GABAの企業研究

今回ご紹介するのは、マンツーマンに特化した英会話で有名なGABA。

この記事を読んでいる方の中には、GABAへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、GABAの経営理念や同じ英会話スクール業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある英会話スクール会社の中で、なぜGABAなのか？」という質問への対策を考えましょう。


GABAについて深く知るために、まずはGABAの経営理念を確認しましょう。そこからGABAが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

GABAの企業理念は、以下の通り。
『Mission : Audacity
大胆不敵な人生目標に挑む人を応援する。

Mission : Edge
国際舞台で活躍できる人材を育成する。

Mission : Harmony
多様な文化の相互理解に貢献する。』
（Gaba会社案内ページより引用）

ここから分かるポイントは、「チャレンジ精神」「グローバル」「社会貢献」の3点。
GABAの社員として、顧客の満足に応えられるよう、常に高品質のサービスを提供するよう努める。自らも向上心を持ち、仕事に関わる全ての人々と切磋琢磨しながら、「最も敬愛されるグローバル・コミュニケーション・ブランドになる」というビジョンに向かって企業が目標達成を遂げることに貢献する。その結果、企業がグローバルな社会創造へ寄与する。GABAは、このような志を持った人物を求めています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の4 点です。

• チームとしてどのような目標を、どのようにたてたか
• 目標達成のために個人として、どのような役割を果たしたか
• 目標達成の過程で経験した失敗や挫折から学んだこと
• 以上の体験で得た事を、仕事の上でどのように活かしたいか

次に、英会話スクール業界におけるGABAと競合会社と比較してみましょう。
GABAの競合といえば、NOVAが挙げられます。
GABAとNOVAはどのように違うのでしょうか。

マンツーマン英会話レッスンの先駆者として平成7年に創業したGABA。
前例のないレッスンスタイルに特化した授業を提供し、東京都内から規模を拡大し、現在は関西や中部地区にも進出しています。40ヵ所を数えるラーニングスタジオで顧客数は11万人超えに。
平成18年には、無料動画コンテンツ「Gaba G Style English」をiTunesで配信スタートし、一般の英会話学習者向けにもサービスを提供。多くの人々から絶大な支持を受け、累計ダウンロード数は2億6千万にものぼっています。
また、2015年度オリコン顧客満足度ランキング・英会話スクール部門では、総合1位を獲得しています。

対するNOVAは、「駅前留学」「お茶の間留学」など、同社ならではの独自サービスを英会話スクールで提供。通学型英会話スクールとしては全国1位の校舎数を誇っています。
近年はオンラインでのシステムやコンテンツの充実を最大のテーマとして掲げており、例えば「お茶の間留学」がパソコンやタブレットでも受講可能に。
また、ロンドン・シドニー・トロント・バンクーバーなど、世界主要都市における有名大学との提携による留学や、地元企業とのコラボによるワーキングホリデー提携先の開発など、新たな海外プロジェクトによる展開も目指しています。

次にGABAとNOVAの財務状況を見てみましょう。
平成26年度における売上高は、GABAが101億円であるのに対し、NOVAは71.1億円とやや下回っています。
GABAは、期末のクライアント数が前期末対比で7.6％増加し、初めて売上高が100億円を突破するなど、好調に推移したようです。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
英会話教室のイーオンは、イーオンキッズに通う小学生以下の子供を持つ保護者598名を対象に「子どもの英語学習に関する意識調査2015」を実施。
その背景にあるのは、文部科学省による英語教育に関わる新たな指針で、平成32年までに小学3～4年生から英語教育を開始し、小学5～6年生の英語学習を「教科化」するなどというもの。
調査の結果、約8割が英語学習の早期化について「よいことだと思う」と回答。さらに「もっと引き下げるべきだと思う」（14％）と合わせると、保護者の9割以上が、小学校における英語教育早期化を要望しているという結果に。
また賛成理由としては「英語への抵抗を早くからなくすため」がトップに。以下、「世の中のグローバル化に対応するため」「現在の学校での英語学習時間が十分でないと考えているから」などが挙げられています。
このような状況の中で英会話スクールへの要望も高まっており、小学校の英語教育では「勉強ができるようになる（進学、成績のため）」ことを求めている一方で、英会話スクールに対しては「英語が話せるようになる」ことに最も期待が集まっているようです。

ここまでGABAについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 選考フロ�