就活をはじめた人の多くが悩む、“軸のつくり方”。この記事では、スピード内定に繋がる就活軸を作るコツについてまとめています。 後悔のない就活をするための一歩として、まずは軸のつくり方を学ぶことから始めてみましょう!

目次

 就活軸とは

 

就活軸とは、就活において絶対に譲れない条件


就活の軸と聞くと難しく思えるかもしれませんが、言い換えれば自分が就活において絶対に譲れない条件と同じです。軸を定めておくと、参加するインターンや選考を受ける企業などを選びやすくなり、就活をスムーズに進められるようになります。

POINT

まずは、やりたいこと・やりたくないこと・好きなこと・働く条件などについて考えてみましょう!

 就活軸をつくるコツ

 

とにかくたくさん書き出す


軸をつくるためには、とにかく思いついたことや考えたことをたくさん書き出しましょう。少ない要素の中から条件を選ぶより、できるだけ多くの要素を書き出してから大切な条件を絞り込むほうが、自分の希望や譲れないことに近づいていきます!

過去と未来に目を向ける


過去に目を向けることで、自分自身が何を大事にしているのかわかります。未来(将来)について考えることで、自分の理想像がわかるようになり、そこに近づくための手段が見えてくるようになります。

強みと弱みを知る


活躍できる業界や職種を見つけるために、強みと弱みを知っておくことが大切です。自分が評価されていることや自信があること、逆に指摘されたり課題になったりすることに注目しましょう。

 先輩の就活軸のつくり方

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先輩について

中央大学卒。大学3年生の10月から就活をスタートし、1月までに4社内定獲得。

過去を振り返って見つけた“やりたいこと”


私の場合、やりがいを感じた瞬間や嬉しかったことを思い出すために、過去を詳しく振り返りました。アルバイトやインターン、部活やサークルなど、とにかく楽しかったことを思い出すところから始めました!

実際の例

2年半の接客のアルバイトを通してお客様に感謝されることが、私のやりがいにつながった。お客様に会いたいという気持ちが強くなり自然とシフトを増やすようになった。大切にしていたのは、お客様ファーストという考え。

⇒こういった経験から、就活の軸の1つに【ユーザーファースト】を定めた

将来、どうなっていたいかを想像する


大きな目標でも小さな目標でもいいので、まずは理想の姿を想像しました。私は、周囲に良い影響を与えるような、かっこよくて強い女性になることが人生の目標です。その姿に近づくには、どういった環境に身をおくべきか・どんなスキルが必要なのか考えていました。

実際の例

良い影響を与えるかっこよく強い女性になることが人生の目標。誰かの目標や原動力になりたいと考えているから、リーダーやマネジメントを早いうちから経験したい。自分自身の成長を大事にしたいと考えている。

⇒こういった経験から【スピード感をもって成長できる環境】が軸の1つに加わった

印象に残っている出来事から、強みと弱みを導く


私が自分の強みと弱みを導くために行なったのは、印象に残っている出来事を書き出して、ポジティブな経験とネガティブな経験に分けることです。当時の状況や周囲の人のこと、環境などを思い出しながら行なうと、上手く分けられますよ!

■ポジティブな経験

  • 中学1年生でバスケ部を設立した。
  • 5年間キャプテンを務めた。
  • 5年間で部員を30人以上増やした。

強み:粘り強く、目標達成までこだわる

■ネガティブな経験

  • 誰にも頼れなかった。
  • 相談相手がいない、見つけられない
  • キャプテン=嫌われ役だと思いこんでいた

弱み:頼ることが苦手、1人で抱え込んでしまう