留学経験をガクチカにしようとすると、こんな不安はありませんか。
- せっかく留学したのだから、ガクチカに書きたい
- 海外で自分から行動した経験なら、就活でも評価されるはず?
- 交流イベントを企画したり積極的に動いたりしたけど、自分の強みが伝わっているか不安
結論、留学は十分ガクチカになります。
慣れない環境に飛び込み、言語や文化の違いに向き合った経験は、自分の行動力や適応力を伝える材料になります。
ただし、留学経験があることと、その経験から自分の強みや人柄が伝わることは別です。
「留学したこと自体がアピールになってしまっている」「現地で頑張ったことはあるけど、他の留学経験者と差別化できているか分からない」「交流イベントを企画したり、積極的に行動したりしたけど、自分の強みが伝わっているか不安」と悩む人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、半年間のカナダ留学で現地学生と留学生の交流機会を増やした経験をもとにしたガクチカを、熱血AIキャリアコーチ 「アイムーチ先生」 に実際に添削してもらいました。
この記事の目次
「熱血AIキャリアコーチ アイムーチ先生」とは?
熱血AIキャリアコーチ アイムーチ先生は、新卒スカウトサービス「iroots」が提供する、AIキャリアコーチ。irootsにプロフィールを入力すると、内容を項目ごとにランク評価し、具体性・差別化・思考プロセスといった”中身”の観点から踏み込んだフィードバックをくれます。
文章を整えるだけのツールではなく、「なぜそう行動したのか」「他の学生と何が違うのか」まで問いかけてくれるのが特徴で、27卒・28卒の累計で1500人以上がフィードバックを受け取るなど、多くの就活生に活用されています。利用は無料。irootsに登録するだけで使えます。
今回添削してもらうガクチカ
今回添削してもらったのは、半年間のカナダ留学で交流会を企画した経験をもとにしたガクチカです。
添削対象のガクチカ
私が学生時代に最も力を入れたことは、半年間のカナダ留学で、現地学生と留学生の交流機会を増やしたことです。
留学先では、大学が交流イベントを開催していたものの、参加者が固定化しており、留学生同士で過ごす人が多いことに気付きました。そこで私は、現地学生と留学生の双方に話を聞いたところ、「大人数のイベントでは会話のきっかけを作りにくい」という声が共通していることが分かりました。
そこで、少人数で共通のテーマについて話す交流会を企画。参加者へのヒアリングをもとに毎回テーマを設定し、SNSでの告知や当日の進行方法も改善しました。また、継続開催できるよう他の留学生にも運営を依頼し、役割分担を行いました。
その結果、当初10名程度だった参加者は最終的に40名まで増え、帰国後も交流会は継続されています。この経験から、周囲の声をもとに課題を捉え、試行錯誤しながら仕組みにする大切さを学びました。
課題に気付き、現地学生と留学生の双方にヒアリング。その結果をもとに交流会を企画し、改善を重ねながら参加者を10名から40名まで増やしています。
さらに、自分の帰国後も継続できるよう、他の留学生を巻き込み、運営体制まで整えています。
編集部としては、正直「これはかなり評価されるのでは?」と思っていました。
しかし、アイムーチ先生の評価は、想像以上に厳しいものでした。
添削結果はB評価|「優秀だが、まだ標準レベル」
今回の評価は、Bでした。
決して低い評価ではありません。ですが、編集部の第一印象は「ここまで書けていても、まだBなの?」というものでした。
アイムーチ先生の総合フィードバック
厳しく見る。だがそれは、君の留学経験を「留学して頑張った学生」で終わらせたくないからだ。異文化環境で動いた事実だけでは足りん。中身を見せろ。
1.プロフィール記載内容のレベル
評価: B
理由: 課題発見、原因仮説、施策実行、成果までの流れは明快で、第三者にも状況は伝わる。特に「双方へのヒアリングから共通課題を見出した」点は論理性がある。だが、行動の解像度と意思決定の深さはまだ標準止まりだ。優秀だが、相手を唸らせるレベルには達していない。
2.経験のレベル
評価: B
理由: 異文化環境で課題を捉え、自ら企画し、継続運営の仕組みまで作った点は主体的で評価できる。だが、その工夫がどれだけ再現性あるものだったのか、どれだけ本質的に課題解決へつながったのかは、まだ十分に見えていない。
ここで印象的だったのは、経験そのものは評価されているのに、それだけでは高評価にならないことでした。
つまり、留学経験が弱いのではなく、その経験から何が読み取れるかがまだ弱いということです。
フィードバック①|「交流会を企画した」だけでは、工夫の中身が見えない
アイムーチ先生のフィードバック
1.具体性:
一定水準にはある。課題は「交流イベントの参加者固定化」、打ち手は「双方へのヒアリング」「少人数テーマ制交流会の企画」「SNS告知と進行改善」「運営の役割分担」だ。流れは見える。だが、まだ甘い。何人にヒアリングしたのか。テーマはどう決めたのか。SNSで何を変えたのか。進行方法のどこをどう改善したのか。どの頻度で開催したのか。ここが曖昧では、君の工夫の質が伝わらん。
「ヒアリングをした」「交流会を企画した」「SNSで告知した」「進行方法を改善した」。
編集部としては、これだけでも十分具体的な行動が書けているように見えました。
しかし、アイムーチ先生が求めていたのは、そのさらに先です。実際に何を、どこまで、どのようにやったのかまで見えなければ、工夫の質は伝わりません。
たとえば、「SNSでの告知を改善した」と言っても、投稿する回数を増やしたのか、内容を変えたのか、参加者の声を掲載したのかでは、工夫の内容はまったく違います。
「進行方法を改善した」についても同じです。参加者のグループ分けを変えたのか。会話のテーマを工夫したのか。司会の進め方を変えたのか。
何をしたかは書けていても、どうやったかまでは伝わっていない。ガクチカで「企画した」「改善した」と書いている人ほど、一度見直してみたいポイントです。
フィードバック②|「少人数の交流会」にした理由は、本当に十分?
アイムーチ先生のフィードバック
2.行動の理由:
ここは比較的よい。「大人数では会話のきっかけを作りにくい」という共通課題を捉え、少人数制に変えた判断には筋が通っている。だが、まだ掘り下げが足りん。なぜ少人数テーマ制が最善だと判断したのか。他に「バディ制度」「ゲーム形式」「学部別交流」などの選択肢は検討したのか。その比較がない。意思決定の質を示したいなら、他の選択肢を捨てた理由まで語れ。
今回、編集部が特に印象に残ったのがこの指摘です。
現地学生と留学生の双方に話を聞く。
↓
「大人数では会話のきっかけを作りにくい」という課題を発見する。
↓
少人数の交流会を企画する。
編集部としては、十分筋が通っていると思っていました。
しかし、アイムーチ先生が見ていたのは、「なぜその方法が最も良いと考えたのか」という部分でした。
たしかに、交流を増やす方法は、少人数の交流会だけではありません。1対1のバディ制度を作る方法もあれば、ゲームを取り入れたり、共通点の多い学部ごとに交流したりする方法もあります。
その中で、なぜ少人数のテーマ制交流会を選んだのか。ここまで書けて初めて、本人がどのように考え、判断したのかが伝わります。
「良いアイデアを実行したこと」と「考えた末にその方法を選んだこと」は、似ているようで違う。これは編集部としてもかなり印象に残る指摘でした。
フィードバック③|参加者4倍でも、成果の「質」はまだ見えない
アイムーチ先生のフィードバック
3.結果:
参加者が10名から40名まで増え、帰国後も継続している。これは数字と定性的成果の両方があり、評価できる。ただし、まだ詰めが足りん。何回目の開催で40名になったのか。現地学生比率はどう変化したのか。継続運営の仕組みは誰にどう引き継がれたのか。成果を語るなら、規模だけでなく質の変化も示せ。
今回のガクチカでは、「参加者を10名から40名まで増やした」という具体的な成果が書かれています。さらに、自分が帰国した後も交流会は継続されています。
編集部としては、ここは十分評価されるポイントだと思っていました。実際、アイムーチ先生も「評価できる」としています。
それでも、さらに改善できるポイントがありました。
たとえば、参加者が40名に増えても、そのほとんどが留学生だったとしたら、「現地学生と留学生の交流を増やす」という当初の目的を達成できたとは言い切れません。
また、「帰国後も継続している」と書くだけでは、どのような仕組みを作ったから継続できたのかは分かりません。
数字が大きくなったことと、課題を解決できたことは必ずしも同じではない。成果を書くときには、「どれだけ増えたか」だけでなく、最初に設定した課題がどう変化したのかまで考える必要があるのだと感じました。
フィードバック④|行動は見える。でも、「なぜそこまでやったのか」が見えない
アイムーチ先生のフィードバック
【性格・人柄】
君から伝わるのは、観察力があり、相手の声を丁寧に拾える人間だ。ただ思いつきで動くのではなく、相手の困りごとを起点に場を設計し、継続性まで考えられる。一方で、人柄の温度感はまだ十分に見えん。君がなぜその課題を放置できなかったのか、交流が生まれない状況にどんな感情を抱いたのかが薄い。
この指摘も、編集部としては意外でした。
今回のガクチカからは、課題を発見する力、相手の話を聞く力、企画を考える力、周囲を巻き込む力、継続できる仕組みを作る力など、さまざまな強みが見えているように思えます。
しかし、「なぜこの人はそこまで行動したのか」は、たしかに分かりません。
自分自身も留学当初に孤独を感じていたのか。せっかく海外に来たのに、留学生同士だけで過ごす状況をもったいないと感じたのか。現地学生と留学生の間に壁があることに悔しさを感じたのか。
同じ行動をしたとしても、その背景にある感情は人によって異なります。そして、そこにこそ、その人らしさが表れるのかもしれません。
留学で見られていたのは、“行動した事実”だけではなかった
今回の添削で編集部が一番驚いたのは、「何をしたか」は十分書けているのに、「どんな人なのか」はまだ伝わりきっていなかったことです。
優秀だが、相手を唸らせるレベルには達していない。
今回のガクチカには、異文化環境での課題発見、現地学生と留学生へのヒアリング、交流会の企画、SNS告知や進行方法の改善、他の留学生を巻き込んだ運営体制づくり、参加者を10名から40名に増やした成果、帰国後も継続する仕組みがあります。
経験としては、十分にアピールできる内容です。それでも評価はBでした。
今回のフィードバックを通して見えてきたのは、人事が知りたいのは「留学先で何をしたか」だけではないということです。
どのように工夫したのか。なぜその方法を選んだのか。成果によって、本当に課題は解決されたのか。そして、なぜそこまで行動できたのか。
留学という経験や参加者4倍という成果があるからこそ、その裏側にある思考や人柄まで伝えられているかが重要なのかもしれません。
あなたのガクチカなら、どんなフィードバックが返ってくる?
今回紹介したのは、半年間の留学で交流会を企画した一例です。同じ留学経験でも、語学力の向上に取り組んだ人、現地の授業で成果を出した人、ボランティアや課外活動に参加した人、異文化の中で人間関係を築いた人など、経験したことはさまざまです。
さらに、同じように主体的に行動していても、改善ポイントは人によって異なります。今回のように工夫の具体性が足りない人もいれば、行動を選んだ理由が伝わっていない人、成果はあるけれど本人の人柄が見えにくい人もいるでしょう。
今回のガクチカを読んで、「これだけ行動して成果も出しているのにB評価なら、自分のガクチカはどう評価されるんだろう?」と思った人もいるのではないでしょうか。
自分では十分書けたつもりでも、人事目線で見ると、思わぬ改善ポイントが見つかるかもしれません。
プロフィールを登録すると、そのままスカウトも届く
熱血AIキャリアコーチ アイムーチ先生は、プロフィールに対するランク評価と具体的なフィードバックをセットでおこなってくれるため、何度もプロフィールをブラッシュアップすることができます。
そして、ブラッシュアップした内容をirootsに登録しておくだけで、あなたに興味を持った企業からスカウトが届きます。
新卒スカウトサービス「iroots」の特徴
- 厳選された優良企業のみが利用: 利用企業はすべて審査制。市場価値が高まる大手企業や急成長ベンチャー企業のみが利用しています。(審査通過率10%)
- 会員限定の特別選考ルート:『ES免除』『1次面接免除』『選抜型インターンの参加確約』など、iroots会員限定の特別なスカウトが届きます。
1社1社の形式に合わせたESを書いて提出する工数が削減でき、自分に合った企業からスカウトを受け取れるため、効率よく就活を進めたい方には特におすすめです。
自分のESやガクチカに鬼フィードバックがほしい!という方は、irootsにプロフィールを登録し、アイムーチ先生からの愛のあるフィードバックを受け取ってください。
