ブリヂストンの企業研究
Bridgestone Corporation
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、ブリヂストンへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成27年1月29日現在)
商号 | 株式会社ブリヂストン (Bridgestone Corporation) |
---|---|
発足 | 1931年3月1日 |
代表者 | 津谷 正明 |
従業員数 | 14,919名(単体、2013年12月31日現在) |
本社 | 東京都中央区京橋三丁目1番1号 |
売上高 | 1,006,600百万円(単体、平成25年12月期、前年比17.4%増) |
一人当たり売上高 | 240百万円(平成25年12月期) |
営業利益 | 438,100百万円(平成25年12月期、前年比53%増) |
初任給 | 修士了:月給23万3500円 大学卒:月給21万2500円(2013年4月実績) |
平均年収 | 638万円(2014年4月実績) |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
ブリヂストンについて深く知るために、まずはブリヂストンの経営理念を確認しましょう。そこからブリヂストンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
ブリヂストンの企業理念は、以下の通り。
『使命(Mission):
最高の品質で社会に貢献(Serving Society With Superior Quality)
心構え(Foundation):
誠実協調 (Integrity and Teamwork)
進取独創 (Creative Pioneering)
現物現場 (Decision-Making Based on Verified, On-Site Observations)
熟慮断行 (Decisive Action after Thorough Planning)』
(ブリヂストン会社情報ページより引用)
ここから分かるポイントは、「探究心」「誠実さ」「周囲を見る目」の3点。
ブリヂストンでは、大きく使命と心構えの2つに分けられています。そこからもわかるように、最高の品質を提供することで、社会貢献することを目指しており、そのために、お客様目線や現場主義で情報を入手し、それを基にスピード感のある企業経営を行っているようです。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 探究心を持って、どのようなことにチャレンジしたか
- そのチャレンジしたことに対して、どれだけ誠実に向き合ったか
- チャレンジしたことへの取り組みを通して、何を感じ、何を学んだか
次に、タイヤ・ゴム業界におけるブリヂストンと競合会社と比較してみましょう。
ブリヂストンの競合といえば、住友ゴム工業が挙げられます。
ブリヂストンと住友ゴム工業はどのように違うのでしょうか。
まず、ブリヂストンや住友ゴム工業の製品の強みとなる注目されている特許について、見てみましょう。
ブリヂストンが持っている特許の中で、注目度の高い特許には、「金属腐食の抑制や透明性に優れ、その性能を長期間に亘って維持することが可能な太陽電池向け封止膜」や、「タイヤの劣化が生じる部分の効率的な温度低減を図り、耐久性を向上させる技術」などが挙げられています。
一方、住友ゴム工業では、「パンクしたタイヤに適正な量のパンクシール剤を注入することにより、効率よくかつ確実にシールする技術」や「タイヤのサイズに応じて剛性中子のタイヤ軸方向巾を調整可能にし、剛性中子の品種削減を図り、保管効率や保管スペース、製造コストの改善に貢献する技術」などがあるようです。
特許数としては、ブリヂストンが1,028件、住友ゴム工業が469件となっており、ブリヂストンの新技術の開発が進んでいることがわかります。
次に、ブリヂストンと住友ゴム工業の財務状況を見てみましょう。
2013年1月から2013年12月末までの営業収入(売上高)は、ブリヂストンが3兆5,680億円となっており、住友ゴム工業は、7,806億円となっています。(両社連結)
一方で、営業利益は、ブリヂストンが438,131百万円のところ、住友ゴム工業は77,055百万円とおよそ6倍となっています。売上高・営業利益両方を見るとわかるように、ブリヂストンは国内で圧倒的な地位を築いていると言えます。また、世界を見ても、平成17年にフランスのミシュランを抜き、世界シェアトップとなっており、タイヤ・ゴム業界のリーディングカンパニーです。
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また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
国内での自動車保有台数及び生産台数の減少に伴い、国内市販用タイヤは減少傾向にあります。さらに、近年の消費者は節約志向から廉価品を好む傾向になり、収益性の確保も難しくなっているようです。一方で、海外市販用タイヤはアジア、中近東での需要が堅調な推移。北米エリアでも需要回復が見られるなど、各社とも低燃費タイヤなど機能性に優れたタイヤを次々と投入し、シェア拡大に向け動き出しているようです。(業界動向search.comより)
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまでブリヂストンについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。
・最新版 「新・企業力ランキング」 トップ200 | ランキング | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト, http://toyokeizai.net/articles/-/28539,2015年1月29日DL.
・ブリヂストン 年収:638万円-年収ラボ, http://nensyu-labo.com/kigyou_bridgestone.htm ,2015年1月29日DL.
・業界動向search.com タイヤ・ゴム業界, http://gyokai-search.com/3-tire.html ,2015年1月29日DL.
・Patent Result 【ゴム製品】特許資産規模ランキング、トップ3はブリヂストン、横浜ゴム、住友ゴム工業, http://www.patentresult.co.jp/news/2013/10/rubber.html ,2015年1月29日DL.
・みんなの就職活動日記, http://www.nikki.ne.jp/?action=bbs&subaction=naiteinikki_view&pid=5108&naitei_id=160467&h=38c4a76fb6&grad_yyyy=2015,2015年1月29日DL.
・ブリヂストン 年収:638万円-年収ラボ, http://nensyu-labo.com/kigyou_bridgestone.htm ,2015年1月29日DL.
・業界動向search.com タイヤ・ゴム業界, http://gyokai-search.com/3-tire.html ,2015年1月29日DL.
・Patent Result 【ゴム製品】特許資産規模ランキング、トップ3はブリヂストン、横浜ゴム、住友ゴム工業, http://www.patentresult.co.jp/news/2013/10/rubber.html ,2015年1月29日DL.
・みんなの就職活動日記, http://www.nikki.ne.jp/?action=bbs&subaction=naiteinikki_view&pid=5108&naitei_id=160467&h=38c4a76fb6&grad_yyyy=2015,2015年1月29日DL.
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