脱・ゆるブラック。「仕事はラクだが、力がつかない」「自分の市場価値に自信が持てない」…そんな悩みを抱えるのではなく、“ラクではないが力がついた”と胸を張れる人になりたい。そんな想いを胸に、ラクではないが力がつく環境=「若手ホワイト企業」で奮闘する若手社員の経験にフォーカスし、自分の力でキャリアを切り拓くためのエッセンスを紐解く。

●若手ホワイト企業とは?
新卒スカウトサービス『iroots』では、会社の評判プラットフォーム「エンゲージ 会社の評判」に寄せられた口コミの中から「20代の成長環境」と「実力主義」のスコアにフォーカスし、“ラクではないが力がつく”企業を「若手ホワイト企業」と認定。>>若手ホワイト企業について詳しく知る

Interviewee’s Profile

ギークス株式会社
IT人材事業を中核に、企業のDX・AX推進を支援するテクノロジーカンパニー。ITフリーランス専門エージェント「GEECHS JOB(ギークスジョブ)」をはじめ、人材マッチングやキャリア支援を展開。近年はAI/AXソリューションチームを発足し、企業のDX・AX実装を支える「AX支援プラットフォーム」への進化を推進。IT人材領域で培った知見を強みに、企業のAI変革と新たな価値創出に取り組む。


ギークス株式会社企業詳細

髙木 大地(たかき だいち)/ IT人材事業本部 AXデベロップメントチーム リーダー
2023年、岡山大学経済学部卒業後、ギークス株式会社へ新卒入社。学生時代はコロナ禍を機に独学でプログラミングを学び、Web制作・開発にも挑戦。入社後はEP部でフリーランスIT人材のキャリア支援に従事し、2024年下期には全社表彰を受賞。現在はリーダーとしてマネジメントを担うほか、AI/AX領域のチーム立ち上げに関わっている。

「やりたいことがわからない」からこそ、力がつく環境を選びたかった

―最初に、ギークスに入社を決めるまでの経緯について教えてください。就活をはじめたときには、どのような軸で企業選びをおこなっていましたか。

就活をはじめた当初は、やりたいことが明確に決まっていたわけではありませんでした。ただ、やりたいことがないからこそ、いざそれが見つかったときに挑戦できるよう、若いうちから力をつけられる環境に身を置きたいと考えていました。

その中で特に興味を持っていたのが、IT業界とベンチャー企業です。その背景には、大学時代の経験があります。コロナ禍で部活動やアルバイトが制限されたことをきっかけに、独学でプログラミングを学びはじめ、その後は友人とWebサイト制作・開発の案件に取り組みました。この経験を通じてIT業界への興味が深まっただけでなく、実践の中で力をつけていく面白さも実感し、ベンチャー企業に惹かれていきました。

一方で、自分は黙々と作業を続けるより、人と話しながら価値を出していく仕事のほうが向いていると感じるようになり、IT業界への関心は持ちながらも、人と関わる職種に興味を持つようになっていきました。

―その中で、ギークスに興味を持ったきっかけを教えてください。

就活支援団体に関わっていた友人から「髙木に合いそうな企業がある」と紹介されたのがギークスとの出会いでした。

まず関心を持ったのは、フリーランスのエンジニアを支援するというギークスの事業内容です。Web制作に取り組んでいた頃、SNSなどを通じてフリーランスの方々とやり取りをする機会があり、フリーランスになる難しさや、それを継続していくことの大変さを知るようになりました。そうした経験があったからこそ、フリーランスの方々を支援する事業に自然と惹かれていったのだと思います。

また、若いうちから活躍している社員が多いという点も魅力的でした。社員インタビューなどの記事を通じて、新卒で入社した方々が早い段階から成果を出していることを知り、自分が重視していた「若いうちに力がつく環境」があるのではないかと感じました。

入社3年目でマネジメント、そしてAI領域へ。ギークスの“挑戦環境”が成長を後押ししてくれた

―選考を経て、ギークスへの入社を決めた理由を教えてください。

まず決め手になったのは、入社後の仕事内容を具体的にイメージできたことです。ギークスでは、フリーランスのエンジニアの方を支援することが事業の中心にあり、企業側を担当する場合でも、エンジニアの方と関わりながら支援していく点は変わりません。自分がどのような仕事を担い、どのような価値を出していくのかが明確になっていたことは、入社を考えるうえで大きな要素になりました。

また、若手のうちから活躍できるイメージを持てたことも、入社を決めた理由の一つです。もともと新卒社員が早い段階から活躍している印象を持っていましたが、選考中に社員の方々とお話しする中で、自分が重視していた「若いうちに力がつく環境」が実際にある会社なのだと感じました。

加えて、人事の方がとても熱心にサポートしてくださったことも印象的でした。入社後、壁にぶつかることがあっても、真摯に向き合ってくれる風土がありそうだと感じられたことも、入社を後押しする要素になりました。

ギークスより大手の企業からも内定はいただいていましたが、そうした企業は事業領域が広い分、自分がどの部署に配属され、どのような仕事を担うのかが見えにくい部分もありました。その点、ギークスは仕事内容に対する解像度が高く、若いうちから成長できる環境や人に向き合う風土も感じられたため、最終的に入社を決めました。

―2023年に入社されてから、どのようなキャリアを歩んでこられたのでしょうか。

入社後の研修を経て、EP部に配属されました。EP部はエンジニアパートナー部の略で、フリーランスのエンジニアの方と初回面談を行い、その方に合った案件を紹介し、案件が決まるまでをサポートする部署です。

ギークスの初回面談では、単価や働き方、技術といった条件面を確認するだけでなく、「なぜそれを叶えたいのか」「その先にどのようなキャリアを描いているのか」といった部分まで丁寧にヒアリングします。案件紹介にとどまらず、その方のキャリアにまで踏み込んで向き合う点は、他社との違いでもあり、ギークスらしい部分だと思っています。

そうした業務に2年ほど取り組む中で、少しずつ成果を出せるようになり、その積み重ねの中で社内表彰をいただく機会にも恵まれました。自分自身の努力は前提として、新卒が独り立ちするまでの育成ロードマップが示されており、段階的に成長していける環境が整っていたことも、成長を後押ししてくれた大きな要素だったと思います。

また、配属後は2〜3年目の先輩社員がメンターとしてつき、日々の動き方や業務の進め方まで細かく見ていただける体制がありました。若いうちから実践を任せてもらえる一方で、困ったときにはすぐ相談できる環境があったことも、安心して挑戦を重ねられた理由の一つです。

入社3年目からは、リーダーとしてマネジメントも任せていただいています。自分だけでなく、メンバーが成果を出せるように働きかけていく必要があるため、個人で数字を追っていたときとは異なる難しさがありますが、その分、視座が大きく高まったと感じています。

そして今後は、社内で新しく立ち上がるAX(AI Transformation)関連の部署へ異動することが決まっています(取材当時:首都圏第2EP部 リーダー)。この部署では、AI活用を進めたい企業に対して、業務への導入や活用方法についてコンサルティングを行う予定です。もともとBtoBの経験も積みたいと考えていたことに加え、AI活用に関わる業務にも関心があったため、自分から手を挙げて異動することになりました。

こうした挑戦ができるのも、ギークス全体としてAI活用を推進している土壌があるからだと思います。社内ではAI関連のプロジェクトが複数動いており、業務効率化だけでなく、顧客への価値提供を高める観点でも活用が進んでいます。私自身もEP部時代からAIを積極的に活用しており、業務改善や提案の質を高めるうえで手応えを感じていました。そうした実感があったからこそ、AX関連の仕事にも挑戦してみたいと思うようになりました。

正解のない課題に向き合い続けた経験が、新たな挑戦への自信につながった

―入社してから今までの間に「ラクではないが力がついた」と感じる経験を教えてください。

一番印象に残っているのは、入社2年目のはじめごろに部署の数字分析に関わる業務を任せていただいた経験です。

当時のリーダーの方が異動されることになり、その方が担っていた分析業務を誰が引き継ぐかというタイミングで、部長から「やってみろ」と声をかけていただきました。ただ、その時点の自分は数字を分析するような仕事をほとんど経験したことがなく、正直かなり苦労したことを覚えています。

それでも、先輩に壁打ちをお願いしながら進めていく中で、どういう傾向の方が案件決定まで進みやすいのか、逆にどこでつまずきやすいのかを少しずつ見られるようになっていきました。最初は目の前の業務をこなすだけで精一杯でしたが、部署全体の数字を見ながら考える経験を通じて、自分自身の数字が伸びないときにも「どこを改善すればいいのか」を冷静に捉えられるようになったと思います。

もう一つ大きかったのは、未経験の仕事への向き合い方を学べたことです。最初から完璧にやろうとするのではなく、まずは自分なりに方向性を出して、周囲と壁打ちしながら少しずつ精度を高めていく。そうした進め方は、このときの経験を通じて身についたものだと思っています。

実際、今はAI関連の業務に関わる機会も増えていますが、正解のない課題に向き合う場面でも、そのときの経験が活きています。ラクではありませんでしたが、早い段階でそうした仕事を任せてもらえたことが、自分の力につながったと感じています。

―得られた経験をもとに、髙木さんは今後どのようなキャリアを歩んでいきたいですか。

まずは部署の立ち上げに携わることになるAX関連の部署でしっかり成果を出したいと考えています。早い段階で成功事例をつくり、自分自身としても確かな手応えを得たいです。

長期的なキャリアについては、現時点で「将来はこれをやりたい」と明確に決まっているわけではありません。ただ、その中でも一貫して思っているのは、「どんな場所でも活躍できるような力をつけたい」ということです。

そのためにも、今後はBtoBの経験を積みながら、AI活用を通じて企業や組織の課題解決に関わる仕事にも挑戦していきたいです。そうした幅広い経験を積めるのは、手を挙げれば挑戦の機会を与えてもらえるギークスの風土があるからこそだと感じています。実際、自分自身もEP部、マネジメント、そしてAX関連の部署へと、少しずつ経験の領域を広げることができています。

今後も新しいことに挑戦しながら、自分にできることの幅を広げていきたいですし、その積み重ねの先に、自分なりのキャリアの形が見えてくるのではないかと思っています。

現在就活をされている皆さんは、「どの会社に入るか」「どの部署に配属されるか」を考えることが多いと思いますし、それはもちろん大切なことです。ただ、実際には自分では選びきれない部分もあります。だからこそ、最終的には「与えられた環境の中でどれだけ挑戦できるか」が、その後の成長を大きく左右するのではないかと思っています。

私自身、就活の時点で明確にやりたいことが決まっていたわけではありませんでしたが、「若いうちに力をつけたい」という軸だけは持ち続けていました。実際に働いてみると、やってみないとわからないことや、新しく興味を持つことがたくさんあります。だからこそ、会社選びでは「この環境なら挑戦できそうか」「ここでなら成長できそうか」という視点も大切にして、自分なりに納得できる選択をしてほしいです。


ギークス株式会社企業詳細

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《check!》ギークス株式会社の「若手ホワイト企業」環境

・入社3年目でリーダー、新領域へ。若手の挑戦を後押しする「若手抜擢環境」

・任せるだけで終わらせない。育成ロードマップで若手の成長を支える「20代の活躍環境」

・IT人材支援とAI活用で企業変革に関わる「社会貢献性」