ギークスの企業研究

今回ご紹介するのは、スマホ用ゲーム「SHOW BY ROCK!!]「アイドリッシュセブン」などで知られているギークス。

この記事を読んでいる方の中には、ギークスへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。
面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
ここでは、ギークスの経営理念や同じIT業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるIT会社の中で、なぜギークスなのか？」という質問への対策を考えましょう。

ギークスについて深く知るために、まずはギークスの経営理念を確認しましょう。そこからギークスが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

ギークスの経営理念は以下の通りです。
『Make the biggest impression in the 21st century21世紀で最も感動を与えた会社になる』（ギークス企業理念ページより引用）

「21世紀で最も感動を与えた会社になる」を経営理念として定め、事業領域の拡大を目指すギークス。目標実現のために考案された行動サイクル「geechsサイクル」では、どんな状況下においても「チャレンジ」することを怠らず、難題への解決に努めることを掲げています。そして挑戦し続ける過程を有意義なものとし「楽しむ」こと。結果的に、自分自身の「成長」につなげていくことを目指す。この好循環を続けることで、社会の人々に多くの感動を与えていく、豊かな社会の創造に貢献する、このような志を持った人物を求めています。

以上から分かるポイントは、「チャレンジ精神」「楽しむこと」「成長」「貢献」の4点です。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールするべきポイントは以下の4点です。
・チームとしてどのような目標をどのように立てたか
・目標達成のために、どのようなチームワークを構築したか
・目標達成のために個人としてどのような役割を果たしたか
・以上のような経験が、仕事をする上でどのように役立つか、どのように社会に貢献することができるか

次に、IT業界の中でギークスと競合会社とを比較してみましょう。
ギークスは、「フリーランスネットワーク事業」「ソーシャルゲーム事業」「WEB・スマートフォンアプリ開発事業」「映像・動画制作事業」「21Cafe」と様々な取り組みを行っています。
その中でも、ITエンジニア採用・育成プログラム「geechs camp(ギークスキャンプ)」は、第3回「日本HRチャレンジ大賞」(主催・「日本HRチャレンジ大賞」実行委員会、後援・株式会社東洋経済新報社、株式会社ビジネスパブリッシング、HRプロ株式会社)にて奨励賞を受賞。日本社会の活性化を促進するために、経営陣や人事部等が人材分野で積極的にチャレンジしている企業として評価を得ました。

同様にIT業界の中で人材育成に励んでいるのが株式会社クロスパワー。ギークスとともに、人材採用と育成に力を入れている100社「人財力100」（イシン調べ）にも選出されています。
クロスパワーは自社サービス、教育、客先でのエンジニアリングサービスという3つの核を永続的にブラッシュアップしながら展開していくことが今後のビジョン。
一方のギークスは、フリーランスネットワーク事業に続く第二の成長の柱として、ソーシャルゲーム事業の拡大を狙っています。

また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
スマートフォンなどの普及にともない、将来的にも大きな成長が見込まれるIT業界ですが、一方で、IT技術を持つ人材不足に陥っているといいます。
独立行政法人の情報処理推進機構が関連企業へ調査を行った結果、人材が不足している企業は5年前の49％から、平成25年度は82％まで急増。
人材不足に拍車をかけたのは、スマートフォン用のアプリ市場の急成長にあります。アメリカの調査会社「App Annie」によると、日本のアプリによる売り上げは1年間で3倍に。アメリカを一気に抜いて世界一となりました。
このように急成長し過ぎたアプリ市場に対して、IT業界では人材確保が追いつかないのです。
今後もさらに様々な機器のIT化が進むため、官民をあげて、IT技術者の育成に取り組む必要性に迫られている状況と言えるでしょう。

ここまでギークス株式会社についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。