SAPジャパンの企業研究

今回ご紹介するのは、コンピューターのソフトウェアで有名なSAPジャパン。

この記事を読んでいる方の中には、SAPジャパン株式会社への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、SAPジャパンの経営理念や同じソフトウェア業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数あるソフトウェア会社の中で、なぜSAPジャパンなのか？」という質問への対策を考えましょう。


SAPジャパンについて深く知るために、まずはSAPジャパンの経営理念を確認しましょう。そこからSAPジャパンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

SAPジャパンの企業理念は、以下の通り。
『常にベストを尽くしながら、さらなる向上を追い求め続け、顧客企業をご支援すること、そして、その実現を担う社員のために働きやすい環境を整えること、それが私たちの使命です。』
（企業HPリーダーの紹介より引用）

ここから分かるポイントは、「向上」「使命」の2点。
SAPジャパンでは、顧客企業の向上の為にベストを尽くし、企業で働く人の職場環境を整えていくことも目標としています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 「今までに向上心を持って取り組んだこと」
• 「今まで使命感を持って成し遂げたこと」

次に、ソフトウェア業界におけるSAPジャパンと競合会社と比較してみましょう。
SAPジャパンの競合といえば、ソフトブレーンが挙げられます。
SAPジャパンとソフトブレーンはどのように違うのでしょうか。

SAPジャパンとソフトブレーンは共にソフトウェア業界に属している企業としてライバル関係です。
SAPジャパンでは様々な規模の企業を支える為のソフトウェアの開発やイノベーションの手助けを主な事業としています。また、ソフトウェアの開発以外にも、コンサルティングや教育などの事業も行っているのが特徴です。
一方ソフトブレーンでは、営業組織力を高める為の事業や販売促進などの支援を行う為に、マーケティングの提案などを事業とし企業のコスト削減やインフラなども行うなど、SAPジャパンとソフトブレーンで事業として同じ部分はあっても、企業によって得意とする分野や特徴に違いがあります。

続いて財務状況について比べてみると、売上高ではSAPジャパンでは36億ユーロ（日本円　4824億円平成27年5月現在）で、ソフトブレーン株式会社では約540億円（平成27年予想）となっています。SAPジャパン株式会社が上回る結果となった背景には、40年の歴史の中でも日本国内での実績が20年以上あり、積み上げてきた信頼が国内でも支持され、130ヶ国以上の支店を持っているSAPのマーケットリーダーとしての基盤があるからです。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年のソフトウェア業界はアベノミクスの効果もあり、上昇傾向です。急速なインターネットの普及により、どの企業にも必要不可欠な存在となっている為、今後他の業界が飽和状態となっても、ソフトウェア業界は縁の下の力持ちとして必要とされる存在でしょう。また、2020年には東京オリンピックが開催されることから、さらに貢献することになるのがこの業界との見方となっています。

ここまでSAPジャパンについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 �