グループディスカッションで人事が見ている3つのポイント
はじめに
その場での対応力が必要となるグループディスカッションを突破するためには、採用担当者の着眼点を押さえておくことが大切です。今回は、採用担当者の立場から評価される3つのポイントを紹介します。
そもそもグループディスカッションは何のために行うのか?
なぜそうした普段の姿が見たいのでしょうか。それは、仕事をするということが日常になった時に本当に仕事で活躍をしてくれそうか、求められる姿に対してミスマッチを起こしていないか面接の時とは違った視点で判断をしたいからです。
背景には、面接時には十分な対策をし、どのように自分自身のことを伝えたら良いか就活生が【着飾った状態】で話をしていることが多いということが挙げられます。面接では見ることのできない普段のあなたの姿を確かめるべく、グループディスカッションの際にチェックをします。
3つの評価ポイントを押さえよう
評価のポイントは大きく分けて、3つあります。
(1)考え方(達成意欲、前向きさ、チーム意識 等)
まず1つ目は考え方です。就職をし仕事を始めると、必ず仕事の成果を求められます。そのため、採用後にどのような姿勢や考え方で仕事に取り組んでくれそうか、ということは非常に重要なポイントなのです。
グループディスカッションにおいても、自ら達成に向けて懸命に取り組んでいるかどうか、議論が上手く進まなかったとしても最後まで諦めずに意見を出そうとしているか等の取り組み姿勢はまず最初に目をつける部分です。
また、自分の意見を主張するばかりでなく、チームで議論が活発になるように働きかける姿勢も大切です。
(2)コミュニケーション力
2つめはコミュニケーション力です。このキーワードに含まれる意味合いは大きくわけて2つあります。
1つは議論を活性化と、まとめるための働きかけができるかです。具体的にはリーダーシップを発揮し議論が進むような発言を行っているか、時間を意識しまわりに働きかけているか、意見を整理しまわりに共有しているかどうか等が特に評価をされるポイントです。
もう1つは議論をしやすい雰囲気づくりができているかです。例えば他のメンバーが話している時にうなずいたり、リアクションを示したりといった話しやすくなる振る舞いをしているか。また、意見に対して反対だと思っても、頭ごなしに否定をするのではなくちゃんと最後まで話を聞いているか等が、それにあたります。
聞く姿勢もコミュニケーション力であるということはしばしば忘れがちですが、仕事での姿をイメージするためのグループディスカッションにおいても、非常に大切なポイントとなります。
(3)思考力(論理的思考力、発想力)
最後に挙げられるのが、あなた自身の思考力です。
まず、論理的思考力があるかどうかは非常に重要です。具体的には、自分自身の意見をわかりやすくまわりに伝えるために結論から話せているか、事実と考えていることとを区別し明確に伝えられているか等 話し方や発言内容の整理が行えているかというポイントが第一に挙げられます。
また、議論を進めるにあたり、議題の意図を正しく汲み取り意見を出したり、グループの議論が意図から逸れた際に軌道修正をするような働きかけができるか等 物事の捉え方も判断軸になるでしょう。
そして、もう1つは発想力も重要な要素です。これは既存の意見に縛られずに様々な視点から意見を出したり、議論が進むような情報・知識を発言し共有できているか等 普段のインプットの姿勢についても垣間見ることのできる、個人の思考力を発揮する絶好のポイントと言えます。
ポイントを押さえて、自らの力を発揮しよう
いかがでしたか? グループディスカッションには、【こう答えたら合格!】、【この役割だけやれば合格!】といった正解が、実はありません
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