Cygamesの企業研究

今回ご紹介するのは、神撃のバハムートで有名な株式会社Cygames。

この記事を読んでいる方の中には、株式会社Cygamesへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、株式会社Cygamesの経営理念や同じゲーム業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるゲーム会社の中で、なぜ株式会社Cygamesなのか？」という質問への対策を考えましょう。


株式会社Cygamesについて深く知るために、まずは株式会社Cygamesの経営理念を確認しましょう。そこから株式会社Cygamesが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

株式会社Cygamesの企業理念は、以下の通り。
『最高のコンテンツを作る会社』
（Cygames　会社情報ページより引用）

ここから分かるポイントは、「団結」「向上」の2点。
チーム全体が同じ目線でゲーム開発に取り組む。社員が発信するあらゆるものを高めていき最強のブランドを目指す。こうしたことを重視していると考えられます。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 組織やグループの団結力を強めるために、どんな心がけをするか
• 組織全体の力や価値を高めるために、個人としてどんな努力をするか

次に、ゲーム業界における株式会社Cygamesと競合会社と比較してみましょう。
株式会社Cygamesの競合といえば、株式会社たゆたうが挙げられます。
株式会社Cygamesと株式会社たゆたうはどのように違うのでしょうか。

Cygamesとたゆたうの事業内容を比べてみましょう。
Cygamesはサイバーエージェントグループの一員で、モバイル向けゲームアプリ開発事業を手掛ける企業です。代表作である『神撃のバハムート』は全世界で1,000万人以上のユーザーを獲得し、サービス開始から3年経った今も多くの支持を得ています。また、アニメ化されるなど、ゲームの枠を超えた人気も博しています。2011年に設立したばかりですが、その急成長ぶりに業界から非常に注目されている企業です。

一方たゆたうは、創業時よりモバイルゲームにこだわり開発を続け、ゲームコミュニティ運営およびアイテム課金に対するノウハウを多数持っています。有名なゲームとして「FINAL FANTASY AGITO」などが挙げられます。また、メディア事業にも力を入れ始め、Webコンテンツ「TAPPLI」で、スマホゲームに特化した情報やレビュー、クリエイターのインタビューなどの配信を行っています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
任天堂とディー・エヌ・エー（DeNA）が業務・資本提携することを発表しました。両社はこれまでスマートフォン向けゲームや、会員制サービスへの進出を拒んで来ましたが、これらを共同開発するとのことです。

任天堂は「ファミリーコンピュータ」「Wii　U」「ニンテンドー3DS」など、ハードとソフトを一体で販売する方法で成長してきましたが、近年は販売が低迷しています。一方、DeNAは従来型携帯電話向けの「モバゲー」で成長した企業ですが、スマホ向けゲームへのシフトが遅れたため、やはり業績悪化に苦しんでいました。

今後は、ゲーム開発は任天堂が主導し、ウェブサービスやサーバー運営などはDeNAの知見を生かす方向性で事業を進めていく予定です。ただ、スマホゲームの流行の移り変わりは激しく一度人気を博しても、すぐに衰退しまうケースが散見されます。かつて専用ゲーム機とソーシャルゲーム、それぞれの分野で急成長を遂げた企業同士がタッグを組んで、どのような事業展開を見せるのか注目が集まります。

ここまで株式会社Cygamesについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。