企画職（経営企画）業界の概要・職種・魅力・動向 | 業界研究記事

今回ご紹介する職種は、企画職（経営企画）です。

企画職の中でも会社の経営戦略に携わる経営企画は、新人が採用されることが少ない部署です。そのためマイナビ2015年卒就職意識調査においても、調査・企画部門の志望率は他の職種と比較してかなり低めです。
全体の志望率は3.3％で、これは技術サービス部門に次いで2番目に低い数値です。なお、国公立私立別の統計では、関東の国公立大学が5.6％で、若干割合が高めです。

この記事では、企画職の中でも特に「経営企画」に着目し、以下の3つの角度から職種理解を深めていきます。

（1）業務内容、活躍できる業界
（2）やりがい
（3）求められるスキル

この項目では、企画職（経営企画）の業務内容や、活躍できる主な業界を解説していきます。

【業務内容】
現状を調査・分析し、将来に向けての戦略を立てる仕事です。何にフォーカスし、どこを目指していくべきなのか、といったことを幅広い視点から考え、決定します。
ニーズや動向を知るため市場を分析します。そして自社の現状を知るためのデータを集めるのと同時に、他社がどのような戦略を打ち出しているのかも調査し、経営戦略を組み立てていきます。具体的な内容が決定したら、社内の各部門との連絡や調整などを行います。
立案した企画を説明し、納得してもらうため、コミュニケーション能力とプレゼンテーション能力が高い人が向いています。また、経済知識や法律知識も必要でしょう。

【活躍できる主な業界】
・百貨店・コンビニ

企画職（経営企画）で働く人々が感じているやりがいには、次のようなものがあります。

（1）総括的な仕事

（2）会社のトップとの関わり

（3）企画立案の楽しさ

（4）会社全体を動かす

企画職（経営企画）として働く上では、次のようなスキルが求められます。 （1）経営学・商学の知識 高度の知識とスキルが要求される仕�