日本製鋼所の企業研究
The Japan Steel Works, Ltd.
はじめに
この記事を読んでいる方の中には、日本製鋼所への就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか?」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。
(1)会社概要 (2)「企業」を知る (3)「採用情報」を知る
他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。
会社概要(平成27年6月3日現在)
商号 | 株式会社日本製鋼所 (THE JAPAN STEEL WORKS,LTD.) |
---|---|
発足 | 1907年(明治40年)11月01日 |
代表者 | 佐藤 育男 |
従業員数 | 4,754名(連結) 2,165名(単体) |
本社 | 東京都品川区大崎1丁目11番1号 |
売上高 | 1,887億1,900万円(連結) 1,552億1,100万円(単体)(平成26年3月期) |
一人当たり売上高 | およそ3,900万円(平成26年3月期) |
営業利益 | 88億円(連結)(平成26年3月期) |
初任給 | 月給202,000円(平成26年度実績) |
平均年収 | 5,893,000円(平成26年3月31日実績) |
「企業」を知る。志望理由でライバルとの差を付けよう!
日本製鋼所について深く知るために、まずは日本製鋼所の経営理念を確認しましょう。そこから日本製鋼所が求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。
日本製鋼所の企業理念は、以下の通り。
『顧客に驚きと感動を与え続ける 。社会との共生を図り、継続的に利益を実現する。変わり続ける意識を持つ。』
(リクナビ2016 日本製鋼所 会社トップページより引用)
ここから分かるポイントは、「感動」「共生」「革新」の3点。
顧客の期待を超えるような製品を生み出し、驚きと感動を与え続ける。時代に合わせ、社会環境に配慮した企業活動を行う。常に現状よりも上を目指そうとする革新の心を持つ。 こうしたことを日本製鋼所では重視していると考えられます。
ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の3点です。
- 他者の予想や期待を超えるようなものを創り出すために、どんなことが必要か
- 時代や環境に合わせた企業活動で利益を生み出すために、どんな努力をするか
- 現状に満足せず常に向上し続けるために、どんなことを意識するか
次に、鉄鋼業界における日本製鋼所と競合会社と比較してみましょう。
日本製鋼所の競合といえば、大和工業が挙げられます。
日本製鋼所と大和工業はどのように違うのでしょうか。
まずは日本製鋼所と大和工業の財務状況を見てみましょう。
日本製鋼所の2013年4月から2014年3月末までの営業収入(売上高)は188,719百万円であるのに対し、大和工業の2014年4月から2015年3月末までの営業収入は187,451百万円です。一方で営業利益は、日本製鋼所が8,800百万円のところ、大和工業は6,993百万円です。
つぎに事業内容を見てみましょう。
日本製鋼所の事業領域は多岐に渡っています。火力・原子力発電等で使用される発電用ロータシャフトや原油を精製するリアクターなど大型のものを製造する一方で、携帯電話のボディ部分に使用されるマグネシウム合金を成形する機械など、身近なものも手掛けています。また、ニッチ(隙間)市場で高い世界シェアを持っていることも特徴的です。
一方大和工業は、ヤマトスチール、大和軌道製造などを傘下に置き、「鉄に関連したものづくり」を展開している企業です。ヤマトスチールが行う「鉄鋼」「重工」と、大和軌道製造の行う「軌道」の3つを事業の柱として成長してきました。日本の鉄鋼業界の中でいち早くグローバル展開を行い、現在も進出可能な国を積極的に調査しています。
また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年の鉄鋼業界を取り巻く環境は、国際競争の激化や需要分野におけるニーズの高度化などにより、大きく変化しています。この状況を踏まえ、経済産業省は、鉄鋼・非鉄金属産業の中長期戦略を盛り込んだプランを策定しました。日本の鉄鋼・非鉄金属産業が、将来にわたり国際競争力を維持・強化していくことを目指すプランです。
強化プランは「技術開発戦略」「国内製造基盤強化戦略」「グローバル戦略」の3項目に分かれています。「技術開発戦略」では、世界的に市場拡大が見込める産業領域や最終製品を選定します。「国内製造基盤強化戦略」では、デジタルデータを生産性向上・技能伝承などへ活用したり、材料・素材開発のスピードアップへつなげたりすることを検討します。さらに、大型設備の更新投資への支援のあり方や、競争力強化につながる再編や事業転換などの可能性も探ります。 「グローバル戦略」では、主に事業環境整備、海外ネットワークの構築支援について検討を行い、拡大が見込める海外市場を捕捉するための具体策を練っていきます。
これらの戦略立案により、鉄鋼メーカー側もプランに沿ったさまざまな対応を求められる可能性が高いでしょう。
「採用情報」を知る。過去の選考をチェックしよう!
ここまで日本製鋼所についての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。
・JSW日本製鋼所トップページ JSW日本製鋼所,http://www.jsw.co.jp/,平成27年6月3日DL.
・日本製鋼所ーWikipedia,http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A3%BD%E9%8B%BC%E6%89%80,平成27年6月3日DL.
・日本製鋼所 年収:589万円ー年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_jsw.htm,平成27年6月3日DL.
・株式会社日本製鋼所 新卒採用|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,http://job.rikunabi.com/2016/company/top/r848500053/,平成27年6月3日DL.
・経産省、6月めどに鉄鋼・非鉄金属の強化プラン策定 (鉄鋼新聞)ーYahoo!ニュース,http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150406-00010001-tekkou-bus_all,平成27年6月3日DL.
・日本製鋼所の内定者による選考情報ーみん就(みんなの就職活動日記), http://www.nikki.ne.jp/?action=bbs&subaction=naiteinikki_view&pid=5631&grad_yyyy=2014,平成27年6月3日DL.
・大和工業株式会社, http://www.yamatokogyo.co.jp/ ,平成27年6月3日DL.
・大和工業グループーマイナビ2016,https://job.mynavi.jp/16/pc/search/corp78267/outline.html,平成27年6月3日DL.
・日本製鋼所ーWikipedia,http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%A3%BD%E9%8B%BC%E6%89%80,平成27年6月3日DL.
・日本製鋼所 年収:589万円ー年収ラボ,http://nensyu-labo.com/kigyou_jsw.htm,平成27年6月3日DL.
・株式会社日本製鋼所 新卒採用|リクナビ2016|学生のための就職情報サイト,http://job.rikunabi.com/2016/company/top/r848500053/,平成27年6月3日DL.
・経産省、6月めどに鉄鋼・非鉄金属の強化プラン策定 (鉄鋼新聞)ーYahoo!ニュース,http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150406-00010001-tekkou-bus_all,平成27年6月3日DL.
・日本製鋼所の内定者による選考情報ーみん就(みんなの就職活動日記), http://www.nikki.ne.jp/?action=bbs&subaction=naiteinikki_view&pid=5631&grad_yyyy=2014,平成27年6月3日DL.
・大和工業株式会社, http://www.yamatokogyo.co.jp/ ,平成27年6月3日DL.
・大和工業グループーマイナビ2016,https://job.mynavi.jp/16/pc/search/corp78267/outline.html,平成27年6月3日DL.
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