
企業完全審査制の新卒スカウトサービス「iroots」が、就活生におすすめしたい企業と若手活躍社員にフォーカスするインタビュー企画。今回はCX(コマーストランスフォーメーション)事業とECロールアップ事業を展開する株式会社ACROVEで、営業として新卒1年目から高い成果を上げている岡さんの成長とキャリアに迫ります。
Interviewee’s Profile
業界:EC・小売り事業 連結従業員数:約250名(2025年4月時点) 「社会の果樹園を創造する」をミッションに掲げ、EC売上最大化を実現するCX事業と、M&Aや事業承継型M&Aにて譲り受けたブランド・事業の育成を図るECロールアップ事業の2事業を展開する。2024年Forbesが選出する30歳未満の代表30人に代表荒井氏が、アジアと日本で同時受賞を果たし、さらに、2025年は日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社【2025年版】」にACROVEが選出されるなど急成長中の注目企業。
岡 浩左 CX第二事業本部 営業部
東京都出身。青山学院大学法学部を卒業し、2024年に株式会社ACROVEに新卒入社した。15年にわたり野球を続けており、小学校、高校では主将を、大学の体育会準硬式野球部では副主将を務めていた。ポジションはショート。身体を動かすのが好きで、休日は草野球をしたり、ジムに行ったり、旅行に行ったりしている。
- 入社2ヶ月で歴代ギネスを記録し、月間MVPを獲得。さらに初アポが初受注に!
- 入社1年目から自分の成果や成長が会社の成長につながる環境で働きたかった
- コミュニケーション量が多く、安心して成長していけるのがACROVEの良いところ
TOPICS
入社2ヶ月で歴代ギネスを記録し、月間MVPを獲得。さらに初アポが初受注に!
Q1.入社後から現在に至るまでのお仕事内容について教えてください。
2024年に新卒入社した私は、入社前から営業志望だったこともあり、1年目からずっと営業の仕事を担当しています。ACROVEの特徴は、社歴や年齢に関係なく早くからどんどんチャレンジさせてもらえることです。 ACROVEが展開する「CX(コマーストランスフォーメーション)事業」と「ECロールアップ事業」の2事業のうち、私が関わっているのはCX事業。「ECの売上を伸ばしたい」と考えているお客様に対し、ECモール内のショップ立ち上げから戦略立案、広告運用、実務代行、物流アレンジまでワンストップの販売支援を行っています。EC売上最大化に貢献することで、お客様に喜んでいただくのが営業のミッションであり、やりがいです。
入社後インサイドセールスチームに所属して、食品や雑貨などさまざまな業界の自社ブランドを持っている企業にアプローチを実施。事業の現状や困っていることをヒアリングしたり、そこに対して自社サービスで貢献できることをお伝えしたりしながら、商談をするためのアポイント獲得を行っていました。入社3ヶ月目くらいからは、アポイント獲得だけでなく実際の商談も担当させてもらい、お客様のビジネスを成功に導く仕事をしています。
ACROVEで働き始めて感じたのは、上司や先輩が日々親身になってフィードバックしてくれることです。例えばお客様への電話での話し方についてアドバイスをもらったほか、営業として、社会人としての考え方や基本行動について多くのことを教えていただきました。そうやって日々学んだことを信じてコツコツ取り組むようにしたところ、徐々にアポイントが取得でき、ご発注もいただけるようになっていきました。
結果、入社2ヶ月目には月間36アポと歴代ギネスのアポ数を記録し、月間MVPを獲得できたんです。ちなみに、成長意欲の高い同期の仲間と日々切磋琢磨できるのもACROVEの良いところ。私も毎月の獲得アポ数を競っている同期がいたのですが、私が歴代ギネスを記録した翌月に40アポと記録を更新したところ、彼はさらに上回るアポ数を記録していて。私がギネスホルダーでいられたのはたった1ヶ月だけでした(笑)。
こうした日々の積み重ねが成果にもつながり、入社1年目の売上実績は合計4110万円に達しました。
Q2.現在のお仕事内容と、大変ながらもやりがいを感じる場面を教えてください。
入社2年目の現在も、営業としてさまざまな業界のお客様と商談をしています。入社3ヶ月目から商談を任せてもらいましたが、最初は知識もスキルも追いついていなくてとにかく必死でした。とにかく学び続けるのはもちろん、上司や先輩にもフィードバックをもらいながら、トライ&エラーを繰り返す。そんな毎日を繰り返すことによって、少しずつできることを増やしながら成長してきました。
そんな中でも印象に残っているのが、初めてのアポイント獲得の前に電話で話したお客様とのやりとりです。たまたま電話がつながったお客様でしたが、「そんな話では聞く気にならないよ」「営業としてはこうあるべきじゃないか」などと20~30分にわたりご指摘をいただきました。営業電話にも関わらず、とても優しく親身になってアドバイスをくださいました。指摘をされたことがズバリだったので、それからは、電話でのトークの仕方を構成し直してみたんです。
その電話から2時間ほど後、見直したトークで架電を再開したところ初めてのアポイントを獲得できました。そのお客様はビンテージ品などのお酒を販売している会社でしたが、ACROVEならではのサポート体制や若手が多いからこその強みをお伝えしたところ、それがお客様にもすごく刺さりました。結果的に、初めてアポイントをいただいたお客様が初受注にもつながって、とても思い出深い案件です。
早くから成果を出せた要因は二つあります。一つは自分とひたすら向き合い続けたことで、特に目を向けたくない弱い部分と向き合い続けたことが大事だったと思っています。もう一つはライバルの存在で、同期のライバルが自分にないものを持っていてそこから学ぶことも多かったと感じています。
学生時代から成長できた点で言うと、自分の行動を客観的に振り返られるようになったことです。入社当初の振り返りでは「今日はダメだった。明日はもっと頑張る」といった内容でしたが、上司や先輩から定量的に振り返るよう指導されました。営業プロセスのどの数字が悪くて、それを改善するために何を、どれくらいの時間をかけて改善するのか。定量的に振り返る習慣が身についたことは自分の中でも大きな変化だと感じています。
入社1年目から自分の成果や成長が会社の成長につながる環境で働きたかった
Q3.学生時代を振り返って、今の自分に影響を与えた経験を教えてください。
やはり野球の経験が、今の自分に大きな影響を与えています。主将や副主将としてチームを率いた経験も自分の財産ですが、もう一つ大きな影響を与えたのが大学2年のときにスタメンから落ちた経験です。
小さな頃から、自分は上の学年が中心のときでも試合に出場していて、大学2年のときもスタメンに選ばれていました。当時の私は、それをどこか当然だとも考えていて。しかしあるとき、自分より後に入部してきたメンバーにスタメンを奪われてしまったんです。かなり落ち込んだのですが、それ以上にショックを受けたのが、自分がスタメンから外れてもチームが変わらずに回っていたこと。周りのメンバーも少なからず動揺するのではないかと思っていたものの、何の影響もなくいつも通りプレーをしていたんです。この一件から自分の弱さととことん向き合い、自分に何が足りないのかを考えるようになりました。
学生時代にこうした経験を積んだことは、社会人になってからもすごく役立っています。営業の仕事でも、自分を客観的に見つめることが日々求められます。自分の弱みと向き合い、試行錯誤を繰り返しながら改善していく。そんなサイクルを野球で経験していたことで、仕事にも役立てられています。
Q4.就活時代の軸を教えてください。
就職活動は大学3年の秋頃に始めました。当初は何をしたいとかもあまりなくて、就活の軸も持っていなかったことから、いろいろな業界を見ていました。ただ人と話すのは好きでしたし、野球部でのリーダー経験もあったことから、何となく営業かなと考えていましたし、周りからもそう言われていました。
野球部には学校推薦などもあり、周りの同期は誰もが知っている大手企業に就職する人が多かったんです。自分も当初は受けていたんですが、次第に自分が求める環境と大手企業の環境には乖離があるのではと感じるようになっていきました。大学の先輩や兄の話などを聞いていて、大手企業は研修がしっかりしている一方で、短期で自分の成果や成長をダイレクトに感じにくいのではないかと思ったんです。それよりも自分は、入社1年目、2年目と早い段階から自分の成果を会社の成長にヒットさせたい、自分の存在意義を感じたいと考えていました。こうした経緯から、自分は営業職を就活の軸にしながら、自分の成果や成長をダイレクトに感じられる会社で働きたいと思うようになっていきました。
Q5.株式会社ACROVEに出会ったきっかけと、入社の決め手になったことを教えてください。
この会社との出会いは、大学4年生になる直前くらいにスカウトメールを受け取ったことでした。魅力を感じたのは、事業の成長スピードと、若い社員が多く活躍していること。代表自身も20代とすごく若い会社だったことから、ここなら自分の存在意義を感じられるのではと選考を受けることにしました。
選考を受けてみて感じたのは、裏表のない会社で、ここなら信頼できそうだということです。就職活動でさまざまな企業の話を聞く中で、自社の成長性をアピールするケースは多いものの、会社説明を聞いていてどこか腑に落ちないケースもありました。しかしこの会社はそうではなくて、会社の成長性を強く感じました。また、今後さらに成長していく会社を一緒につくっていくことに非常にワクワクしたことを覚えています。
もう一つ入社の決め手を挙げるなら、早い段階からどんどん任せてくれそうだと感じたことです。選考過程では新卒入社の方、異業界から転職してきた中途入社の方など多くの人とお会いしましたが、みなさん早くから責任ある仕事を任され、活躍していました。ここなら自分も、と思えたのは大きかったですね。
そんな風に自分は惹かれていったのですが、同時に、同期の多くが大手企業への就職を決める中で、自分はこの選択で良いのだろうか、とも迷っていました。そんなときある先輩に相談したところ、「もう社会人なんだから自分の意志で決めるべきだ」と言ってもらって。これまでは周りの顔色を見ながら意志決定することも多かったのですが、これからはそれじゃダメだと思い、最終的には自分の意志で株式会社ACROVEへの入社を決めました。
コミュニケーション量が多く、安心して成長していけるのがACROVEの良いところ
Q6.株式会社ACROVEの好きなところを教えてください。
会社の好きなところは、どんどん任せてくれるところ、挑戦させてくれるところです。「こんなに早く任せて大丈夫なの?」と感じることもあるくらい、新しい仕事を任せてもらえます。入社1年目から積極的にチャレンジし、自分を成長させたい方、会社の成長に貢献したい方にはピッタリだと思います。
それに加え、若手に任せきりではなく、しっかり見守ってくれながら、上司や先輩が日々フィードバックしてくれるところもこの会社の好きなところです。周囲からの指摘やアドバイスを素直に受け止めることができ、自分と向き合いながら改善につなげていける方であれば成長スピードも速いでしょう。
もう一つ会社の好きなところは、コミュニケーションの総量が多いところです。若い社員が多いこともあってか、普段から仕事の話だけでなく、趣味やプライベートの話題で盛り上がることが少なくありません。そういった雰囲気のもと心理的安全性が保たれているからか、ちょっとしたことでも相談しやすいんです。
コミュニケーションの総量で言えば、毎週定期的に情報共有の場を設けていることも良いところです。そこでは日々の営業活動で知った知識や情報を共有したり、通勤時間や移動時間で目にした広告をコメントしたりと、個々がインプットした情報をみんなの役に立てようと紹介し合っています。営業未経験、業界未経験からの入社でも活躍している方が多いのはこうした風土にもあるのではないかと思っています。
Q7.株式会社ACROVEについて、就活生に自信を持ってすすめられるところを教えてください。
就活生に自信を持ってすすめられるのは、未経験からでも挑戦できるところ、営業としてだけでなく人としても成長できる環境があるところです。社内はもちろん、日々の営業活動でもさまざまな業界のお客様と会話をしますので、いろいろな人から日々学ぶことができています。
そんな風に日々学びの機会があるからか、日常生活でもいろいろなことに気を留めるようになりました。例えば広告を見かけたらなぜこの表現にしたんだろう、実際の効果はどれくらいだろうと考えるようになったんです。世の中の見え方が面白くなることも、みなさんにおすすめしたいところです。
Q8.最後に、就活生へのエール・メッセージをお願いします。
学生のうちは、ビジネスについて分からないことが多いのは当然だと思っています。一方で、SNSやYouTubeを見ると同年代ですごい人たちがいて不安や焦りを感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし、そこは全然問題ではなくって、分からないことはすぐ質問する、自分から積極的にコミュニケーションを取るなど、基本的な行動が何より大事だったりするんです。どの業界のどの企業に就職したとしても、最初は不安があるでしょう。しかし、相談する、行動するといったことを続けていれば絶対に成果や成長につながっていきますので、その過程自体をぜひ楽しんでほしいです。
あと付け加えるなら、学生時代に気づいたあなたの特性や強みは仕事でも活かすことができます。ときに会社員というのは無機質なイメージを抱いてしまうかもしれません。しかし実際には、自分がやりたいようにできる場面も多いですし、自分の色を出していくこともできます。組織の大小に関係なく自分自身で変えていけることも多いので、そこにワクワクしながら社会人を楽しみにしてほしいですね。