
就活を進めるうえで欠かせない「業界研究」。 このコラムでは、 各業界の特徴や動向、成長性などに加え、iroots独自の考えである”若手ホワイト企業の見極め方”を紹介しています。 業界の全体像をつかみ、自分に合った企業を見つけるヒントにしてください。
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「仕事はラクだけど力がつかない」といった悩み抱える環境ではなく、若いうちから裁量と責任のある仕事ができ、どこでも活躍できる力が身につく環境が整った企業を指す、iroots独自の考えです。
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エン・ジャパンが運営する企業口コミサイト「エンゲージ 会社の評判」で「20代の成長環境」「実力主義」「仕事を通じた社会貢献」のスコアが平均値以上の企業を、若手ホワイト企業として選出しています。
TOPICS
IT業界(インターネット・WEB・アプリ)とは
>人々の生活やビジネスを豊かにするサービスを創造する仕事
この分野のIT業界は、皆さんが日常的に使うスマートフォンアプリやSNS、ECサイト、ニュースサイトなどを企画・開発・運営しています。人々の生活をより便利で楽しく、また企業のビジネスをより効率的にすることを目指します。変化のスピードが非常に速く、新しい技術やユニークなアイデアが次々とサービスとして形になる、ダイナミックで創造性豊かな業界です。
【ビジネスモデル別】企業説明
分類 | 特徴 |
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プラットフォーム事業 |
ユーザーや企業が集まる「場」を提供し、広告やシステム利用料、販売手数料などで収益を得るビジネスです。ECサイトやSNS、検索エンジン、フリマアプリなどがこれにあたります。
代表的な企業: 楽天グループ、LINEヤフー(Yahoo! JAPAN、LINE)、Google、メルカリ、リクルート(SUUMO、じゃらんnet)
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Webメディア・ コンテンツ事業 |
ニュースサイトや専門情報サイト、動画・音楽配信、電子書籍などを運営します。広告収入や、月額課金(サブスクリプション)が主な収益源です。
代表的な企業: サイバーエージェント(Ameba、ABEMA)、CARTA HOLDINGS、スマートニュース、Netflix
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SaaS(サース)事業 |
「Software as a Service」の略で、インターネット経由でソフトウェアを提供するサービスです。主に企業向けの業務効率化ツールが多く、月額利用料で収益を得ます。
代表的な企業: Sansan、freee、ラクス、サイボウズ、SmartHR
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ソーシャルゲーム・ アプリ開発事業 |
スマートフォン向けのゲームや便利なツールアプリを開発・提供します。アプリ内でのアイテム課金や、アプリ内に表示される広告で収益を得ています。
代表的な企業: MIXI、DeNA、グリー、Cygames、コロプラ
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IT業界(インターネット・WEB・アプリ)の動向
>AI(人工知能)の活用拡大
ECサイトで「あなたへのおすすめ」が表示されたり、チャットで質問に自動で答えてくれたりするように、AIは既に多くのサービスに組み込まれています。今後は、生成AIの活用も進み、サービスのパーソナライズ化や利便性向上はさらに加速していきます。
>サブスクリプションモデルの浸透
動画配信や音楽配信サービスのように、月額料金を支払ってサービスを「利用」するサブスクリプションモデルが主流になっています。これは「所有から利用へ」という消費者の価値観の変化を捉えたもので、企業にとっては安定した収益基盤となります。
>Web3・メタバースへの挑戦
ブロックチェーン技術を活用した新しいデジタル資産(NFTなど)を扱う「Web3」や、アバターを使って活動する仮想空間「メタバース」が、次世代のインターネットとして注目されています。まだ発展途上ですが、未来のコミュニケーションや経済活動の形を変える可能性を秘めています。
IT業界(インターネット・WEB・アプリ)の成長性と将来性
>あらゆる産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を牽引
飲食店の予約サイト、医療のオンライン診療、教育のオンライン学習など、今やあらゆる産業がWebサービスなしでは成り立ちません。社会全体のデジタル化が進む限り、この分野のIT企業が活躍するフィールドは無限に広がっています。
>個人の生活に不可欠なインフラへ
情報収集、友人とのコミュニケーション、買い物、暇つぶしなど、私たちの生活はWebサービスに深く依存しています。この流れは今後も変わらず、より生活に密着した、なくてはならないサービスが次々と生まれてくるでしょう。
若手ホワイト企業の見極め方

- 変化を楽しみ、学び続ける文化があるか
- 若いうちからプロダクト開発に深く関われるか
- データに基づいた意思決定を行っているか
>変化を楽しみ、学び続ける文化があるか
この業界は技術の流行り廃わりが激しいため、常に新しいことを学ぶ姿勢が不可欠です。【社内での勉強会や技術共有が活発か】【資格取得支援や書籍購入補助制度があるか】などをチェックし、社員のインプットを奨励する文化があるかを見極めましょう。
―エンジニアブログ、テックブログ
企業がどのような技術に興味を持ち、社員がどう学んでいるかが分かります。
―福利厚生、研修制度
スキルアップを支援する具体的な制度を確認しましょう。
>若いうちからプロダクト開発に深く関われるか
ユーザーの反応をダイレクトに感じながらサービスを改善していく経験が、何よりの成長につながります。【職種(エンジニア、デザイナー、企画)に関わらず、企画段階から関われるか】【若手の意見がサービスに反映された事例はあるか】をチェックしましょう。
―社員インタビュー、プロジェクトストーリー
若手社員がどのような裁量で仕事をしているか確認しましょう。
―サービス開発の裏側、開発秘話
どのようなプロセスでサービスが作られているかを知ることができます。
>データに基づいた意思決定を行っているか
個人の感覚だけでなく、ユーザーの利用状況などのデータを分析し、論理的にサービス改善を行う「データドリブン」な文化があるかは重要です。客観的な事実に基づいて議論する風土は、若手が意見を言いやすい環境にもつながります。
―企業ブログ、トップメッセージ
「データドリブン」や「データ活用」といったキーワードが出てくるか確認しましょう。
―募集要項(特に企画職やマーケティング職)
求めるスキルに「データ分析」などが入っているか見てみましょう。
いかがでしたか?どこでも活躍できる力を身につけるためには、若手ホワイト企業を見極めて入社することが大切です。irootsからスカウトが届くのは、若手の成長環境が整った企業ばかり。ぜひログインして、企業情報やスカウトをチェックしてみましょう。
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