【企業研究】JPホールディングスの会社概要・競合他社・年収・選考情報まとめ

今回ご紹介するのは、3期連続増益ランキングトップ200で第23位に輝いた、JPホールディングスです。

この記事を読んでいる方の中には、JPホールディングスへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、JPホールディングスの経営理念や同じ教育業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある教育会社の中で、なぜJPホールディングスなのか？」という質問への対策を考えましょう。


JPホールディングスについて深く知るために、まずはJPホールディングスの経営理念を確認しましょう。そこからJPホールディングスが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

JPホールディングスの経営理念は、以下の通り。
『仕事はおもしろいもの。
だから、
やる気が湧いてくる。
成果をあげればあげるほど評価される、
当然の実力主義でいこう。
お互いに力を出し合って、
仕事の現場も和気あいあい。
活力に満ちた企業をつくろう。
企業は常に柔軟にチャレンジを続けるもの。』
（JPホールディングス 経営理念ページより引用）

ここから分かるポイントは、日本の保育を変えていたきい、という想いを実現するために、社員ひとりひとりが個性や能力を発揮し、切磋琢磨しながら会社と共に成長していこうという志です。
そのため、JPホールディングスのビジョンに共有し、考える力、行動力、忍耐力、向上心を自分自身で高めていける人材を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。

• JPホールディングスを通して、保育事業で成し遂げたいこと。
• 誰もやっていなかったような領域に果敢にチャレンジした経験
• 自ら課題を見出し、主体的に行動し、何かを成し遂げた経験
• JPホールディングスで活かせる、あなたの個性や経験

次に、教育業界におけるJPホールディングスと競合会社と比較してみましょう。
JPホールディングスの競合といえば、売上高の規模が近い明光ネットワークジャパンが挙げられます。
JPホールディングスと明光ネットワークジャパンはどのように違うのでしょうか。

まず、財務状況を見ていきましょう。JPホールディングスの平成26年度の売上高は、15,747百万円。対して、明光ネットワークジャパンは、15,565百万円となっており、ほぼ同規模となります。

続いて事業概要を見ていきましょう。JPホールディングスは、保育園運営等の子育て支援最大手として名古屋を基盤に活躍する持株会社です。教育事業の他、グループ内ではパチンコ店等のワゴンサービスや、飲食事業も手がけており、教育事業に留まらない事業展開が特徴です。対して、明光ネットワークジャパンは、小中高向け個別指導の補習塾「明光義塾」を基軸に展開。ＦＣ展開によって拡大をはかり、医系大専門予備校「東京医進学院」やサッカースクールを展開し、教育を軸にした横展開を積極的に行っています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
平成25年から26年の教育業界の業界規模は、およそ9237億円となっています。教育業界は、小学生から高校生を対象にした進学向けと、キャリアアップを目的とした社会人向けに大きく分けられますが、昨今の保育園・幼稚園不足という社会問題を背景に、JPホールディングスのような子育て支援の教育機関も成長を遂げています。進学向けでは、一人の子どもにかける教育費の上昇に伴い、堅調な伸びを見せているものの、将来的には少子化によって縮小傾向が続くと考えられています。そのため、各社はさまざまな年齢層や場における学びのニーズに答える細分化されたサービス開発に余念がなく、今後も将来のニーズを見据えた新規事業の開拓がキーワードとなっています。

ここまでJPホールディングスについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう�