【世界各国の人気業界・人気企業】フィリピン
はじめに
フィリピンでは、どのようなビジネスにおける求人が多いのでしょうか。
国際経済におけるフィリピンの位置づけも加味しながら以下の項目について解説していきます。
(1)ビジネス環境と日本人向け求人傾向
(2)現地における人気企業
(3)まとめ
ビジネス環境と日本人向け求人傾向
BPO事業は、自社の業務の一部を外部企業に切り出して委託するということが行われています。具体的には、顧客に電話で応対するコールセンターや経理業務・給与計算などの事務作業です。観光業は、カジノや高級ホテルを集めた統合型リゾート開発がビーチを中心に行われており、国家プロジェクトとしてすすめられています。2013年度は486万人がフィリピンを訪れており、前年比でも9.6%伸びています。こうした観光業の賑わいを背景に、政府は2016年までに1000万人の誘致を目標としています。
全体的なフィリピンでの求人傾向としては、日系企業と外資企業の二傾向に分かれます。
日系企業は、秘書・営業・通訳・翻訳・製造業の生産管理などの仕事が多いです。
外資企業は、カスタマーサービス(給与高め)・マーケティング、SE,プログラマーなどの募集が多いです。
ちなみに、求人はマニラに集中しています。
さらに職種という面から言えば、BPOのカスタマーサービスの分野の募集が多いようです。
カスタマーサービス系は未経験でも採用されやすく、日本人を相手にして日本語でのやり取りが中心になります。同僚とのコミュニケーションで英語を使います。
ワークビザに関しては、フィリピン自体がもともと労働ビザを取得しやすいのに加えて、会社のサポートがつくところがほとんどです。しかし、フィリピン現地での人口増加にGDP成長率が追いついておらず、職に就けない人がでてきているので、この傾向は将来的には変わってくるかもしれません。
BPO事業では英語力がネイティブレベルである人材の需要が多いようですが、それは同僚とのコミュニケーションが英語であるという理由が背後にあるのかもしれません。
フィリピンでは、英語がネイティブレベルであることが職を得るための必須条件です。さらに、大学の専攻と就く職業が一括りになっていることが多く、新卒でも既卒と同じように"現在まで自分がやってきたこと""現時点でのスキル"が評価されます。大卒でも失業することが多いため、現地の学生はかなり真剣に就職活動をしているようです。
現地における人気企業
フィリピンにおける企業ランキングは、以下のようになっています。
1位 サンミゲル社(ビール業界)
2位 BPI(銀行)
3位 Metrobank
4位 SM Investments(小売業)
5位 Ayala(小売業)
6位 PLDT(通信事業)
7位 MERALCO(通信会社)
現地では現地学生向けの合同説明会に日系企業の出展がほとんどないため、フィリピンで就職をする学生の大半が地元企業へ就職します。また、フィリピンでは薬学保険関連の進学者が多く、看護師・介護士・エンジニア・薬剤師などの資格を取得し海外で就業する学生も多いです。
フィリピンは海外で就業する学生が非常に多いことが特徴です。
現地における求人は大卒であっても厳しいため、資格が活きる薬学保険関連への就職が多くなっています。
フィリピンに残った家族に送金をするという就業スタイルは一般的なもので、仕事に対する姿勢は世界の中でも非常にストイックといえます。
まとめ
フィリピンはとても魅力的なビジネスチャンスに溢れていながら、まだまだ需要を満たすようなサービスが足りないという印象を受けました。未開
・フィリピン起業家の日々 ユナイテッド・リグロース? 創業者のブログ,http://ameblo.jp/mitsutaka-suzuki/entry-11718273031.html,2014年11月28日現在DL.
・日経ビジネスオンライン,http://special.nikkeibp.co.jp/as/201407/philippine/index02.html,2014年11月28日現在DL.
・フィリピンの人材市場と日本のこれから,http://ameblo.jp/if-phil/entry-11365716877.html,2014年11月28日現在DL.
・日経ビジネスオンライン,http://special.nikkeibp.co.jp/as/201407/philippine/index02.html,2014年11月28日現在DL.
・フィリピンの人材市場と日本のこれから,http://ameblo.jp/if-phil/entry-11365716877.html,2014年11月28日現在DL.
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