レオパレス21の企業研究

今回ご紹介するのは、マンスリーマンションで有名な株式会社レオパレス21。

この記事を読んでいる方の中には、株式会社レオパレス21への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、株式会社レオパレス21の経営理念や同じ不動産業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある不動産会社の中で、なぜ株式会社レオパレス21なのか？」という質問への対策を考えましょう。


株式会社レオパレス21について深く知るために、まずは株式会社レオパレス21の経営理念を確認しましょう。そこから株式会社レオパレス21が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

株式会社レオパレス21の企業理念は、以下の通り。
『新しい価値の創造』
（レオパレス21　企業情報ページより引用）

ここから分かるポイントは、「独創性」「成長」「社会貢献」の3点。
柔軟な発想力とチームワークで自社にしかできない価値を創造する。常に商品・サービス・技術を進化させ、企業として成長し続ける。業界のリーディングカンパニーとして、社会全体に新しい価値をもたらす。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

• 新しいものを生み出すために個人としてどんな目標を立てるか
• 成長し続けるために、組織としてどんな目標を立てるか
• 業界全体を社会貢献へ向けてリードしていくために、どんな努力をするか

次に、不動産業界における株式会社レオパレス21と競合会社と比較してみましょう。
株式会社レオパレス21の競合といえば、株式会社アパマンショップホールディングスが挙げられます。
株式会社レオパレス21と株式会社アパマンショップホールディングスはどのように違うのでしょうか。

まずはレオパレス21とアパマンショップの財務状況を見てみましょう。
レオパレス21の2013年4月から2014年3月末までの営業収入（売上高）は、471,089百万円であるのに対し、アパマンショップの2013年10月から2014年9月末までの営業収入（売上高）は36,655百万円です。一方で営業利益は、レオパレス21が13,673百万円のところ、アパマンショップは2,108百万円です。

次に事業内容を見てみましょう。
レオパレス21はアパート賃貸のCMなどでお馴染なので、不動産賃貸の企業だと思われがちです。しかし実際は、アパートの建築請負やリゾート施設・介護老人ホームの運営、さらに入居者向けブロードバンド等も行っています。地球環境に配慮したスマートハウスの開発や、入居者の安全を追及したセキュリティの導入などを積極的に行うなど、時代の変化や利用者のニーズを積極的に取り入れていこうという姿勢が窺えます。

一方アパマンショップは設立以後、全国各地の不動産業者を加盟店とするとともに企業自体も吸収・合併を繰り返し、規模を拡大し続けています。不動産賃貸仲介店をフランチャイズ方式で運営し、現在の賃貸店舗数は業界No.1の1,135店舗です。また、芸能人やアニメとのコラボキャンペーンを行う広告宣伝戦略が功を奏し、全国的に高い知名度を獲得しました。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
先日、スマートフォンで扉の鍵を開け閉めできる、「Akerun（アケルン）」という商品が発表されました。使い方は簡単で、「Akerun」を扉のサムターン部に貼り付け、Bluetoothでスマートフォンと連携させるだけです。スマートフォンの操作で解錠したり、メールで合い鍵を送ったり、有効期限を区切った鍵を作成できたりと、様々な用途が想定されます。

　 不動産業界からは「物件のオーナーから鍵を預かる必要がないので、内覧希望のお客様をお待たせしないですむ。また入退出の履歴が残るためトラブルの防止にも役立つ。」といった声が上がっています。また、すでに「Akerun」を使った内覧システム「スマート内覧」の実証実験が、一部の不動産で行なわれています。

今までの内覧の方法では、時間的ロスや手続き上の手違い、内覧時のトラブルやセキュリティ上の問題などが生じていました。それらの解決につながる画期的な商品として注目されています。

ここまで株式会社レオパレス21についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょ�