・サマーインターンでは、積極的に発言したほうがいい?
・リーダーや発表者をやったほうが有利?
・もしワークで結果を出せなかったら、その後の選考にも影響する?
サマーインターンを控え、そんな疑問や不安を感じている28卒学生も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、元新卒採用担当者に、サマーインターンの「評価」に関する疑問をぶつけてみました。人事は学生のどこを見ているのか。活躍できなかったらどうなるのか。学生が気になるサマーインターンのリアルを聞いていきます。
この記事の目次
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サマーインターンで活躍する学生には、どんな共通点がある?
目標といっても、「ワークで優勝する」といった提示されたものだけではありません。「このインターンで〇〇を学びたい」「自分の苦手な〇〇に挑戦したい」など、自分自身で立てた目標も含まれます。
実際に私が人事をしていたときも、そうした目標を持って参加している学生は強かったですね。
インターンは評価される場なので、学生はどうしてもアウトプットに目が行きがちです。でも、人事は一人ひとりの取り組み姿勢も見ています。
今できないことや苦手なことにどう向き合っているのか。目標に向かって、どんな行動をしているのか。
実際の仕事でも、最初から何でもできる人ばかりではありませんよね。だからこそ、「今できるか」だけではなく、「できないことにどう向き合う人なのか」も大切なポイントだと思います。
例えば、議論を俯瞰して別の角度から意見を出す人もいれば、あえて批判的な視点を出して議論を深める人もいます。
大切なのは、むやみに発言量を増やすことではなく、目標達成のために必要なアクションを取ることだと思います。
実際、就活生からも「グループワークで全然発言できませんでした」「ほかの学生より目立てなかったんですが大丈夫ですか?」という相談をよくもらっていました。
でも、発言量だけで評価が決まるわけではありません。
「今、このチームに必要なことは何だろう?」と考えて行動するほうが、結果的にその人らしさも見えやすいと思います。
ワーク形式のインターンでは、最初に個人目標を設定することもあります。ただ、当日突然聞かれると、時間もないのでなんとなく決めてしまいがちなんですよね。
事前に少し考えておくだけでも、インターン中の動き方は変わってくると思います。
リーダーや発表者など、目立つ役割を担当したほうが有利?
でも、グループワークにはいろいろな役割があります。アイデアを出す人も必要ですし、情報を調べる人、議論を整理する人、時間を管理する人も必要です。
実際の仕事も同じですよね。リーダータイプだけが集まっても、組織は回りません。
だから、どの役割を担当したかよりも、「自分がやると決めた役割に対して、きちんとパフォーマンスを発揮できているか」のほうが大切だと思います。
もちろん、企業の採用要件によって特定のタイプの学生に注目することはあるかもしれません。
ただ、「リーダーをやらなかったから不利になる」と考える必要はないですね。
ワークで良い結果を出せなかったら、その後の選考で不利になる?
例えば、「優勝チームは次の選考をパスできます」と明示されているインターンもあります。その場合は、当然結果が選考に有利に働きます。
ただ、チームとして優勝できなくても、個人のパフォーマンスが評価されて選考で優遇されるケースもあります。
なので、「優勝できなかった=不利になる」ではないんです。
実際に私が人事をしていたときも、ワークの結果だけを見て学生を判断していたわけではありません。
その過程でどんな役割を担っていたのか。チームにどう貢献していたのか。うまくいかないときにどう動いたのか。
そうしたところも含めて見ていました。
もちろん、周囲に悪影響を与えるような振る舞いがあれば別です。でも、単純に「ワークで負けたから評価も低い」とは限りません。
仕事でも失敗することはありますよね。人事として知りたいのは、失敗を一切しない人かどうかではなく、失敗したあとにどう動く人なのかです。
実際に私が学生を見ていたときも、発言量が多すぎる学生や、逆になかなか発言できない学生、議論の方向性をうまく変えられない学生など、いろいろなケースがありました。
そういうときに、「次はどうしたらいいと思う?」とフィードバックすることもあります。
フィードバックを受け止めて、次の行動を変えられるのか。それとも、いじけてしまったり、周囲に当たってしまったりするのか。
一つの発言や一度の失敗だけで、その学生のすべてを判断することはありません。
むしろ、失敗したからこそ見える部分もあるんですよね。
「これだけはやめたほうがいい」というNG行動は?
結局のところ、「この人とは一緒に働きたくないな」と思わせる振る舞いは、やはり気になります。
遅刻してしまったときでも同じです。遅刻自体は、事情によっては仕方がないこともあります。でも、謝罪がなかったり、反省している様子がなかったりすると、「仕事でも同じなのかな?」と思ってしまいますよね。
あとは、人事が見ているときだけいい顔をして、いなくなった途端にほかの学生にマウントを取り始めるとか。
インターンでは、成果だけではなく、仕事に置き換えたときにどういう行動を取る人なのかも見ていますから。
だから、無理に「評価される自分」を作ろうとするよりも、周囲の人ときちんと向き合いながら、目の前のことに取り組むほうが大切だと思います。
たくさん発言したから評価される、リーダーをやったから有利になる、一度失敗したら終わり、というわけではありません。人事は、目標に向かう姿勢や周囲との関わり方、失敗したあとの行動など、いろいろな姿を見ています。
だからこそ、無理に自分をよく見せようとする必要はありません。自分なりの目標を持って、いろいろなことに挑戦してみてください。
サマーインターンを終えたときに、「評価されたかどうか」だけではなく、「自分について新しく知れたことがあった」と思えたら、それだけでも参加した意味はあると思います。
サマーインターンで意識したい3つのポイント
大切なのは、ワークや自分自身で設定した目標に向かって、今のチームに何が必要かを考えて行動すること。
アイデアを出す、議論を整理する、情報を集めるなど、自分なりの役割を見つけてチームに貢献してみましょう。
人事は、結果だけではなく、そこに至るまでの行動や取り組み姿勢も見ています。
失敗してしまったときも大切なのは、その後の行動。フィードバックを受け止め、次の行動をどう変えるかを意識してみましょう。
サマーインターンでは、成果だけでなく、周囲との関わり方や仕事への向き合い方も、人事が学生を知るためのポイントになります。
「どうすれば評価されるか」ばかりを考えるのではなく、自分なりの目標を持ち、目の前のワークやチームに向き合うことから始めてみてください。
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