三井住友カードの企業研究
Sumitomo Mitsui Card Company , Limited
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、三井住友カード株式会社への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成27年3月7日現在)
商号 | 三井住友カード株式会社 (Sumitomo Mitsui Card Company , Limited) |
---|---|
発足 | 昭和42年12月26日設立 |
代表者 | 代表取締役社長 島田 秀男 |
従業員数 | 2,361名(平成26年3月末日現在) |
本社 | 東京都港区海岸1-2-20 |
売上高 | 1,915億円(平成26年3月期) |
一人当たり売上高 | 不明 |
営業利益 | 437億円(平成26年3月期) |
初任給 | 193,500円~205,000円(平成28年見込) |
平均年収 | 三井フィナンシャルグループ/1,264万円(平成26年3月31日現在) |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
三井住友カード株式会社について深く知るために、まずは三井住友カード株式会社の経営理念を確認しましょう。そこから三井住友カード株式会社が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
三井住友カード株式会社の企業理念は、以下の通り。
『三井住友カードは、クレジットカード業務において質の高いサービスを提供することにより、お客様の信頼に応えるとともに、業務の適正な運営と健全な業績の伸長を通じて広く内外社会・経済の発展に貢献する。このため「信用第一」第一に、誠実を旨とし、信用と社会的責任を重んじ、健全な経営を行う。「進取の経営」第二に、先進性、独自性、合理性を重視し、進取の経営を行う。「お客様本位の精神」第三に、社会的公正と共存共栄の精神に則り、お客様本位の経営を行う。「自由闊達な社風」第四に、人間尊重の精神に則り、自由闊達な社風を作る。「人材の育成」第五に、高い見識と専門性を備えた、清廉な人材を育成する。』
(三井住友カード「経営理念」より引用)
ここから分かるポイントは、「サービスの質」「信用第一」「社会貢献」の3点。
質の高いサービスの提供や健全な経営は、お客様からの信頼を得るうえで最も重要なことである。同時に、先進性や独自性、合理性を重視しつつ企業として成長し続け、お客様本位の経営を行うことで社会に貢献する。このような理念のもと、高い判断力や専門性、マネジメント能力を習得することに積極的な人材を、三井住友カード株式会社は求めています。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 信頼関係を築くうえで大切にしていること
- 目標達成のために行った努力や挫折、克服方法について
- サービス提供から学んだこと、活かせることについて
次に、クレジットカード業界における三井住友カード株式会社と競合会社と比較してみましょう。
三井住友カード株式会社の競合といえば、三菱UFJフィナンシャルグループが挙げられます。
三井住友カード株式会社と三菱UFJフィナンシャルグループはどのように違うのでしょうか。
三井住友カードの持株会社は、三井住友フィナンシャルグループです。傘下には、三井住友カードをはじめ三井住友銀行、SMBC日興証券や日本総研などがあり、グループ全体の売上高は46,418億円、純利益は8,353億円(平成26年3月31日現在)。平成25-26年における銀行業界売上高ランキングでは、2位につけています。
対して三菱UFJフィナンシャルグループの傘下には、三菱東京UFJ銀行や三菱UFJホールディングス、三菱UFJニコスやジャックスなどがあり、グループ全体の売上高は51,761億円、純利益は9,848億円(平成26年3月31日現在)。平成25-26年における銀行業界売上高ランキングでは堂々の1位に輝いており、売上高・純利益ともに三井住友を上回っています。 双方グループとも3大メガバンクの一角というブランド力が大きな強みとなっており、海外展開にも積極的。このような強力な資本力を持つグループの傘下である三井住友カード株式会社には、今後も安定した収益が期待できると思われます。
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
平成25-26年におけるクレジットカード業界の売上高は、1兆5,935億円、経常利益は2,508億円となっています。過去5年間の伸び率は2.1%減少しているものの、純利益率は10.5%増。金融業界全体の中でもクレジットカード業界は平成24年以降増加傾向にあり、ネット通販等によるクレジット決済の拡大が大きく影響した結果となっています。近年ではメガバンクを中心に再編の動きが活発化しており、同時に海外展開にも積極的。三菱UFJフィナンシャルグループにおいては、海外展開による収益で他社を大きく引き離しており、クレジットカード業界にも高収益を与えることとなっています。今後もクレジットカード業界は、メガバンクの再編や海外展開の影響を受け、緩やかながら増加傾向を維持することが予想されます。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまで三井住友カード株式会社についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきまし
・会社概要:クレジットカードの三井住友VISAカード,https://www.smbc-card.com/mem/company/info/outline.jsp,2015年3月7日DL.
・経営理念:クレジットカードの三井住友VISAカード,https://www.smbc-card.com/mem/company/info/rinen.jsp,2015年3月7日DL.
・業績データ:クレジットカードの三井住友VISAカード,https://www.smbc-card.com/mem/company/info/data.jsp,2015年3月7日DL.
・募集要項|RECRUIT|三井住友カード株式会社 2016新卒採用サイト,http://www.smbc-card.com/jinji/2016/recruit/recruit.html,2015年3月7日DL.
・三井住友フィナンシャルグループ 年収:1264万円‐年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_smfg.htm,2015年3月8日DL.
・経営理念:クレジットカードの三井住友VISAカード,https://www.smbc-card.com/mem/company/info/rinen.jsp,2015年3月7日DL.
・業績データ:クレジットカードの三井住友VISAカード,https://www.smbc-card.com/mem/company/info/data.jsp,2015年3月7日DL.
・募集要項|RECRUIT|三井住友カード株式会社 2016新卒採用サイト,http://www.smbc-card.com/jinji/2016/recruit/recruit.html,2015年3月7日DL.
・三井住友フィナンシャルグループ 年収:1264万円‐年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_smfg.htm,2015年3月8日DL.
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