【初級編】業界研究のやり方

自己分析と並んで、就活の基礎として挙げられる"業界研究"。

こんなことを言っては身もふたもないのですが...言われているほど重要だとは感じない、というのが私の正直な感想です。
その理由はなぜか、そうは言ってもやり方はどうすればいいのか、業界の広げ方・絞り方はどうすればいいのか。この3点について、今回はご説明しますね。 必要か、と聞かれれば、必要でないとは言えない、という微妙なところです。いつやるかについては、ケースバイケースだと思います。

「行きたい業界がある」という人は、もちろんやるべきです。
どういう特徴があり、今のトレンドや今後の見通しはどうか、どういう勢力図になっているか、ぜひ一通り調べてみてください。

でも、「業界は絞らずに職種軸で見ている」「社風から企業探しをしている」という人もいますよね。
その場合は、無理に業界研究から始める必要はありません。
例えば「エントリーした会社が100社あって、業界でいうと20くらいにまたがっている」という場合、20もの業界をいちいち研究していたら、時間がいくらあっても足りません。

だからと言って、しなくていい、というわけではありませんよ！

エントリーシートを提出したり、面接がある程度進んだりした段階で、より深く企業のことを知る必要がでてきます。その際には、業界内での立ち位置や今後の見通しなどを知っておかないと、前に進めません。企業研究の一環のつもりで、業界全体のことも押さえておくようにすると良いでしょう。 いわゆる"業界本"を一冊読んでみる、就職サイトの業界コラムを読む、業界地図に目を通す、くらいで十分だと思います。
余裕があれば、業界紙・専門誌などに目を通しておくと良いでしょう。

まずは、広げ方についてです。 自分の身近な商品・サービスを、何でも良いので一つ取り上げてください。それが自分の手元に届くまでに、どう�