面接前に必ずチェック企業情報４つのポイント

普段、面接前にどのような準備を行っていますか？ 志望動機、自己PRはどのように伝えようか、想定される質問には何のエピソードを話せばいいだろうか・・・など、準備の視点は枚挙に切りがありません。

そんな中で最も就活生のみなさんの詰めが甘いな・・・と感じるのが企業理解です。特に就活序盤においては企業の提供するサービスや商品の消費者目線から抜け出せず、表面的な理解やイメージで物事を考えがちです。

今回は働く場として企業理解をし、面接を突破するために必ず押さえておきたい４つのポイントを紹介します。
ビジネスモデルとは、事業で収益を上げるための仕組みのことです。すなわち、誰からお金を頂き、どのような流れでサービスや商品を提供しているのかの全体像です。

企業は資金がなければ成立しない存在ですから、まず誰にどんな価値を提供することで対価を得ているのかを正しく理解しなければ、面接での回答においてもズレが生じてしまいます。
社会人になった際に価値を提供する側に立つことを念頭において質問にも回答できるように意識してみてください。 事業内容は、消費者目線が混じりやすいポイントのため、今一度確認が必要なポイントの１つと言えます。
事業内容理解においては、大きくわけて２つのポイントを押さえましょう。

１つ目は、主力事業は何かということです。

その企業が何で一番収益を得ているのか、どんなサービスや商品で一番顧客に対して価値を提供しているのか、事業内容理解で一番はじめに押さえておきたいポイントです。

あえてこのポイントをお伝えするのには理由があります。それは就活生が陥りがちなケースとして、非常に小さな部署への希望や、キャリアを積んだ上でまかされるポジションへの関心だけが面接の中で目立ってしまうこと非常によくあるためです。

こうした希望・関心を持つこと自体は決して悪いことではありません。しかし、必ず入社時に実現が約束できるものではなく、その前に主力の事業に従事して欲しいという企業側の意向が強いケースも多いため、正しい理解と、心構えが必要ということを改めて認識しておきましょう。

そして２つ目は、これから力を入れて行く事業や、現在の事業において解決したい・より良くしたいと考えているポイントです。

会社説明会や企業ホームページから読み取れる内容で構いません。こうしたポイントは、これから入社する方へ任せていきたいことや、コミットして欲しいという期待が持たれる部分であります。
期待される役割に対して前向きであることを示せるよう、理解の上、自分自身の考えや取り組み姿勢を伝えられるよう準備すると良いでしょう。

志望動機にも関連しますが、【なぜこの企業がいいのか？】という具体的な理由を伝えるためには競合他社に関する理解も重要です。 志望業界は