電通イーマケティングワンの企業研究

今回ご紹介するのは、インターネット全行動データを活用したソリューション「Web360」で有名な株式会社電通イーマーケティングワン。

この記事を読んでいる方の中には、株式会社電通イーマーケティングワンへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、株式会社電通イーマーケティングワンの経営理念や同じマーケティング・リサーチ業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるマーケティング・リサーチ会社の中で、なぜ株式会社電通イーマーケティングワンなのか？」という質問への対策を考えましょう。


株式会社電通イーマーケティングワンについて深く知るために、まずは株式会社電通イーマーケティングワンの経営理念を確認しましょう。そこから株式会社電通イーマーケティングワンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

株式会社電通イーマーケティングワンの企業理念は、以下の通り。
『新しい「売り方」を、つくる』
（電通イーマーケティングワン「理念」より引用）

ここから分かるポイントは、「新しい売り方」「情緒価値」「機能価値」の3点。
電通イーマーケティングワンは、「ミッション」「ビジョン」「バリュー」から成り立っています。土台となるのは「バリュー」である情緒価値・機能価値。これらは、クライアントに共鳴する心やイノベーションへの情熱、適用力や戦略構築力、マネジメント力やクリエイティブ力といった様々な価値を意味します。それら「バリュー」をもとに活かされるのが、「マーケティングのあらゆる領域において、デジタルによるイノベーションを実現するパートナーとなる。」という「ビジョン」。さらにその上に上記「ミッション」を掲げることで、企業価値を定めています。電通イーマーケティングワンが求めているのは、この「バリュー」を備える人材であり、クライアントに共鳴し、あくなき情熱をもって取組む人。「新しい売り方」に喜びを見いだせる人材を必要としています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。

• これまで努力して成功した経験、挫折、克服方法について
• 新たなことへ挑戦し、新しいものを生み出す喜びについて
• チームで協力して取り組んだ経験、その中での役割について

次に、マーケティング・リサーチ業界における株式会社電通イーマーケティングワンと競合会社と比較してみましょう。
株式会社電通イーマーケティングワンの競合といえば、株式会社日経リサーチが挙げられます。
株式会社電通イーマーケティングワンと株式会社日経リサーチはどのように違うのでしょうか。

電通イーマーケティングワンは、コミュニケーションが主体のマーケティング会社。電通グループ各社の専門性や高度なノウハウを強みとし、「新しい売り方」を統合的なサービスで提供しています。詳しくは、顧客企業における事業・商品の開発からソーシャルメディアを活用したブランドづくり、さらに客・上客・売り場づくりのマネジメントやプランニングまでワンストップで行います。電通グループであることから、大手企業が顧客に多いことも強みと言えるでしょう。 対して日経リサーチが行うのは、主にマーケティング・リサーチ、データベースサービスです。マーケティング・リサーチでは市場調査、デジタル調査、国際調査はもちろん、メディアでも馴染み深いミステリーショッパー（店舗観察調査）なども手掛けます。強みはやはり日本経済新聞社グループであること。親会社の強力なブランド力は、電通イーマーケティングワン、日経リサーチともに共通の強みとなっており、企業の将来的な安定性が望めることになります。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年のマーケティング・リサーチ業界は、緩やかではあるものの需要の高まりを見せつつあります。これは、スマートフォンやタブレット端末の急速な普及により、小売りや流通等各業界がWeb化を加速させていることが大きな要因。「物を売る」には、もはやWebの活用、マーケティング・リサーチの活用が不可欠というわけです。
中でも求められるのは、多用なニーズに対応できる力を備えたマーケティング会社。質の高い技術やサービスを有し、リサーチから顧客、固定客に高確率で結び付ける専門性やノウハウを兼ね備えていることが条件となります。
今後、直近では2020年の東京オリンピックがあることから、業界にとってはさらなる需要の増加が見込めます。同時にこれまで以上に優秀な人材を必要とし、マーケティング・リサーチ業界では人材確保・育成に積極的になることが予想されるでしょう。このような傾向から、電通イーマーケティングワンの業務体制は、業界において非常に有利に働くことと思われます。

ここまで株式会社電通イーマーケティングワンについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行�