脱・ゆるブラック。「仕事はラクだが、力がつかない」「自分の市場価値に自信が持てない」…そんな悩みを抱えるのではなく、“ラクではないが力がついた”と胸を張れる人になりたい。そんな想いを胸に、ラクではないが力がつく環境=「若手ホワイト企業」で奮闘する若手社員の経験にフォーカスし、自分の力でキャリアを切り拓くためのエッセンスを紐解く。

●若手ホワイト企業とは?
新卒スカウトサービス『iroots』では、会社の評判プラットフォーム「エンゲージ 会社の評判」に寄せられた口コミの中から「20代の成長環境」と「実力主義」のスコアにフォーカスし、“ラクではないが力がつく”企業を「若手ホワイト企業」と認定。>>若手ホワイト企業について詳しく知る

Interviewee’s Profile

株式会社ISSリアライズ
創業:1920年、従業員数:412名(2025年7月時点)
1920年に鉄鋼商社として創業。長年かけて培ったネットワークやノウハウを活かし、現在は単に既製品を販売するのではなく、「モノづくり企業」全般を支援するコンサルティング事業を核としている。完成品メーカーと町工場の橋渡し役となり、日本の製造業が抱える難題の解決に努めている。現在の取引実績は、完成品メーカーで4,400社以上、町工場で1,900社以上と、あらゆる産業分野に精通している。

間下 桃子(ました とうこ)静岡営業所 営業
静岡大学 スポーツプロモーションコースを卒業後、2023年4月に株式会社ISSリアライズに新卒入社。静岡営業所の営業として活躍している。入社2年目で過去最多の新規開拓社数を記録し、年間表彰を獲得。3年目の現在も全社1位のペースで新規開拓中で、同社の表彰制度「商売の達人」にも頻繁に登場。その営業手法や効率的な動きに全社員が注目しているなど、早くから頭角を現している。

何でもできる人になりたい=営業職に就こうと考える中で、ISSリアライズと出会う

―最初に、ISSリアライズに入社を決めるまでの経緯について教えてください。就活をはじめたときには、どのような軸で企業選びをおこなっていましたか。

就活をはじめたのは、早くも遅くもなく、周りが就活の話をはじめた頃でした。特に軸らしい軸はなかったので、いろいろな業界、いろいろな企業を見ていった感じです。ただ漠然と抱いていたイメージとして、「何でもできるような人になりたい」と考えていました。

女性として社会に出て働いていく上で、例えば産休・育休など、いつキャリアが中断するかは分かりません。そう考えたとき、若いうちから力をつけられる環境で働けば、産休・育休を取得して復帰した後も、たとえ転職したとしてもすぐに活躍できると思ったんです。じゃあ若いうちから力をつけられる環境はどこだろうと考えた結果、営業職が良いんじゃないかと思い、営業ができる会社を探すようになりました。

ちなみに、私の両親は共働きなのですが、二人ともバリバリ働きながらいつも楽しそうだったんですね。だから私も、楽しく働ける会社や仕事と出会いたいと考えていました。

―その中で、ISSリアライズに興味を持ったきっかけを教えてください。

ISSリアライズは、企業から送られてきたスカウトメールで知りました。営業ができる会社を探していましたが、それ以外にも「静岡に勤務地があるか?」「年収が高いかどうか?」もチェックしていたんですね。こうした条件全てに当てはまっていたことから、まずは説明会に参加してみることにしました。なお、スカウトメールを見ていた段階では、ISSリアライズの事業内容について理解しきれていないところもありました。

そんな状態で説明会に参加したのですが、詳しく話を聞いて、とても面白そうな仕事だと思いました。社歴や年齢に関係なく裁量が大きく、自分で決められる幅が大きい営業だと感じたんです。自分で提案先を探し、実際に訪問し、ニーズがあったら提案をするのはもちろん、自分で価格設定も行う。最終的に製品を納品するところまでを自分で担当すると知って、他にはなかなかない面白い営業だと思いました。

また、ITのように実体のないものを提案するより、実際にカタチがあるものを提案するのはイメージしやすいと感じましたね。これらの理由から選考を受けてみることにしました。

入社1年目から大きな裁量のもとで働くことができ、入社2年目には過去最多の新規開拓社数を達成

―選考を経て、ISSリアライズに入社を決めた理由を教えてください。

説明会に参加した段階から志望度はかなり高かったのですが、選考過程で印象に残ったのはリクルーターの存在です。最初からリクルーターがついてくれて、二人三脚で寄り添ってくれたのがありがたかったです。私についてくれたリクルーターは、入社5年目くらいの女性の営業社員。選考についていろいろサポートしてくれるだけでなく、営業の仕事についても気軽に質問できたのがありがたかったです。

最終的には、IT業界や人材業界、不動産業界など、複数の企業から内定をもらっていました。その中でISSリアライズへの入社を決めたポイントはいくつかあります。ひとつは給与が高かったことで、他にも給与が高い企業はありましたが、若手の裁量が大きくて給与も高いのは大きな魅力でした。もうひとつは、選考過程で感じた会社の雰囲気です。二人三脚で寄り添ってくれたリクルーターの方はもちろん、面接官の雰囲気、さらには会社全体の雰囲気などここなら安心して働けそうだと思ったんです。

―2023年にご入社されてから、今までどのような業務に携わられましたか。

2023年の入社以来、静岡営業所で営業として働いています。入社後の感想としては、思っていた以上に個人で動くことが多いということ。説明会などで裁量が大きいと聞いてはいたものの、とはいえチームプレーで動くこともあると考えていたんです。もちろん案件のことなどを先輩や上司に相談することもありますが、個人の裁量で動くところがかなり多くて、自分次第で物事が進む実感が良いなと感じましたね。

また、思った以上に運転時間が長かったことも入社後の感想です。大体のお客様は車で片道1時間前後ですが、私の場合は新規開拓の際2時間半の場所へ訪問することもありました。一人で行動するのは自分の性に合っているので苦にはなりませんが、移動時間が多い=自分で考える時間が想像以上に多いと思いました。

個人の裁量が大きいことはやりがいでもあって、自分で全て決められるのはISSリアライズで働く魅力だと思います。アプローチする企業を自分でリサーチして、飛び込んだ先の企業が困っていたら、その企業の課題を解決できるよう提案を行います。そこから自分の提案が受け入れられて受注となり、最終的にお客様のお困りごとを解決できたときはたまらなく嬉しくなります。自分がその企業を見つけ出し、アプローチしようと思ったからこそお困りごとを解決できたと感じられるのがこの仕事の最大の魅力ではないでしょうか。

そんなのびのび働ける環境で、入社2年目には過去最多の新規開拓社数を達成できました。こうした実績を記録できた要因は二つあると考えていて、ひとつは訪問社数をどれだけ増やせるかで、もうひとつがいかに効率的に行動できるか。限られた時間でいかに多くのお客様と接点を持てるかが、成果にもつながってくるからです。私は学生時代、思い立ったらすぐどこかへ行くなどフットワーク軽く行動していました。そんな私の強みが、自由度高く行動できるISSリアライズの営業とフィットし、成果につながったと考えています。年間表彰を最初から狙っていたわけではないですが、やはり受賞できたときは嬉しかったです。

ISSリアライズの仕事で活躍できると思うのも、やはりフットワーク軽く行動できる方です。お客様先を訪問する件数を増やすのはもちろんですが、例えばお客様からの問い合わせや見積り依頼に対してもクイックにレスポンスをするなど、相手が心地良いリズムで仕事をすることを大事にしていました。心地良さについてはコミュニケーションも同じで、例えば話すのが好きなお客様のときは聞き役に回ったり、忙しくしているお客様のときは用件だけ素早く伝えたりと、相手に合わせたコミュニケーションを意識していました。

大きな裁量があるとはいえ、入社1年目から活躍できるのは、長年の歴史で培ってきた情報やノウハウを共有する仕組みが整っているからです。例えば「こんな製品を作りたい場合はどこに依頼したらいいか?」といった情報を、誰でもすぐに見つけられる仕組みがあって、それを活用して活躍できるんです。また、周りの先輩や上司にも気軽に相談でき、すぐにアドバイスをもらえるのも安心材料だと思います。

仕事の成果が目に見えて分かり、それをしっかり評価してもらえるのも大きな魅力

―入社してから今までの間に「ラクではないが力がついた」と思う経験を教えてください。

印象に残っているのは、入社2年目の冬頃、あるお客様の案件で図面通りの製品ができあがってこなかったときです。充分に経験を積んでいればスムーズに対応できたかもしれませんが、当時の私は慣れておらず、先輩にサポートしてもらいながら対応をしました。加工先の町工場を訪問し、状況を伝え、もう一度打ち合わせをしたうえで、改めて製品を作り直してもらうことになったんです。

不具合が生じたときにどう行動すればいいのか、どうすればスムーズに対応できるのか、さらには図面を確認する際にどこを見ていれば不具合が生じなかったのか。入社2年目で仕事には慣れてきたタイミングでしたが、モノづくりの知識はまだまだという状態での経験だったんです。やさしいお客様だったので問題なく進められたのですが、もっと専門知識を身につけなければと思いましたし、その後の成長にもつながったと思います。

これまでで一番成長したと感じるのは、製品の価格を決めるところです。ISSリアライズの営業は、製品の価格決定も営業が行いますが、これまで経験を積んできたことで適切な価格を見きわめられるようになってきたと感じています。もちろん低く設定すれば受注にはつながりやすいですが、利益は小さくなってしまいます。お客様の課題を解決する価値ある製品を提案しているからこそ、できるだけ付加価値に見合った価格設定をしたい。知識が身につき、情報収集の精度も上がったことで、価格決定のレベルも上がってきたと感じますね。

―得られた経験をもとに、間下さんは今後どのようなキャリアを歩んでいきたいですか。

入社3年目を迎えましたが、これまで新規開拓社数をずっと追いかけてきたので、4年目以降は、規模の大きな案件や難易度の高い案件も受注できるようになっていきたいと考えています。加えて営業としては、先輩たちと比較してモノづくりの知識が圧倒的に足りていないと感じています。だからこそ、モノづくりの知識をもっと身につけることで、営業としての提案力、課題解決スキルを伸ばしていきたいですね。

学生のみなさんにISSリアライズの営業をオススメするとしたら、やはり裁量権の大きさです。お客様先をどのタイミングで訪問するなどスケジュールの自由度も高いですし、何よりどのお客様にアプローチするのかも自分で決めることができます。そんな働き方に魅力を感じるならぜひエントリーをご検討ください。

加えて、仕事の成果が目に見えて分かり、それをしっかり評価してもらえるのも大きな魅力です。私自身、就活のときに「誰が見ても分かる評価をしてほしい」「評価が収入につながる仕事がしたい」と考えていましたが、ISSリアライズは仕事の成果をしっかり評価し、収入に還元してくれる会社です。

就活の際はいろいろ思い悩むこともあるかもしれませんが、私自身の考えとしては、どの会社に入ったとしても人生何とかなると思っています。だからこそ、あまり考えすぎることなく、自然体で頑張ってほしいです。私も1年目は仕事が大変だと感じていましたが、2年目、3年目になって慣れてきたら、のびのび働けるようになりました。同期との仲も良く、一緒にタイ旅行へ行ったり、富士山に登ったりとプライベートでの交流もあります。気持ちよく働ける環境がありますので、興味を持ったら思いきって飛び込んできてください。

株式会社ISSリアライズのコーポレートサイトはこちら

《check!》株式会社ISSリアライズの「若手ホワイト企業」環境

・日本のモノづくりを支え、企業の課題解決に貢献する「社会貢献性」

・入社1年目から、自分の裁量で案件を動かせる「20代の活躍環境」

・成果が正当に評価され、収入にも反映される「実力主義の文化」