そごう・西武の企業研究

今回ご紹介するのは、百貨店で有名な株式会社 そごう・西武。

この記事を読んでいる方の中には、株式会社 そごう・西武への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、株式会社 そごう・西武の経営理念や同じ百貨店業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある百貨店会社の中で、なぜ株式会社 そごう・西武なのか？」という質問への対策を考えましょう。


株式会社 そごう・西武について深く知るために、まずは株式会社 そごう・西武の経営理念を確認しましょう。そこから株式会社 そごう・西武が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

株式会社 そごう・西武の企業理念は、以下の通り。
『お客さまの立場に立って、自らの行動を変え"新しい百貨店づくりへの挑戦"をし続けます』
（企業HP新しい百貨店づくりの挑戦より引用）

ここから分かるポイントは、「行動」「挑戦」の2点。
株式会社 そごう・西武ではお客様の立場に立って会社を見る事によって、様々な挑戦を行っています。新しい百貨店に向けての挑戦が企業の目指すスローガンに表れています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 「今までに自分の意志で行動してきた事」
• 「今までに挑戦してきた事」

次に、百貨店業界における株式会社 そごう・西武と競合会社と比較してみましょう。
株式会社 そごう・西武の競合といえば、株式会社高島屋が挙げられます。
株式会社 そごう・西武と株式会社高島屋はどのように違うのでしょうか。

百貨店業界の中でも上位にある株式会社 そごう・西武と株式会社高島屋を比べてみたいと思います。まずは、売上高シェアについてです。平成25年から26年の売上高シェアは株式会社 そごう・西武は11.4％の8,691億円であり、株式会社高島屋は11.9％9,014億円となっています。売上高のシェアにつきましては、株式会社高島屋が上回る結果となっています。しかし、純利益につきましては、株式会社 そごう・西武が株式会社高島屋の8倍以上上回る結果から、株式会社 そごう・西武がホームページ上でも紹介していた通り、「セブン＆アイHLDGS.の業態を越えたグループシナジー」が活かされている結果ではないでしょうか。グループ会社としての利点の一つとして、あらゆる年齢層に商品アピールが出来るというポイントがありますので、繁栄されている結果ではないでしょうか。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年にトレンドと言えば、なんといっても再編と改革ではないでしょうか。長く続いてきた百貨店の低迷期を脱する為に、百貨店業界は様々な事に挑戦してきました。百貨店どうしが統合することで、大きな企業が次々と誕生しました。そして、百貨店業界を盛り上げていく為にも多くの企業が店舗のリニューアルを行ってきました。百貨店同士が切磋琢磨して様々なサービスを取り入れていますので、今までにない百貨店の魅力が出てきているのではないでしょうか。これから期待されている消費動向にも、百貨店業界の業績回復がかかっています。

ここまで株式会社 そごう・西武についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょ