技術・研究職（建築土木企画・設計）業界の概要・職種・魅力・動向 | 業界研究記事

今回ご紹介する職種は、技術・研究職（建築土木企画・設計）です。

この職種は、徐々にですが志望する学生が減ってきているようです。全般的に文系の学生の方が理系の学生よりも志望率が高いことが特徴です。昨年度に比べると、文系男子の志望率が下がり、文系女子の志望率がやや上がったため、今年度は文系の男子と女子で志望率が同じとなっています。その点から、文系の女子には人気が出てきた職種と言えるかもしれません。

この記事では、技術・研究職の中でも特に「建築土木企画・設計」に着目し、以下の3つの角度から職種理解を深めていきます。

（1）業務内容、活躍できる業界
（2）やりがい
（3）求められるスキル

この項目では、技術・研究職（建築土木企画・設計）の業務内容や、活躍できる主な業界を解説していきます。

【業務内容】
建設に携わる仕事で、その対象は住宅からトンネル、ダム、ビル、道路、橋梁など多岐に渡ります。施工主の意向に沿う建築物や土木の設計を行う仕事です。

建築設計と土木設計で、設計する対象が違い、建築設計ではビルやマンションといった大きな建物の設計を、土木設計では道路やダム、橋梁などの設計を行います。

まず最初に施工主の建築の目的や予算、要望等を伺い、現地調査を行ってから基本設計に進みます。
建築物の形や設備、意匠や構造など、基本設計に基づいて細かい部分の設計まで考案し、設計図に落とし込む作業を行います。

考えたものを形にする事が好きな発想力が豊かな人や、施工主の要望を叶える課題解決能力が高い人、プレゼンテーションが得意で細かい作業が苦にならない人が向いているでしょう。

【活躍できる主な業界】
・建築・設備・道路
・住宅・住設機器

技術・研究職（建築土木企画・設計）で働く人々が感じているやりがいには、次のようなものがあります。

（1）感性や発想力を活かせる

（2）多くの人の役に立てる喜びがある

（3）大規模なプロジェクトに関わることができる

技術・研究職（建築土木企画・設計）として働く上では、次のようなスキルが求められます。 （1）コミュニケーション力 施工主の希望や�