企業完全審査制の新卒スカウトサービス「iroots」が、就活生におすすめしたい企業と若手活躍社員にフォーカスするインタビュー企画。今回はWebテクノロジーと不動産を融合したプロダクトの開発と運営を行う不動産テック企業、リビン・テクノロジーズ株式会社で、新卒5年目にしてサブマネージャーとなり次世代の経営幹部候補として期待される塩澤さんの成長とキャリアに迫ります。
Interviewee’s Profile
業界:不動産テック、従業員数:158名(2025年9月末現在 ※連結)
不動産サービスの比較サイト『リビンマッチ』の運営をはじめ、不動産企業の業務支援ソリューションサービスなど、多岐にわたるビジネスを展開。年間約26万件もの問い合わせが寄せられるなど、不動産売却のカテゴリにおいては国内トップクラスの実績を誇る。Webテクノロジーと不動産を融合したプロダクトの開発と運営を行う不動産テック企業として、独創的な新サービスを展開し続けている「インターネットサービスメーカー」。2019年に東証グロース市場上場を果たした。
塩澤 剛(しおざわ ごう)不動産メディア事業ユニット サブマネージャー
青山学院大学在学中は経営学を専攻し、事業戦略やマーケティングを学ぶ。在学中に一時はカジノディーラーという異色のキャリアを志すが、コロナ禍を機に進路を転換し、2021年にリビン・テクノロジーズ株式会社に新卒入社した。入社後は法人営業からキャリアをスタートし、BtoBマーケティング、事業開発などを経験。サブリーダー、リーダーとキャリアアップし、2024年11月からサブマネージャーとして不動産メディア事業ユニットの営業推進チームをマネジメントしている。
- 異例の抜擢で「前任者なし」のポジションへ。試行錯誤の毎日がキャリアを切り拓く
- コロナ禍を機に、カジノディーラー志望からの転換。「1秒でも早く」を意識した就活
- ビジネスの全体像を捉え、経営視点を身につける。成長を続ける組織で働く魅力
TOPICS
異例の抜擢で「前任者なし」のポジションへ。試行錯誤の毎日がキャリアを切り拓く
―入社後から現在に至るまでのお仕事内容について教えてください。
入社後は1ヶ月ほど研修を受けた後、5月頃からさいたまオフィスに営業職として配属されました。実際に営業を始めてみて、商材が多くて覚えるのが大変だと感じましたね。いろいろな商材、サービスがあることに加え、業務支援システムも扱っているため、幅広い商品ラインナップを覚えるのに最初は苦労しました。
また、学生時代はあまり電話をしていなかったこともあり、最初はテレアポの量をこなすことも大変だったのも覚えています。その一方で、当社の営業組織は平均年齢が30歳前後とけっこう若いため、仕事のことだけでなくプライベートの相談もできるほど風通しが良かったのは、いい意味でのギャップでした。
営業を半年ほど経験した後、本社の「営業推進」というポジションに異動になりました。その部署では営業企画などを担当しましたが、実は当時、前任者が2~3年ほど不在だったポジションへの抜擢だったんです。何から始めればいいか分からないどころか、教えてくれる人もいない状態。分からないなりに必死で試行錯誤しながら、まずは全体像を理解するところから取り組んだのを覚えています。
それから入社2年目の2022年10月にマーケティング部に異動となり、BtoBマーケティングを担当しました。入社3年目となった2023年4月には社長直下の事業開発室への異動となり、社内外システムの改修などを担当。ハブ的存在として社内各部署との情報交換、仕様の検討、エンジニアとのやりとりなどを行いました。
その後2023年11月から再び営業部に戻り、営業推進を担当。マーケティング業務に加え、「Salesforce」など営業組織が使うツールの構築、業務フローの構築などを担当するように。最近では新卒採用業務にも携わっています。さまざまな部署を経験しながらサブリーダー、リーダーと役職も上がり、2024年11月からはサブマネージャーに。現在は営業組織のKPI管理や外部提携会社との折衝も担当しています。
こうやってキャリアを振り返ると、入社後早い段階からさまざまな仕事を任せてもらいました。前任者がいないポジション、初めて経験する仕事もありましたが、その都度「やるしかない」と覚悟を決めて必死に取り組んできました。そうやって働く中で、「物事の全体像を構造的に理解し、どこに問題があるのかを把握するのが得意」という強みも磨かれてきたように感じています。新しいことを任されたときは怖い気持ちもありますが、上司や先輩を頼りながら、必死に取り組むことで力が身についていくと思います。

―現在のお仕事内容と、大変ながらもやりがいを感じる場面を教えてください。
現在はサブマネージャーとして、不動産メディア事業ユニット 営業推進チームで営業推進業務を担当しています。いわば後方支援的なポジションで、営業部が売上目標を達成できるよう、数字を管理したり、環境を整備したりするのが大きな役割です。
これまでのキャリアで大変ながらもやりがいを感じたのは、入社1年目のとき、前任者がいない営業企画のポジションに抜擢されたときです。教えてくれる人もいない中でのスタートで、当時は部長直下の組織だったため、「まずは部長の要求されたレベルに追いつくこと」を目標にしました。「何でも聞いてね」とは言われていたものの、部長に極力負担をかけないよう、BtoBマーケティングについて自分で調べたり、他社の事例を学んだりしながら、そのときどきでできるだけ良質なアウトプットができるよう試行錯誤を繰り返しました。
手応えを感じたのは、異動してから3~4ヶ月ほど経った頃です。新規事業のBtoBマーケティングを担当しましたが、月間で100件近くのリードと高い成果をあげられたんです。ターゲットの解像度を上げ、キャッチコピーを工夫するなどやったことは基本的なことですが、大きな自信につながりました。
このように私は1年目から、自分がやったことがない仕事をどんどん任せてもらっています。社内で新たに始めることの担当になることもありましたが、どんなことでもまずは全体像を把握し、どうすれば良くなっていくのかを考える力が身につきました。「どこがボトルネックか」を特定する能力が身についたという感じです。さまざまな部署を経験して会社全体を理解できたことは、現在の仕事でも役立っています。新たに任されたことでも、「できないかな」と思うことも少なくなりましたね。社内データなど複雑なことを理解し、解決策を考えていく力は、社内でもトップ5に入るのではないかと自信を持っています。
コロナ禍を機に、カジノディーラー志望からの転換。「1秒でも早く」を意識した就活
―学生時代を振り返って、今の自分に影響を与えた経験を教えてください。
小学校から中学校まではずっと野球をやっていました。高校でも野球部に入る選択肢はありましたが、将来プロ野球選手を目指すわけでもないと、高校からは勉強に力を入れて青山学院大学に入学しました。大学では経営学を専攻していましたが、とにかくアルバイト三昧でしたね。自分がやりたいことより完全に「時給」で選んで、飲食店からナイトクラブまで、稼げるアルバイトを週5日ガムシャラにこなしていました。
このときのアルバイトの経験が、今の自分に一番影響を与えていると思います。大学時代は2~3年ほど、ほとんど社員のような立場の「バイトリーダー」として働いている期間があり、店舗の効率的なオペレーションや、「どうすればコスパ・タイパ良く仕事ができるか」を常に考えていました。周囲の人をどう動かせば効率が良くなるのかを考える経験をしたことが、現在の営業推進の仕事をする上で「営業組織をどう動かしていくか」「KPIをどう達成するか」などを考えるときの素地になったと感じています。
―就活時代の軸を教えてください。
実は私、もともとは就活をする気が一切なく、カジノディーラーになろうと考えていたんです。2018年頃にIR関連のニュースを知り、そこで働きたいと思ったから。稼げるバイトをガムシャラにしていたのも、大学卒業後カジノディーラーになるための専門学校に通う学費を稼ぎたかったから。しかしコロナ禍でIR関連のニュースが立ち消えになり、大学4年の2020年5月くらいから大急ぎで就活を始めました。
周りが早くから就活を進めている中で、自分は自己分析も業界研究もしていなかったので、とても焦っていました。そこから「1秒でも早くスムーズに就活を進めるにはどうすれば?」を考え、エントリーシートのない会社、すなわち書類選考がなくまずは会って「人」を見てくれる会社を優先的に探していきました。
業界には特にこだわりはありませんでしたが、職種は「法人営業」の一本に絞っていました。法人営業であれば、社会人としてのマナーや一般教養などを早期に身につけられると考えたからです。また、営業は会社の中心的な存在だと思っていたので、ビジネスの理解力も高められるだろうと思っていました。

―リビン・テクノロジーズに出会ったきっかけと、入社の決め手になったことを教えてください。
大学4年の5月末頃、リビン・テクノロジーズの会社説明会に参加したのがきっかけです。自社のビジネスをマーケティングから営業、開発まで一気通貫で行っていることに興味を持ちました。自分がやりたいことが定まっていない中で、ワンフロアでマーケティング、営業、開発が一緒に働いているので、こうした環境ならいろいろなことを吸収してキャリアにつながりそう、社会人としての基礎スキルも伸ばせそうだと感じました。
また、不動産業界というアナログな領域をターゲットにしている点や、実際の販売実績を聞いて「この商材なら自分でも売れそうだ」とイメージできたのも大きかったですね。
就活を始めたのが遅かったため、最初に内定をもらった会社に入社しようと決めていました。ですのでリビン・テクノロジーズから一番に内定をもらったことも決め手ではありますが、迷いなく決断できたのは面接の雰囲気がとても良かったからです。面接で「将来どうなりたいの?」と聞かれてちゃんと答えられず、「実はカジノディーラーを目指していたんです」と話したら、部長や代表が笑って聞いてくれて。当時の焦っていた自分にとって、そういった無駄話でも笑って受け入れてくれる余裕のある環境はとてもありがたかったです。
加えて、「できない理由を考えず、できる方法を考える」といった会社の『コンパス(企業理念)』に共感できたことも志望度が上がった理由の一つです。実際に入社してからも、このコンパスを体現して愚直に頑張る社員が多く、そういった人たちが集まる環境に身を置けたのは本当に良かったと感じています。
ビジネスの全体像を捉え、経営視点を身につける。成長を続ける組織で働く魅力
―リビン・テクノロジーズの好きなところを教えてください。
部署間の「距離が近い」ところが好きです。営業、マーケティング、開発が同じフロアにいるため、物理的にも心理的にも壁がありません。日常的にインプットできる機会が多いという感じでしょうか。分からないことがあればすぐに聞きに行ける風通しの良さがありますので、自分から機会を作れば、例えば営業にいながらもマーケティングや開発のことまで詳しく教えてもらえるような環境があります。
また、「やってみよう」でいろいろな施策が始まる文化も魅力です。手を挙げれば新しいことを任せてもらえるなど、自分の成長機会を自分でつくることができます。私のように営業として入社しても営業推進や事業開発となったケースもありますし、他にも本人のキャリアビジョンに合わせて営業から人事や経理などに異動したケースもあります。営業として入社したからといってずっと営業をするわけではなく、多様なポジションに異動して幅広い経験、自分なりのキャリアを築いていける環境が整っています。
―リビン・テクノロジーズについて、就活生に自信を持ってすすめられるところを教えてください。
「事業会社」として、ビジネスの全体像を若いうちから理解できる環境は自信を持ってオススメできます。一つのサービスにどれだけの人が関わり、どれくらいの開発コストがかかっていて、どうやって利益を生み出しているのか。そういった「コスト意識」や「売上や利益の意識」など経営視点を若手から養うことができます。
また、当社のターゲットである不動産業界をはじめとする住宅関連業界は中小規模の会社様が多いため、多くの商談で直接「社長」と話をする機会があります。若いうちから経営者やビジネス経験豊富な方と対話することで、ビジネス力も鍛えられます。さらに営業職としては、自社開発のサービスですから、お客様のニーズを的確に捉え、社内の決裁さえ通せば、複数の商材を組み合わせてパッケージするなど柔軟な提案ができるのも面白いポイントだと思います。
―最後に、就活生へのエール・メッセージをお願いします。
私自身、自己分析など一生懸命に就活をしてきたタイプではありませんので、あまり偉そうなことは言えませんが、「一生懸命に就活の軸を決めること」も大事ですが、それ以上に「その会社に入った後、何をするか」が大切ですし、そこを考えるようにしてほしいです。
どんな会社を選んだとしても「後悔のない選択」は絶対にないでしょう。社会に出たら学歴は関係ありませんし、第一志望の会社に入れなくても入社してから何をしたかのほうが重要です。入社後に自分でどうキャリアを切り拓いていくか、どういった成果を出していくのかに意識を向けてもらえたら、より良いビジネスライフを送れるのではないでしょうか。
会社からのメッセージとしても、リビン・テクノロジーズでは今後「経営に関われるような人材」の採用を強化していこうと考えています。最初から決まったルートが確約されているわけではありませんが、自分の取り組み次第で、私のように今までなかったポジションを任されるなど、新しいチャンスがいくらでも掴める環境です。会社が成長を続けていて、若手のアイデアもカタチになりやすいフェーズだからこそ、自らポジションを切り拓き、一緒にビジネスを盛り上げていくことに魅力を感じる方にぜひ来てほしいですね。

