脱・ゆるブラック。「仕事はラクだが、力がつかない」「自分の市場価値に自信が持てない」…そんな悩みを抱えるのではなく、“ラクではないが力がついた”と胸を張れる人になりたい。そんな想いを胸に、ラクではないが力がつく環境=「若手ホワイト企業」で奮闘する若手社員の経験にフォーカスし、自分の力でキャリアを切り拓くためのエッセンスを紐解く。

●若手ホワイト企業とは?
新卒スカウトサービス『iroots』では、会社の評判プラットフォーム「エンゲージ 会社の評判」に寄せられた口コミの中から「20代の成長環境」と「実力主義」のスコアにフォーカスし、“ラクではないが力がつく”企業を「若手ホワイト企業」と認定。>>若手ホワイト企業について詳しく知る

Interviewee’s Profile

ジブラルタ生命保険株式会社
営業開始日:2001年4月、従業員数:11,945名(2024年12月末時点)
世界40ヶ国以上でさまざまな金融サービスを提供している世界最大級の金融サービス機関、プルデンシャル・ファイナンシャルの一員。「生命保険の持つ社会的役割を信じ、ひとりでも多くのお客さまに真の生命保険をお届けする」という経営理念のもと、全社一丸となって生命保険サービスの提供に取り組んでいる。


ジブラルタ生命保険株式会社企業詳細

芦澤 美幸(あしざわ みゆき)首都圏西営業統括部 立川営業部 MR
成蹊大学文学部を卒業後、2023年4月にジブラルタ生命保険株式会社に新卒入社。MR(代理店コンサルティング職)として、既存代理店への営業コンサルティングや教育指導、各種サポート、新規代理店の開拓などを行っている。入社3年目の現在、全国で数名のみが参加できる”プルデンシャル国際保険部門会議”に、新卒入社のMRとして初めて参加できる可能性があるほどの活躍をしている。

人と関わる仕事を探す中でジブラルタ生命と出会い、MRという仕事に興味を持った

―最初に、ジブラルタ生命に入社を決めるまでの経緯について教えてください。就活をはじめたときには、どのような軸で企業選びをおこなっていましたか。

就活をはじめたのは、大学3年生の終わり頃です。文学部は良くも悪くも業界を選ばない学部だったため、特に軸は設けず、最初はいろいろな業界を見ていました。そうやって会社を見ていく中で、自分の中でテーマみたいなものが定まっていきました。

それが、営業であれ事務であれ、なるべくさまざまな人と関わる仕事に就きたいということ。もともと人見知りで人と話すのがちょっと苦手だったのですが、仕事を通じてそんな自分を変えていきたいと考えていたんです。

そんな考えから最初はいろいろな業界を見ていたものの、大学4年生になって就活本番を迎える頃には、保険業界を志望するようになっていました。保険業界に興味を持ったのは、いくつかの企業のオンライン説明会に参加した際に、親身になって話を聞いてくださる方が多いと感じたから。また、TVで保険会社のCMを見る機会が多くて、「自分もいつか加入するんだろうな」と思っていたり、親戚が保険のおかげで助かったことがあったりと、自分の中にどことなく良いイメージを持っていたことも影響していると思います。

―その中で、ジブラルタ生命に興味を持ったきっかけを教えてください。

ジブラルタ生命は、保険会社を調べていく過程で出会いました。会社説明会に参加して人事部門の方々が話している雰囲気を見て、親しみやすそうな企業だと感じたのを覚えています。そこから興味を持ったのは、人事の方からMR(代理店コンサルティング職)を教えてもらい、とても面白そうだと思ったのがきっかけです。

MRは一般的な保険営業とは異なり、直接保険を販売する仕事ではありません。パートナーである代理店プロデューサー(募集人)を通じ、その先にいる何千・何万のお客さまへ付加価値の高い提案をお届けする仕事となります。日々の提案やアドバイスなど、自分の関わり方によって代理店が変わっていったり、持続的な成長を実現していったりできるのは非常に面白そうだと感じました。個人の保険営業では自分が担当したお客さまに良い影響を与えられますが、MRは代理店のみならずその先にいる大勢のお客さまに良い影響を与えることができます。その影響力の大きさが魅力でしたし、そこに未経験からチャレンジできることに惹かれました。

加えて、MRの新卒採用が始まったのが2022年からで、2023年4月入社となる自分たちが新卒2期生となることも魅力でした。MR職として入社した新卒社員がまだまだ少ないので、MR職の仕事や部署を自分たちでつくっていける余地があるんじゃないかと。そんなイメージを持てたことにも大きく惹かれましたね。

主体的な行動を続けたことで成果も向上。入社3年目の現在、新卒入社では初となる”プルデンシャル国際保険部門会議”への参加を目指して

―選考を経て、ジブラルタ生命に入社を決めた理由を教えてください。

会社説明会などでMRを知ったとき、すごく面白そうだと感じたのは先ほどお伝えした通りですが、実はそう感じたのと同じタイミングで、「この会社に入社するかも」と直観的に感じていたんです。そのときのことを覚えているくらい、MR職の仕事内容ややりがいを聞いたときに魅力を感じたのだと思います。

それ以外でジブラルタ生命に入社を決めたポイントを考えると、「人」が大きな要因になったと考えています。例えば面接では、就活当時はコロナ禍でほとんどがオンライン面接でしたが、面接官が親身になって接してくれたのが印象に残っています。学生側が話すだけでなく、私が質問したことにも丁寧に答えてくれますし、その場で分からないことがあったら後日わざわざ電話で説明してもらえたこともありました。

選考過程で、学生一人ひとりに人事の方がサポーターとしてついてくれたのも魅力でした。サポーターの方は、面接の5分前に選考とは関係ない話をして緊張をほぐしてくれたり、面接後にフォローしてくれたりといった役割を担う存在。選考過程中にずっと寄り添ってくれて、私のことを理解してくれているので、例えば「芦澤さんの強みはこうやって話したほうが伝わりやすいよ」とアピール方法を教えてくれたり、面接で改善すべきポイントをアドバイスしてくれたりもして、とても心強かったです。

他の保険会社も受けていましたが、ジブラルタ生命は会う方みなさんが本当に温かい方ばかりで。本当に人間関係が良いなと思い、最終的には迷わず入社を決めました。

―2023年にご入社されてから、今までどのような業務に携わられましたか。

MR職の場合、入社後最初の4ヶ月間は研修期間でした。同期と一緒に寮で生活し、社会人としての基本的なマナーから仕事に必要な資格の勉強までイチから覚えていきました。

研修期間中に感じたのは、こんなに大変なのかということ。社会人としての生活に慣れるのもそうですが、何より覚えることが多かったです。一方で同期と一緒に生活をしていたので、集まって資格の勉強をしたり、夜に散歩に出かけたりと、みんなで取り組みながら乗り越えられたのが良かったです。4ヶ月の研修期間終了後は、立川営業部へ配属となりました。配属後は代理店のパートナーとして早く関係性を築いていかなければと思っていましたが、研修を受けたとはいえ最初は知識も不足していますし、何から始めれば良いかもわかりません。どうすれば良いのだろうと苦労しました。

そんな中で取り組んだのが、自ら主体的に行動するということ。例えば先輩社員にロープレをお願いするのはもちろん、先輩がやっている業務を引き受け、その業務をどう進めるのか、何のためにするのかを経験しながら覚えていくようにしました。ちょっと早めに出社して代理店が使いやすいように資料を準備したり、立川営業部で必要な備品を発注したりと、自ら率先して行動することを意識していました。

すると入社後1年くらい経った頃から、必要な知識が身につき、仕事の進め方も分かってきたからか、代理店の方々から頼りにされる機会が増えてきました。「芦澤さんにお願いしたいんだけど」「なんとか芦澤さんの力になりたくて」と、信頼関係が築かれてきたことを感じる瞬間が増えてきたんです。お声がけいただく機会が増えたことで行動量も増え、徐々に成果も上がるようになっていきました。

プルデンシャルグループでは、特に組織への貢献が認められた各国の社員が一堂に会する会議が毎年開催されており、2025年10月現在で私はこの会議に参加できる可能性があります。このままフィニッシュできれば新卒入社MRとして初の入賞となるので、なんとか参加できるよう残りの期間も頑張っていきたいと思っています。

自分を頼りにしてくれる代理店が増えていくことで、より影響力のある仕事ができていると感じられるのがやりがいになっている

―入社してから今までの間に「ラクではないが力がついた」と思う経験を教えてください。

力がついたと思う経験はいくつかありますが、最初に感じたのは、現場配属後初めて代理店を任せてもらったときです。新しい保険商品が出たため、代理店向けに研修やロープレをすることになりました。ロープレなどは同期や先輩トレーナーを相手にやったことはあったものの、代理店プロデューサーに行うのは初めて。研修時は噛みまくるなどめちゃくちゃ緊張しましたが、何とか最後までやりきれました。それからしばらくすると、何名かのプロデューサーから案件を紹介していただけて。自分なりに反省点もあったものの、事前準備から最後までを一人でやりきり、それが成果につながるという経験ができたんですね。この経験は、かなり自分の力になったのではないかと思います。

もう一つ印象に残っているのが、2024年の年末頃に新商品が出たときです。このときは立川営業部内で自分が手を挙げ、新商品の特徴や説明の仕方を率先して勉強したり、システムの使い方を分かりやすく説明したりと主体的に取り組んだんですね。そうやって学んだことを営業部のメンバーに説明したところ、新商品に関する質問や相談が自然と自分のもとに集まるようになって。結果、自分の成果にもかなり繋がっていったんです。成果が出たことで評価も得られましたし、順位も徐々に上に位置するようになって。主体的に行動したことで好循環が生まれ、自分にも自信が持てるようになりました。

働いてきて感じているMRのやりがいは、自分を頼りにしてくれる代理店が増えていくことです。代理店の方々はさまざまな保険会社とやりとりしていますが、その中で「芦澤さんにお願いしたい」と頼りにしてくれたり、何かあったときにも真っ先に相談してもらえたりすると非常に嬉しく感じるんです。自分に対する期待にも応えていきたいと思いますし、もっと成長していこうという気持ちになりますね。

―得られた経験をもとに、芦澤さんは今後どのようなキャリアを歩んでいきたいですか。

MRとして入社3年目を迎え、自分のことを頼りにしてくれる代理店も増えてきました。今後の目標としては、代理店の方々との信頼関係を深め、より高い成果を上げられるようにすることで、社内のグレードを上げていきたいです。そして、営業部を引っ張っていくようなMRへと成長していけたらと思っています。後輩の新卒社員も毎年入社してきますので、自分が苦労したことや取り組んできたことを伝えていきながら、後輩の成長をサポートしていきたいですし、憧れられるような存在になれればと考えています。

MRの魅力を学生のみなさんに伝えるとしたら、間接的ではあるものの、自分次第で影響力のある仕事ができるところです。ジブラルタ生命では若い社員も多く活躍していますので、若いからといって意見が通らないことはなく、良い意見であればどんどん取り入れてもらえます。一生懸命取り組んでいる人はしっかり見ていてくれますし、称賛もしてくれるのでモチベーション高く働けます。例えば分からないことは分からないと正直に相談できるなど、謙虚に誠実に取り組める方ならきっと成長して活躍できるはずです。

ちなみにMRは、会計士や税理士などプロフェッショナル職の方とお会いする機会も多いですし、代理店には保険業界で30年以上のキャリアを積んできたようなベテランの方々も多くいらっしゃいます。こうしたバラエティに富んだ方々と入社後早い段階からやりとりすることで、人生について学べるというか、かなり視野も広がるでしょう。保険の知識が身につく、人脈が広がるといった保険業界でイメージする魅力のみならず、さまざまな見識を深めて人間力やコミュニケーション力を上げられることも魅力だと思います。

そんな魅力のある仕事ですが、就職活動は自分の人生を考える貴重な機会です。今はインターンなど企業を知る機会も増えていますので、ぜひいろいろな業界を見てみてください。私も人と関わる仕事を選んで成長できたと感じているので、ぜひいろいろな可能性を検討し、自分にピッタリの会社を見つけてほしいと思っています。


少しでも気になった方は!企業ページへ

ジブラルタ生命保険株式会社のコーポレートサイトはこちら

《check!》ジブラルタ生命保険株式会社の「若手ホワイト企業」環境

・若手の主体的な挑戦を歓迎し、責任ある仕事を任せる「若手抜擢環境」

・代理店を通じて多くの人々に貢献できる「社会貢献性」

・年次に関わらず成果が正当に評価される「実力主義の文化」