株式会社日新火災海上保険の企業研究
Nisshin Fire & Marine Insurance Co., Ltd.
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、株式会社日新火災海上保険への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(2015年4月20日現在)
商号 | 株式会社日新火災海上保険 (Nisshin Fire & Marine Insurance Co., Ltd.) |
---|---|
発足 | 1908年(明治41年)6月 |
代表者 | 村島 雅人 |
従業員数 | 2,495名(2014年3月31日現在) |
本社 | 東京都千代田区神田駿河台2丁目3番地 |
売上高 | 1372億8600万円(2014年3月) |
一人当たり売上高 | -447,266円 |
営業利益 | 16億1200万円(2014年3月) |
初任給 | 大卒・大学院卒 月給25万5000円以上 (2014年度新卒実績 ) |
平均年収 | 551万円 |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
株式会社日新火災海上保険について深く知るために、まずは株式会社日新火災海上保険の経営理念を確認しましょう。そこから株式会社日新火災海上保険が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
株式会社日新火災海上保険の企業理念は、以下の通り。
『日新火災は、お客様本位の安心と補償をお届けし、 最も身近で信頼されるリテール損害保険会社を目指します。』
(会社情報:経営理念より引用)
ここから分かるポイントは、最も身近で信頼されるリテール損害保険会社であるという点。
リテールとは、個人や中小企業などの顧客を対象とした小口業務のことです。そのような小口業務であることから、もちろん顧客との距離が近く、「身近」に感じられると言えますが、「最も身近で信頼される」保険会社である為には、顧客の立場に立ち、様々な提案を行っていくことが必要です。それが安心と補償につながっていくのだと言えます。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の三点です。
- 相手(顧客)の立場で考えることができる
- 常に相手の(顧客の)安心と信頼を第一に考えることができる
- 新しい提案ができる
次に、保険業界における株式会社日新火災海上保険と競合会社と比較してみましょう。
株式会社日新火災海上保険の競合といえば、ソニー損害保険株式会社が挙げられます。
株式会社日新火災海上保険とソニー損害保険株式会社はどのように違うのでしょうか。
ソニー損害保険株式会社の純資産は25,083百万円(2014年3月31日現在)、株式会社日新火災海上保険の純資産は81,261百万円(2014年3月31日現在 )となっており、会社の資産規模では、株式会社日新火災海上保険の方が大きいと言えます。すべての指標が前年より低下していないかどうか総合的に見ると、どちらも安定していると考えられます。
また「通常の予測を超える危険」に対し、保険会社がどれだけ支払能力を持っているかがわかるソルベンシー・マージン比率(平成25年度)では、ソニー損害保険株式会社625.4%、株式会社日新火災海上保険837.1%で、株式会社日新火災海上保険の安全性は高いと考えられます。
しかし、損害保険会社が受け取った保険料に対して、支払った保険金と損害調査に支出した費用の合計額の割合が分かる「損害率(平成25年度)」では、ソニー損害保険株式会社は56.2%、株式会社日新火災海上保険は63.87%となっています。この数値から、ソニー損害保険株式会社の方が状況が良く、数値の高い株式会社日新火災海上保険は効率性に問題があると言えます。
ソニー損害保険株式会社の取扱商品は、自動車保険、がん保険が中心で、成長性の高さは相応に評価されており、業績は手堅いものの、相対的な割安感に欠けるとも言われています。これに対し、株式会社日新火災海上保険は、事故や災害をに特化している点が強みであると言えます。また、賃貸入居者向け家財保険も2013年に開始、商品の開発にも力を入れていることがわかり、今後の成長が期待されます。
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
保険商品は、銀行での販売に加え、インターネットを販売も、新しい販売方法として広がってきています。2008年に営業を開始したインターネット専売のライフネット生命が、2009年度におよそ2万件の新規契約を獲得しています。
また少子高齢化につれて、死亡リスクから「長生き」リスクへの対応へとニーズが変わってきています。これにより、従来主力であった死亡保障保険(定期保険、養老保険、定期付終身保険など)が減少、医療保険と終身保険が増加して来ている現状があります。
損害保険の商品は、かつては自動車保険と自賠責保険が過半数で、一部に火災保険や海上保険があるという状況でしたが、現在ではこれ以外の「がん」「三大疾病」「介護」保険などの商品が販売を大きく伸ばしている現状があります。これらの分野の新しい商品開発が今後の保険業界の成長につながっていくと思われます。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまで株式会社日新火災海上保険についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきま
・日新火災海上保険 - Wikipedia,http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%96%B0%E7%81%AB%E7%81%BD%E6%B5%B7%E4%B8%8A%E4%BF%9D%E9%99%BA,2015年4月17日DL.
・ソニー損害保険株式会社 会社情報,http://www.sonysonpo.co.jp/company,2015年4月18日DL.
・決算公告|IR情報|日新火災海上保険株式会社,https://www.nisshinfire.co.jp/ir/index.html,2015年4月18日DL.
・IR資料 | 株主・投資家の皆さまへ | ソニーフィナンシャルホールディングス,http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/results/,2015年4月18日DLDL.
・保険業界の動向|業界情報|『金融』転職、『経営』『コンサル』転職ならコトラ,http://www.kotora.jp/industry_info/insurance_2.php,2015年4月18日DL.
・超企業研究 東京海上日動火災保険 | 企業のリアルを知る,http://a-angle.com/?p=5042,2015年4月18日DL.
・ESサンプル 日新火災海上保険 志望動機とエントリーシート 2016,http://career.keipro.net/japan/8757,2015年4月18日DL.
・日新火災海上保険の年収|年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_nissin_kasai.htm,2015年4月18日DL.
・【日新火災海上保険株式会社】ブンナビ!2016(文化放送就職ナビ)>財務情報,https://bunnabi.jp/2016/cn_data.php?ccd2=28239,2015年4月18日DL.
・ソニー損害保険株式会社 会社情報,http://www.sonysonpo.co.jp/company,2015年4月18日DL.
・決算公告|IR情報|日新火災海上保険株式会社,https://www.nisshinfire.co.jp/ir/index.html,2015年4月18日DL.
・IR資料 | 株主・投資家の皆さまへ | ソニーフィナンシャルホールディングス,http://www.sonyfh.co.jp/ja/financial_info/results/,2015年4月18日DLDL.
・保険業界の動向|業界情報|『金融』転職、『経営』『コンサル』転職ならコトラ,http://www.kotora.jp/industry_info/insurance_2.php,2015年4月18日DL.
・超企業研究 東京海上日動火災保険 | 企業のリアルを知る,http://a-angle.com/?p=5042,2015年4月18日DL.
・ESサンプル 日新火災海上保険 志望動機とエントリーシート 2016,http://career.keipro.net/japan/8757,2015年4月18日DL.
・日新火災海上保険の年収|年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_nissin_kasai.htm,2015年4月18日DL.
・【日新火災海上保険株式会社】ブンナビ!2016(文化放送就職ナビ)>財務情報,https://bunnabi.jp/2016/cn_data.php?ccd2=28239,2015年4月18日DL.
※本サイトに掲載している企業は、iroots利用企業とは一切関連がございませんのでご注意ください。また、掲載情報は、各企業のコーポレートサイト等広く一般的に周知がなされている事項に加え、就活生から得た情報を元に、当社学生ライターが中心に独自にコンテンツ化したものです。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
内容については細心の注意を払っておりますが、ご利用に際しては、閲覧者各人の責任のもとにこれをご活用いただけますようお願い申し上げます。
Copyright © 2025 en-japan inc. All Rights Reserved.