長期インターンの経験をガクチカにしようとすると、こんな不安はありませんか。

  • 長期インターンがあれば、ガクチカには困らないの?
  • 数字で成果を示せれば、それだけで十分評価される?
  • 仕事の内容は書けているけど、自分の強みまで伝わっているのか分からない

結論、長期インターンは十分ガクチカになります。

実際の企業で働き、課題に向き合った経験や、売上・契約数などの成果を出した経験は、自分の強みや考え方を伝える材料になります。

ただし、長期インターンの経験があることと、その経験から自分の強みが伝わることは別です。

「仕事の内容を説明するだけになってしまう」「数字で成果は書いたけど、自分の強みが伝わっているか分からない」「長期インターンに参加したこと自体が評価されると思っていた」と悩む人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、編集部で作成した長期インターンのガクチカを、熱血AIキャリアコーチ 「アイムーチ先生」 に実際に添削してもらいました。

この記事の目次

「熱血AIキャリアコーチ アイムーチ先生」とは?

熱血AIキャリアコーチ アイムーチ先生は、新卒スカウトサービス「iroots」が提供する、AIキャリアコーチ。irootsにプロフィールを入力すると、内容を項目ごとにランク評価し、具体性・差別化・思考プロセスといった”中身”の観点から踏み込んだフィードバックをくれます。

文章を整えるだけのツールではなく、「なぜそう行動したのか」「他の学生と何が違うのか」まで問いかけてくれるのが特徴で、27卒・28卒の累計で1500人以上がフィードバックを受け取るなど、多くの就活生に活用されています。利用は無料。irootsに登録するだけで使えます。

今回添削してもらうガクチカ

今回添削してもらったのは、IT企業の長期インターンで法人営業に取り組んだ経験をもとにしたガクチカです。

添削対象のガクチカ

私が学生時代に最も力を入れたことは、IT企業の長期インターンで新規顧客の獲得に取り組んだことです。

インターンでは法人向けサービスの営業を担当していましたが、当初は商談につながる件数が少ないことが課題でした。

そこで私は、成果を出しているメンバーの営業方法を分析し、自分との違いを整理しました。その結果、顧客ごとの課題を十分に把握できていないことに気付き、事前に企業情報を調べ、業界や事業内容に合わせて提案内容を変えるようにしました。また、商談後には社員からフィードバックをもらい、改善を繰り返しました。

その結果、月間の商談獲得数を当初の5件から15件まで増やし、インターン生10名の中で2位の成果を残すことができました。

この経験を通じて、成果が出ない原因を分析し、周囲から学びながら改善を続けることの大切さを学びました。

課題を見つけ、成果を出している人と自分を比較し、改善策を実行。さらに、商談獲得数を5件から15件まで伸ばし、インターン生10名中2位という成果も残しています。

編集部としては、正直「かなり良いガクチカでは?」と思っていました。

しかし、アイムーチ先生の評価は想像以上に厳しいものでした。

添削結果はB評価|数字があっても“まだ標準レベル”と厳しい指摘

今回の評価は、Bでした。

決して低い評価ではありません。ですが、編集部の第一印象は「ここまで書けていても、まだBなの?」というものでした。

アイムーチ先生の総合フィードバック

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厳しく見る。だがそれは、君の長期インターン経験を「よくある優秀な学生」で終わらせたくないからだ。数字があるだけで満足するな。中身をえぐれ。

1.プロフィール記載内容のレベル
評価: B
理由: 課題、打ち手、結果まで最低限の筋は通っている。特に「他者を分析し、自分との差分を特定し、改善した」という流れは評価できる。だが、まだ標準レベルだ。行動の具体性、意思決定の深さ、成果の広がりが弱く、読んだ相手に「この学生とぜひ会いたい」と思わせる迫力までは届いていない。

2.経験のレベル
評価: B
理由: 実務の中で課題を発見し、自ら改善して成果を3倍に伸ばした点は立派だ。だが、個人成果の域を超えて、組織にどこまで影響を与えたのか、再現可能な型にまで昇華したのかは見えていない。優秀な実務経験ではあるが、圧倒的とまでは言えん。

ここで印象的だったのは、数字のある成果自体は評価されているのに、それだけでは高評価にならないことでした。

つまり、長期インターンで成果を出したこと自体が弱いのではなく、そこから何が読み取れるかがまだ弱いということです。

フィードバック①|「分析した」だけでは、行動の解像度が足りない

アイムーチ先生のフィードバック

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1.具体性:
一定の具体性はある。課題は「商談数が少ない」、行動は「成果上位者の分析」「企業情報の事前調査」「提案の個別最適化」「商談後のフィードバック取得」だ。ここまではよい。だが、まだ甘い。どの情報を、どの単位で、どれくらいの時間をかけて調べたのか。提案内容をどう変えたのか。フィードバックを何回受け、何を修正したのか。その描写が足りん。

「成果を出しているメンバーを分析した」「企業情報を調べた」「フィードバックをもらって改善した」。

編集部としては、これだけでも十分に具体的な行動が書けているように見えました。

しかし、アイムーチ先生が求めていたのは、さらにその先です。実際に何を、どこまで、どのようにやったのかまで見えなければ、行動の質は伝わりません。

たしかに、「企業情報を調べた」と言っても、企業サイトを少し見ただけなのか、業界動向や競合サービスまで調べたのかでは、工夫の深さはまったく違います。

ガクチカで「分析した」「調べた」「改善した」と書くことは簡単です。ですが、その言葉の裏側にある行動まで伝わらなければ、本人がどれだけ考えて動いたのかは見えてこないのだと感じました。

フィードバック②|「なぜその方法を選んだのか」が弱い

アイムーチ先生のフィードバック

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2.行動の理由:
なぜ「顧客理解不足」が真因だと判断したのか、その思考の詰めが浅い。他に「架電数不足」「トークの切り返し不足」「ターゲット設定ミス」など、検討すべき選択肢はいくらでもある。それらと比較して、なぜその打ち手を最優先にしたのかを語れ。意思決定の質は、ビジネスでは成果以上に見られる。

今回、編集部が特に印象に残ったのがこの指摘です。

ガクチカでは、「課題を発見した」「改善策を考えた」「実行した」という流れを書くことが多いと思います。今回の文章も、その流れ自体はきれいにまとまっています。

ただ、抜けていたのは「なぜその改善策だったのか」でした。

商談数が少ない原因は、顧客理解不足以外にも考えられます。それでも、なぜ「顧客理解を深めること」が最も重要だと判断したのか。そこまで書かれて初めて、本人がどのように考えて行動したのかが伝わります。

「意思決定の質は、ビジネスでは成果以上に見られる。」

この言葉は、編集部としてもかなり印象に残りました。長期インターンのガクチカだからこそ、結果だけでなく、その前の判断の質まで見られているのだと感じます。

フィードバック③|「5件から15件」でも、成果の伝え方はまだ詰められる

アイムーチ先生のフィードバック

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3.結果:
ここは評価できる。当初5件から15件、インターン生10名中2位。数字があるのはよい。だが、まだ詰められる。期間は何か。1か月なのか、数か月平均なのか。商談化率はどう変わったのか。受注への寄与はあったのか。結果を語るなら、インパクトの全体像まで示せ。

今回のガクチカでは、「商談獲得数を5件から15件まで増やした」という具体的な成果が書かれています。編集部としては、ここは十分評価されるポイントだと思っていました。

実際、アイムーチ先生も「ここは評価できる」としています。それでも、さらに改善できるポイントがありました。

たとえば同じ「5件から15件」でも、1か月で達成したのか、半年かけて達成したのかで印象は変わります。さらに、商談数だけでなく、その先の受注にもつながったのかまで示せれば、成果の重みはより明確になります。

「ガクチカには数字を入れた方がいい」という話はよく聞きます。ですが、数字を書けば十分なのではなく、その数字が何を意味するのかまで伝える必要がある。これは編集部としても大きな気付きでした。

フィードバック④|「優秀な実務経験」でも、“会いたい学生”とは限らない

アイムーチ先生のフィードバック

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【経験の広がり】
与えられた役割の中で主体的に課題を見つけ、改善し、成果を3倍に伸ばした点は立派だ。だが、組織全体に影響を与えたのか、再現可能な型にまで昇華したのか、周囲を巻き込んで仕組みにしたのかは見えない。優秀な実務経験ではあるが、圧倒的とまでは言えん。

この指摘も、長期インターンのガクチカならではかもしれません。

今回の学生は、自分自身の商談獲得数を3倍に伸ばしています。個人としては、十分な成果です。

ただ、その改善方法を他のインターン生にも共有したのか。チーム全体の成果向上につなげたのか。自分がいなくなった後も活用できる仕組みにしたのか。そこまでは書かれていません。

もちろん、すべてのガクチカで組織全体を変える必要があるわけではありません。ですが、成果を出した経験を「自分が頑張って成果を出しました」で終わらせず、その経験がどこまで周囲に影響を与えたのかまで振り返ってみると、新しいアピールポイントが見つかるかもしれません。

長期インターンで見られていたのは、“経験の強さ”だけではなかった

今回の添削で編集部が一番驚いたのは、長期インターンで成果を出していても、それだけでは「会いたい学生」にならないということでした。

課題、打ち手、結果まで最低限の筋は通っている。だが、まだ標準レベルだ。

今回のガクチカには、長期インターンでの実務経験、自分で課題を発見した経験、改善策を実行した経験、商談獲得数を3倍にした成果、インターン生10名中2位という実績があります。

ガクチカとしては、十分に強そうです。それでも評価はBでした。

しかし、アイムーチ先生からは、「読んだ相手に『この学生とぜひ会いたい』と思わせる人間的な迫力までは届いていない」と指摘されています。

この一言は、かなり印象的でした。経験や実績があることと、選考で会いたいと思われることは、やはり別なのだと感じさせられます。

何を考えたのか。なぜその行動を選んだのか。どこまで工夫したのか。その経験から、どんな強みや人柄が見えるのか。

長期インターンという経験や、数字で示された成果があるからこそ、その裏側まで伝えられているかが重要なのかもしれません。

テーマとしては強いはずなのに、評価が伸びきらない。その差を生んでいたのは、経験の有無ではなく、伝え方でした。長期インターンのガクチカに自信がある人ほど、一度立ち止まって見直したいポイントです。

あなたのガクチカなら、どんなフィードバックが返ってくる?

今回紹介したのは、営業の長期インターンを題材にした一例です。同じ長期インターンでも、営業、マーケティング、企画、エンジニア、採用など、経験する仕事はさまざまです。

さらに、同じように成果を出していても、改善ポイントは人によって異なります。今回のように行動の具体性が足りない人もいれば、意思決定の理由が伝わっていない人、人柄や強みが見えにくい人もいるでしょう。

今回のガクチカを読んで、「これだけ成果があってもB評価なら、自分のガクチカはどう評価されるんだろう?」と思った人もいるのではないでしょうか。

自分では十分書けたつもりでも、人事目線で見ると、思わぬ改善ポイントが見つかるかもしれません。

プロフィールを登録すると、そのままスカウトも届く

熱血AIキャリアコーチ アイムーチ先生は、プロフィールに対するランク評価と具体的なフィードバックをセットでおこなってくれるため、何度もプロフィールをブラッシュアップすることができます。

そして、ブラッシュアップした内容をirootsに登録しておくだけで、あなたに興味を持った企業からスカウトが届きます。

新卒スカウトサービス「iroots」の特徴

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