JTB首都圏の企業研究

今回ご紹介するのは、旅行販売会社で有名な株式会社JTB首都圏。

この記事を読んでいる方の中には、株式会社JTB首都圏への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、株式会社JTB首都圏の経営理念や同じ旅行業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある旅行会社の中で、なぜ株式会社JTB首都圏なのか？」という質問への対策を考えましょう。


株式会社JTB首都圏について深く知るために、まずは株式会社JTB首都圏の経営理念を確認しましょう。そこから株式会社JTB首都圏が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

株式会社JTB首都圏の企業理念は、以下の通り。
『お客様の信頼を礎に幅広く「旅」の舞台を提供し、躍動する豊かな社会の実現に貢献します』
（企業HPより引用）

ここから分かるポイントは、「信頼」「実現」「貢献」の3点。
株式会社JTB首都圏ではお客様に信頼ある旅の提供をする為に、また社会が豊かになるような活動をする事を目指しています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

• 「今までに信頼を築く為にやってきたこと」
• 「何かを実現する為に努力してきた事」
• 「今までに貢献してきたこと」

次に、旅行業界における株式会社JTB首都圏と競合会社と比較してみましょう。
株式会社JTB首都圏の競合といえば、H.I.Sが挙げられます。
株式会社JTB首都圏とH.I.Sはどのように違うのでしょうか。

株式会社JTB首都圏をJTBグループとして比較した時にライバルと考えられるのはH.I.S と考えられます。海外旅行の部門で取扱高を比べると1位はJTBのシェア20.5%であり、4583億円となっています。一方でライバルのH.I.S は2位のシェア14.9%であり、3325億円となっています。この2位であるH.I.S の躍進は格安航空とセットで販売するなどの画期的な販売を武器にこの順位まで上昇してきたベンチャー企業です。ここ10年ほどでここまで躍進してきた背景はありますが、JTBグループとして1位をキープしてきた要因はJTBグループとして株式会社JTB首都圏のようにそれぞれの地域に根差したサービスの提供を会社ごとに進めている事が、このような結果に繋がっているのではないでしょうか。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年はネット環境の発達により、ネットでの旅行予約が簡単に行えるようになりました。また、その分サービス提供の幅も広がりましたので、旅行商品も増え、消費者の選択肢も増えています。旅行会社自体も、起業する過程で投資する額が少なくてすむため、新しい旅行会社の乱立が起きているのが現状です。
また、LCCなどの台頭によって格安航空券が増えており、その為そのような格安航空券とセットになった旅行の販売などがますます増えてくると考えられます。これからのトレンドは格安でも品質の良い商品が販売される機会が増えてくるでしょう。

ここまで株式会社JTB首都圏についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。