはじめたのは大学3年生の1月くらい。海外の大学だったので海外での就職も考えたのですが、海外には新卒採用という考えがなく、すべてが即戦力の採用。企業が募集しているポストに対し、経験やスキルを持つ中途採用の方と同じ土俵で戦うのはなかなか厳しいと考えました。であれば、日本の新卒採用のほうがやりたいことができるチャンスが大きいだろうと。まずは日本の企業でしっかり経験を積み、実力をつけてから海外に再度チャレンジするのもありだろうと日本での就活を決めました。
就活の軸としては、「グリーン×クリエイティブ」「グリーン×テクノロジー」など、グリーンに関われる企業を探していました。多くの企業の選考を受けたわけではないですが、デベロッパーや造園会社などを見ていた感じです。とはいえ、ただ緑化空間をつくる仕事よりは、グリーンを増やすことでこんなベネフィットがあるんですといった提案をするような、社会課題の解決につながる仕事ができればと考えていました。

―東邦レオに出会ったきっかけと、入社の決め手になったことを教えてください。
東邦レオとは、就活の序盤で出会っていました。自分が興味のある領域の企業を紹介してくれるメルマガで紹介されていて、父親に将来やりたいことを相談したときにも東邦レオのことを教えてもらいました。また、『iroots』に登録したときにも東邦レオを紹介されて、ちょっと運命的なものを感じていました。
東邦レオへの入社の決め手となったのは、圧倒的に「人」です。やりたいことができるというのは大前提として、社員のみなさんがすごく楽しそうに仕事をしているのが大きな要因となりました。上司や部下といった上下関係もなく、全員が対等に議論し、良いものをつくっていこうという空気があるんです。若手に対しても要求度が高くなるという点では厳しさもありますが、そこも自分にとっては魅力でした。
自分がやりたいこともできるし、一緒に仕事をしても楽しそうだし、みんなで良いものをつくるために一丸となれる。例えて言うなら、高校時代の文化祭準備のような雰囲気でしょうか。準備が大変で、夜遅くまで残って準備することもあるけど、とにかく楽しかったみたいな。こんな環境で働きたいと入社を決めました。
起業するくらいの経験を積み、自分を成長させられるのが東邦レオの魅力
―東邦レオの好きなところを教えてください。
会社の好きなところは、やっぱり人ですね。一緒にいて楽しいというか、仕事をしていても、仕事以外の話も含めて何でも話せる関係性が気に入っています。人間関係が本当に良いところが好きなポイントですし、誇れるポイントです。こうした雰囲気の良さは同世代の若手ばかりの会社ならあるかもしれませんが、東邦レオの場合、40代、50代のベテラン社員も含めて雰囲気が良いところは特徴だと思います。
また、オフィスへの出社やリモート勤務の割合も自分で決められますし、勤務時間も臨機応変に決められます。例えば昨日は夜遅くまでやったので、明日は遅めの10時スタートにしようといった感じですね。先ほど話したようにある意味で個人事業主というか、提案先や営業の仕方だけでなく、働き方も自分で決められるなど、自由度高く働けるところが気に入っています。
―東邦レオについて、就活生に自信を持ってすすめられるところを教えてください。
自信を持ってすすめられるのは、自己成長できるところです。
自分で起業するほどのリスクを負わずに、起業するくらいの経験を積み、自分を成長させられる環境が当社にはあります。自分でお客様を見つけ出し、ヒアリングをする中で課題を見つけ、それを解決していく。課題の解決方法もそれぞれ異なりますから、例えばお金の流れなども毎回考えていきます。一方で全て自分でやるわけではなく、相談したり、助けてくれたりする先輩がたくさんいます。こうした環境で経験を積みながら、「品川さんにお願いしたい」と依頼してもらえるほどの実力や強みを身につけられるのは魅力だと思います。
そんな日々を通じて、将来自分がやりたいことを見つけたときに役立つ社会人としてのベーシックなスキルやリソースを若いうちから習得できることも魅力ですね。
一方で自主性が求められる環境だからこそ、自分なりの将来ビジョンや実現したいゴールを持っていることは重要だと思います。自分はグリーンインフラに関わりたいという強い想いがありましたが、それ以外でも構いません。例えば自分の同期にも、出身地である鳥取の地域創生をして街を盛り上げ、鳥取で地域創生のロールモデルをつくり、全国の他の地域に展開していきたいと入社したメンバーもいます。どんな領域であれ強い興味関心があり、自分なりに実現したい明確なビジョンを持っている方が向いているでしょう。
―最後に、就活生へのエール・メッセージをお願いします。
自分がやりたいこと、やっていて楽しいと思えることなど、自分なりの軸を見つけて就活をしてほしいです。自分がやりたいことを突き進むのでも良いですし、高い給与を手にすることが楽しい方もいるでしょう。たくさん働いて自己成長がしたい方もいると思います。楽しさの軸というのでしょうか。何をすれば自分は仕事を楽しめるのか、楽しくないと言われている仕事をどうすれば楽しめるか、そこを突き詰めて考えてみてほしいです。楽しさを見つけられれば、やりがいも感じられ、自己成長にもつながり、さらに楽しくなると思いますから。まずは最初のきっかけとなるものを見つけてほしいですね。

