鹿島建設の企業研究
KAJIMA CORPORATION
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、鹿島建設株式会社への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成27年3月14日現在)
商号 | 鹿島建設株式会社 (KAJIMA CORPORATION) |
---|---|
発足 | 1930年(昭和5年) |
代表者 | 中村 満義 |
従業員数 | 7,657名(平成26年3月末現在) |
本社 | 東京都港区元赤坂1-3-1 |
売上高 | 15,211億円(平成26年3月期) |
一人当たり売上高 | およそ1.98億円(平成26年3月期) |
営業利益 | 230億円(平成26年3月期) |
初任給 | 月給220,000円 |
平均年収 | 8,771,680円(平成26年3月31日実績) /td> |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
鹿島建設株式会社について深く知るために、まずは鹿島建設株式会社の経営理念を確認しましょう。そこから鹿島建設株式会社が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
鹿島建設株式会社の企業理念は、以下の通り。
『全社一体となって、科学的合理主義と人道主義に基づく創造的な進歩と発展を図り、社業の発展を通じて社会に貢献する』
(鹿島建設 企業情報ページより引用)
ここから分かるポイントは、「団結力」「発展」「社会貢献」の3点。
社員同士の絆を強め、一丸となって仕事に取り組む。価値あるものを創り出し発展し続ける。企業の発展を社会貢献につなげる。こうした大きなビジョンを持った人材を、鹿島建設は求めているのです。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 組織やグループの団結を強めるために、どんなことを意識するか
- 組織の発展・進歩のために、どんな目標を立てるか
- 仕事を通じた社会貢献を果たすために、どんなことを心がけるか
次に、建設業界における鹿島建設株式会社と競合会社と比較してみましょう。
鹿島建設株式会社の競合といえば、大成建設株式会社が挙げられます。
鹿島建設株式会社と大成建設株式会社はどのように違うのでしょうか。
まずは、鹿島建設と大成建設の財務状況を見てみましょう。
2013年4月から2014年3月末までの営業収入(売上高)は、鹿島建設が15,211億円であるのに対し、大成建設は15,335億円です。
一方で営業利益は、鹿島建設が230億円のところ、大成建設は538百万円です。
次に事業内容を見てみましょう。
鹿島建設の中心はもちろん「建設事業」であり、中でも特に超高層ビル事業を得意としています。過去には、霞が関ビルディングや六本木ヒルズ、グラントウキョウなど日本を代表する建築物を建設してきた実績があります。その他、「設計・エンジニアリング事業」「不動産開発」「研究開発」なども手掛けています。ゼネコン大手5社のうちの1社で、業界のリーディングカンパニーでもあります。
一方、大成建設もゼネコン大手5社のうちの1社であり、建設業界で存在感を放っています。創業140年以上という非常に歴史のある企業です。超高層ビルやダム、橋、トンネル、地下鉄などの大規模な建築土木工事を得意としていますが、住宅事業にも進出し始め、一般向け住宅「パルコン」や「空間王」を手がけています。
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また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年、建設業界の受注環境が改善傾向にあります。国土交通省の試算によると、2013年度の国内建設投資は約50兆円に回復しました。2014年も震災復旧・復興需要は継続し、それと同時に2020年に向けた東京五輪の施設整備の前倒し発注が始まっています。さらに、アベノミクス効果による設備投資も堅調で、オフィスや工場・倉庫建設などの着工も増えています。
ただ、急激な工事量の増加に伴い、現在は人手不足が深刻な問題となっています。バブル崩壊後の建設業界は、現在とは真逆で不況により受注が激減し、リストラなども行われていました。人が足りない状況は、それだけ業界が活性化している証拠であり、良い兆候とも言えるでしょう。
特に求められている人材は、プロセスをマネジメントできる存在です。大型プロジェクトであれば、基本構想から始まり設計、施工へと進んでいき、その間に資材の調達や専門業者の選定も行われる。そうしたプロセス全体を管理し、まとめられる人が求められています。
不動産業界も景気回復ムードによる投資意欲の復活で、地価は上昇トレンドに入っています。また、住宅については、昨年4月の消費税率のアップが新規購入の大きなモチベーションになりました。今後さらに増税が予定されているため、同様の状況が起こる可能性は高いでしょう。現在、社会全体が建設業界にとって追い風になっていると言えます。業界規模をより大きく成長させるチャンスの時期であると同時に、優秀な人材をじっくり育て上げる努力が必要な時期でもあります。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまで鹿島建設株式会社についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。
・鹿島建設株式会社,http://www.kajima.co.jp/,平成27年3月14日DL.
・鹿島建設 年収:877万円-年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_kajima.htm ,平成27年3月14日DL.
・鹿島建設(株) - マイナビ2015,http://job.mynavi.jp/15/pc/search/corp74/outline.html ,平成27年3月14日DL.
・建設業界の動向、現状、ランキングなど-業界動向サーチ,http://gyokai-search.com/3-kensetu.htm,平成27年3月14日DL.
・鹿島建設 - Wikipedia, http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E5%BB%BA%E8%A8%AD,平成27年3月14日DL.
・復興需要、五輪景気が支える建設・不動産 (プレジデント) - Yahoo!ニュース,http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141219-00014151-president-bus_all,平成27年3月14日DL.
・鹿島の内定者による選考情報 - みん就(みんなの就職活動日記),http://www.nikki.ne.jp/?action=bbs&subaction=naiteinikki_view&pid=1812&grad_yyyy=2014,平成27年3月14日DL.
・大成建設株式会社,http://www.taisei.co.jp/,平成27年3月14日DL.
・大成建設 - Wikipedia, http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%88%90%E5%BB%BA%E8%A8%AD,平成27年3月14日DL.
・大成建設(株) - マイナビ2015, http://job.mynavi.jp/15/pc/search/corp85/outline.html,平成27年3月14日DL.
・鹿島建設 年収:877万円-年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_kajima.htm ,平成27年3月14日DL.
・鹿島建設(株) - マイナビ2015,http://job.mynavi.jp/15/pc/search/corp74/outline.html ,平成27年3月14日DL.
・建設業界の動向、現状、ランキングなど-業界動向サーチ,http://gyokai-search.com/3-kensetu.htm,平成27年3月14日DL.
・鹿島建設 - Wikipedia, http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E5%BB%BA%E8%A8%AD,平成27年3月14日DL.
・復興需要、五輪景気が支える建設・不動産 (プレジデント) - Yahoo!ニュース,http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141219-00014151-president-bus_all,平成27年3月14日DL.
・鹿島の内定者による選考情報 - みん就(みんなの就職活動日記),http://www.nikki.ne.jp/?action=bbs&subaction=naiteinikki_view&pid=1812&grad_yyyy=2014,平成27年3月14日DL.
・大成建設株式会社,http://www.taisei.co.jp/,平成27年3月14日DL.
・大成建設 - Wikipedia, http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%88%90%E5%BB%BA%E8%A8%AD,平成27年3月14日DL.
・大成建設(株) - マイナビ2015, http://job.mynavi.jp/15/pc/search/corp85/outline.html,平成27年3月14日DL.
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