フォンテラジャパン の企業研究・採用情報・志望理由

今回ご紹介するのは、ニュージーランド拠点の乳牛メーカー、フォンテラジャパン。

この記事を読んでいる方の中には、フォンテラジャパンへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。
面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
ここでは、フォンテラジャパンの経営理念や同じ乳業メーカーに属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある乳牛メーカーの中で、なぜフォンテラジャパンなのか？」という質問への対策を考えましょう。

フォンテラジャパンについて深く知るために、まずはフォンテラジャパンの経営理念を確認しましょう。
そこからフォンテラジャパンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

フォンテラの経営理念は以下の通りです。
『OUR VALUES
We are all writing Fonterra's story.
As individuals, we are shaped by different cultural, professional and personal experiences.
Our shared values enable us to combine our personal strengths with those of others to make Fonterra stronger, better, more innovative and more successful.
We could write a novel about our values. We're a company that spans many countries and cultures, and values are hugely important to us.
But when you boil it down, there are just four simple things that guide us.
And it doesn't matter who or where we are within Fonterra, these are the values we share.』
（Fonterra - Our vision and valuesページより引用）

ここから分かるポイントは、「多種多様」「尊重」「創造」「貢献」の4点。
フォンテラの一員として、異なる国や文化、キャリア、経験等を持った人々ととも働くことを誇りとし、お互いの重要性を認めて合いながら自己の成長を目指し、仲間とともに国を超えた立場に立って挑戦していく。その結果として、フォンテラというグローバル企業の創造と発展に貢献する、このような志を持った人材をフォンテラは求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。
・チームとしてどのような目標をどのように立てたか
・目標達成のために、個人としてどのような役割を果たしたか
・目標達成の途中であった難題をチームとしてどのように解決したか
・以上のような経験を、会社の発展にどう役立てることができるか


次に、乳牛メーカーの中でフォンテラジャパンと競合会社とを比較してみましょう。
オランダの農協系金融機関ラボバンクによると、平成27年度、フォンテラは世界の乳業メーカーランキング第5位で、1位はネスレ、2位はラクタリス、3位はダノン、4位はデイリーファーマーズオブアメリカとなっています。上位3位までは前年より順位の変動がありませんが、前年4位のフォンテラは生乳生産量はトップクラスであるものの、業績悪化による一部事業売却によりデイリーファーマーズオブアメリカと入れ替わり世界5位につけています。
一方、日本国内ではどんな状況でしょうか？
フォンテラはブランド戦略も国ごとに変えています。「フォンテラブランド」を前面に出して販売する国もあれば、現地国のブランドを使用し、ニュージーランド産をアピールするためにフォンテラ名を載せている国もあり、さらには原料供給のみで、商品自体は現地国でなじみのあるブランド名を使っている国などがあります。
日本では、明治、森永、雪印などのブランドが強いため、フォンテラブランドでは売り難く、主に原料として輸出しています。日本ではあまり知られていないフォンテラの名前ですが、製品名は日本名ブランドでも、原料はフォンテラによって供給されたニュージーランド産であることも多々あるようです。
フォンテラジャパンは、現在継続中の「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」をさらに2年間継続することを決定しており、日本における酪農の収益性向上に積極的な姿勢を見せています。






また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
日本における生乳生産は平成9年度以降減少傾向にあり、酪農家の高齢化や後継者問題、労働力不足、さらに農場規模での酪農家の階層化等が要因となっています。かろうじて北海道の生乳生産は近年増加しつつあるものの、離農者が増加傾向に転じている状況にあり、今後はさらに乳製品に関する輸入依存が進んでいくと見られています。また、消費動向においては、平成27年度の1人当たり年間消費量は牛乳が前年比0.6％増、加工乳・成分調整牛乳は2.0％減となっています。

ここまでフォンテラジャパンについての様々な情報を見てきましたが、最後はフォンテラジャパンの過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っ�