企業完全審査制の新卒スカウトサービス「iroots」が、就活生におすすめしたい企業と若手活躍社員にフォーカスするインタビュー企画。今回は、住まい価値創造企業として、地域密着型経営で住宅事業を展開するポラス株式会社。同社の経営幹部候補(PIB)として入社し、現在は総務部で課長を務める山本さんの成長とキャリアに迫ります。

Interviewee’s Profile

ポラス株式会社
ポラスグループ創業:1969年 従業員数:4,695名(2025年6月21日現在)
住まい価値創造企業として、埼玉県、千葉県、東京都のエリアに密着した事業を展開。分譲住宅、注文住宅、賃貸住宅の建設からリフォームや不動産仲介、不動産管理、建築資材のプレカットまで、住まいに関する全てのサービスをグループ27社で一貫して提供。「地域文化の価値の創造」を経営理念に掲げ、顧客第一主義を徹底している。

ポラス株式会社企業詳細

山本 亮祐(やまもと りょうすけ)総務部 マネジメントシステム課 課長
2016年、早稲田大学文学部を卒業し、ポラス株式会社に新卒入社。経営幹部候補「PIB(Polus Institute of Business administration)」制度の二期生として、経営企画、アフターメンテナンス、業務監査、経理など多様な部署を経験。その後、社内公募制度を利用し国土交通省へ2年間出向。帰任後、2025年11月より現職。

ジョブローテーション、そして国土交通省へ。入社10年目で課長を任された若手が語る、成長の軌跡と仕事のやりがい

―入社後から現在に至るまでのお仕事内容について教えてください。

私は2016年に、経営幹部候補を育成する「PIB」制度の二期生として入社しました。このコースは、入社後の5年間で本社機能の複数の部署を経験し、経営管理、企業経営の実務経験値を向上させることを目的としています。最初の3年間は毎年部署の異動があり、私も経営企画室からキャリアをスタートさせました。

ポラスグループは、分譲住宅や注文住宅の建設・販売だけでなく、木材の加工を行うプレカット事業、リフォーム、不動産仲介、賃貸管理まで、住まいに関するあらゆる事業を27社のグループ会社で一貫して手掛けています。1年目の経営企画室では、そうしたグループ全体の計数管理などを担当し、グループの経営の全体像を学びました。その後、1年目の最後の3ヶ月間は本社から離れ、実際にお客様のお宅へ伺って点検や不具合の修繕をするアフターメンテナンスの部署も経験しました。

2年目は、当時経営企画部の1部署であったマネジメントシステム室でグループ各社の業務監査やISO認証取得の支援を、3年目には経理部でグループ会社の決算業務を一年間担当しました。様々な部署を経験することで、各業務の専門知識だけでなく、組織がどのように連携して成り立っているのかを肌で感じることができましたね。

3年間の初期期間を終えた後は経営企画室に戻り、4年半ほど勤務しました。その後、グループ全社を対象とした社内公募に手を挙げて、国土交通省へ2年間出向する機会を頂きました。帰任後、2025年11月からは総務部のマネジメントシステム課で課長を務めています。振り返ると、本当に多様な経験をさせてもらったキャリアだと思います。

―現在のお仕事内容と、大変ながらもやりがいを感じる場面を教えてください。

現在は、2年目に所属していたマネジメントシステム課に、課長という立場で戻ってきました。主なミッションは、ISO規格の運用支援や、グループ全体の業務監査です。

当課は、何か問題が起きた時にはその是正や再発防止を行う部署でもあるため、そうした場合は、スタート時点から問題が発生しているという点で、大変さもあります。しかし、問題の根本原因を突き止め、グループ内の特定の組織に負荷をかける形とならないよう、業務フローを見直して「今後同じ問題が起きない仕組み」を構築するという役割には、大きなやりがいを感じます。

また、私たちの部署が目指すべきところとして、何か問題が発生した時にそのマイナスをゼロにするような単なる「守り」の業務だけではなく、各組織がそれぞれの規程や手順で動くことにより生じる非効率や部署間のコンフリクトを解消し、グループ全体のパフォーマンスを最大化するような、ゼロをプラスにする「攻め」の改善ができると良いと考えています。私たちの仕事で組織間の業務フローがより良く変わり、グループ全体の成長に貢献できるという点は、この仕事ならではの醍醐味だと感じています。

やりたいことが見つからなくても「一社で多様なキャリアが積める」ポラスに惹かれたワケ

―学生時代を振り返って、今の自分に影響を与えた経験を教えてください。

実は、私は文学部の出身で、住宅業界とは全く異なる分野を学んでいました。学生時代は日本文学を専攻し、とにかくたくさんの本を読んでいましたね。アルバイト経験も接客業でしたので、直接的に今の仕事に活きている専門スキル、というものは少ないかもしれません。

しかし、読書を通して多様な物語や価値観に触れた経験は、今の自分の考え方の基礎になっていると感じます。大学には様々なバックグラウンドを持つ人が集まりますが、そうした環境で日々の過ごし方や仕事について考える時間を持てたことは、人間的な成長につながった貴重な機会でした。その中で培った、物事を多角的に捉える、多様性を受け入れるといった姿勢が、結果として現在の様々な部署や人と連携するといった業務に役立っているのかもしれません。

―就活時代の軸を教えてください。

正直にお話しすると、就職活動を始めた当初、「こういった仕事がしたい」という明確な軸はありませんでした。文学部だったこともあり、本に関わる仕事がしたいと漠然と出版業界を志望していました。

そんな中でポラスに興味を持ったのは、いくつかの偶然が重なったからです。まず、私の出身地が会社の事業エリア内であり、「南越谷阿波踊り」などで昔から馴染みのある会社でした。加えて、学生時代にホームセンターの建築資材売り場で4年間アルバイトをしていた経験から、建築の世界にも少しだけ興味があったんです。「名前も知っているし、少し関心もある」というくらいの気持ちでエントリーしたのが最初のきっかけでした。

 

―ポラス株式会社に出会ったきっかけと、入社の決め手になったことを教えてください。

入社の決め手になったことを挙げるとすれば、入社後に私が進むことになる「PIB」制度の説明会です。説明会で「入社後の数年間で、様々な部署を経験できる」という話を聞いたとき、特定のやりたいことが見つかっていなかった私にとっては、非常に魅力的に感じました。

ポラスグループは住まいに関する事業や飲食まで、本当に多様な事業を展開しています。ここなら、働きながら自分の適性や本当にやりたいことを見つけられるのではないか。「一社で多様なキャリアが積める」という可能性に、強く惹かれました。

また、入社を決めるにあたっては「人」の魅力も大きかったと感じます。選考でお会いした人事の方や先輩方が、こちらの話を本当に親身になって聞いてくださり、終始リラックスして選考に臨むことができました。会社の規模は大きいですが、一人ひとりの学生に真摯に向き合ってくれる姿勢に、温かい社風を感じたことを覚えています。この人たちとなら、自分らしくいきいきと働けるのではないか。そう感じて、入社を決めました。

社員約4,700人がひとつのエリアに。地域と社員の「近さ」が、働きがいと会社の強さを生み出す

―ポラス株式会社の好きなところを教えてください。

入社して改めて感じるのは、事業エリアを絞った地域密着経営ならではの「社員同士の距離の近さ」です。グループ全体で約4,700人の社員がいますが、その多くが埼玉県、千葉県、東京都という限られたエリアで働いています。そのため、会社の規模が大きくても、部署を超えて顔と名前が一致する関係性が築きやすいんです。

その一体感を象徴するのが、本社のある南越谷で毎年開催される「南越谷阿波踊り」です。多くの社員が参加し、地域の方々と一緒にお祭りを盛り上げる。こうした地域活動を通して、会社への帰属意識や社員同士の連帯感が自然と育まれていく。この一体感は、ポラスの大きな魅力だと思います。

―ポラス株式会社について、就活生に自信を持ってすすめられるところを教えてください。

まず、安心してキャリアを築ける環境が整っている点です。社員の人柄の良さはもちろん、夜8時にはPCが強制シャットダウンされるなど、ワークライフバランスを推進する制度もしっかりしています。

そして何より、多様なキャリアパスが用意されていることが最大の魅力です。私のように様々な部署を経験して管理職に就く道もあれば、一つの職種を極めて現場のスペシャリストになる道もあります。実際に、社内公募に自ら手を挙げて国土交通省やゼネコン、商社などへ出向し、自分のキャリアを主体的にデザインしている社員もいます。管理職になることだけがゴールではなく、「自分がどうなりたいか」に応じてキャリアを選べる。この柔軟性は、大きな強みだと思います。

また、出向先で多くの大手ハウスメーカーの取り組みを見てきたからこそ、ポラスの商品には自信があります。例えば、デザイン性の高い街並みや住まいの性能などは、もし機会があればぜひ一度、私たちの分譲地や展示場を見に来ていただきたいです。きっと、私たちが提供する価値を実感していただけるかと思います。

―最後に、就活生へのエール・メッセージをお願いします。

最近、就活生の皆さんとお話しする機会が増え、その真面目さや準備の周到さにいつも驚かされます。やりたいことが明確で、そこに向かって進めるのは素晴らしいことです。

一方で、かつての私のように、自分が何をしたいのか分からずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。でも、焦る必要は全くありません。世の中には、入社してからでないと分からない仕事の面白さや、働きながら見つかるやりがいもたくさんあります。

そのため、「入社してからやりたいことを見つける」というのも、立派なキャリアの始め方の一つだと私は思います。選択肢が多い時代だからこそ、思い詰めずに、まずは多様な経験ができる環境に飛び込んでみるのもいいかもしれません。皆さんが後悔のない選択をできるよう、心から応援しています。

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