【企業研究】ガリバーインターナショナルの会社概要・競合他社・年収・選考情報まとめ

今回ご紹介するのは、「働きがいのある会社ランキング2015年」（従業員1000人以上）（Great Place To Work Institute Japan調べ）で第23位に輝いた、ガリバーインターナショナルです。

この記事を読んでいる方の中には、ガリバーインターナショナルへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、ガリバーインターナショナルの経営理念や同じ中古車流通業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある中古車流通会社の中で、なぜガリバーインターナショナルなのか？」という質問への対策を考えましょう。


ガリバーインターナショナルについて深く知るために、まずはガリバーインターナショナルの経営理念を確認しましょう。そこからガリバーインターナショナルが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

ガリバーインターナショナルの企業理念は、以下の通り。
『豊かな未来のために、ガリバーイズムの体現を通して、 5つのステークホルダーと共に成長しつづけることを目指します。

●社会
信頼ある企業市民として、地域社会および国際社会との調和的発展を目指します。
●お客様
真心のこもった確かなサービスを通してお客様に感動を提供し、 満足と信頼の輪を育んでいきます。
●社員
全社員の物心両面の幸せの追求と、一人一人の自己成長の場を共に創造していきます。
●パートナー
志を同じくするパートナーと連帯し、業界の健全な発展のため、 常に新しい発想を持って共に成長することを目指します。
●株主
健全かつ質の高い企業経営に努め、適正な成果の蓄積と還元を図り、 更なる継続的な成長を目指します。』
（ガリバーインターナショナル企業理念　新卒採用ページより引用）

ここから分かるポイントは、「顧客主義」「挑戦」「努力」「社会貢献」の4点。
ガリバーインターナショナルの社員として、顧客の満足を第一に考えて行動する。顧客へのサービス向上のため、自己成長のため、常に目標を掲げて挑戦し最後までやり抜くこと。仲間とともに、目標達成のために努める生き方に共感し、会社の発展のために貢献する。その結果、豊かな社会の創造にも寄与する。ガリバーインターナショナルは、このような志を持った人物を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4点です。

• チームとしてどのような目標を、どのようにたてたか
• 目標達成のために個人として、どのような役割を果たしたか
• 目標達成の過程で経験した失敗や挫折を、どのように乗り越えたか
• 以上のような体験から学んだこと。それを仕事の上でどう活かすか

次に、中古車流通業界におけるガリバーインターナショナルと競合会社と比較してみましょう。
ガリバーインターナショナルの競合といえば、ユー・エス・エスが挙げられます。
ガリバーインターナショナルとユー・エス・エスはどのように違うのでしょうか。

ガリバーインターナショナルは、ドライバーに車を売らない買取専門という、今までにない経営手法で中古車業界、約5万社のライバルを圧倒してNo.1に君臨し続けています。ネット上での中古車販売や2人社長体制など、常識破りの挑戦を続けるガリバーインターナショナル、本格的に東南アジア進出を目指しています。

対するユー・エス・エスは、中古自動車オークション業界におけるシェア率30％以上を占める、日本最大のオートオークションと呼ばれています。さらに同社は、グループ独自の中古自動車買取チェーン「ラビット」の全国展開や、自動車リサイクル法の施行に先行して、低年式・多走行車両を取り扱うリユース車専門オークション会場を開設。流札車両についても、希望に応じて解体し、再生部品、資源原材料や固形燃料として再利用・資源化を行っています。

次にガリバーインターナショナルとユー・エス・エスの財務状況を見てみましょう。
平成26年度における売上高は、ガリバーインターナショナルが連結1,693億9,800万円であるのに対し、ユー・エス・エスは連結679億円4,900万円と半分にも満たず、ガリバーインターナショナルは業界首位の圧倒的な強さを見せています。
ガリバーインターナショナルは、「アウトレット店」、「LIBERALA（リベラーラ）」、大型展示場「WOW！ TOWN」の通年稼動などが寄与した結果、全直営店の年間小売台数は約50,000台と創業以来最高に。さらに、全直営店における買取台数は、小売台数の増加に伴う集客数の増大により、当初の想定を超える結果になったとのこと。
一方で営業利益は、ガリバーインターナショナルが連結70億9,400万円のところ、ユー・エス・エスは連結326億7,800万円とガリバーインターナショナル大きく上回る結果が出ています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
日本自動車販売協会連合会によると、平成26年度における中古車の輸出抹消登録台数は、前年度比5.4％増の144万5,166台と好調で過去5年で最多を記録。為替水準が円安で推移した結果、中古車輸出が伸びている反面、平成26年度の中古車登録台数は同6.9％減の367万2,206台と過去最低になりました。
また、低価格車の新興市場への輸出が増加したため、平成26年度の永久抹消登録台数が同16.2％減の25万5,543台、一時抹消登録台数は同4.9％減の406万1,224台と3年ぶりにマイナスになっています。

ここまでガリバーインターナショナルについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていき�