センシーズの企業研究

今回ご紹介するのは、学習プランニングや学習サポートで有名なセンシーズ。

この記事を読んでいる方の中には、センシーズへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、センシーズの経営理念や同じ教育業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある教育会社の中で、なぜセンシーズなのか？」という質問への対策を考えましょう。


センシーズについて深く知るために、まずはセンシーズの経営理念を確認しましょう。そこからセンシーズが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

センシーズの企業理念は、以下の通り。
『SENSESは、子どもたち自ら「知りたい」と感じてもらえる学びの環境を作ることで、無限の可能性を広げ、子どもたちの輝ける未来を創造していきます。』
（企業HPより引用）

ここから分かるポイントは、「可能性」「創造」の2点。
センシーズでは、子どもたちの学びを支える為に、可能性を広げることが出来るような企業を目指しています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 「今までに可能性を感じて取り組んだこと」
• 「今までに創造、取り組みについて」

次に、教育業界におけるセンシーズと競合会社と比較してみましょう。
センシーズの競合といえば、ファニーワークが挙げられます。
センシーズとファニーワークはどのように違うのでしょうか。

事業について比べると、センシーズでは家庭における学習のサポートとして、WEBやFAXを利用した学習のサポートを行い、学習プランニングや進路の情報提供、家庭学習教材などの企画・開発を行っており、社会や世界を知るための体験学習事業も行っています。
一方ファニーワークでは、教育事業としてタブレット型の学習教材の企画・販売やライフサポート事業では家庭のコンサルティングとして、ガス料金などの節約に関する提案を行い、WEBマーケティング事業も展開し、様々な事業を行っているのが特徴です。

次に財務状況について比べると、センシーズでは6億3800万円（平成26年5月期）で、ファニーワークでは9億円となっており、売上高ではセンシーズが下回る結果となりました。
ただ、センシーズでは、学習するきっかけ作りなどに力を入れており、何か得意なコトを一緒に探していくなどのお子様の気持ちに寄り添う提案が、今後の少子化の中で教育に力を入れる親御さんに対しても人気となるでしょう。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
近年の教育業界は平成21年以降増加傾向で業界規模は拡大している傾向にあります。
少子化の影響により子供の数は減ってきているのですが、学習に関する各家庭の投資は増加しており、規模的に拡大にているのですが、今後少子化の波から逃れることは出来ない為、各企業ともに再編や買収が加速する可能性があります。今後どのようなサービスを打ち出していくのかで企業の生き残りがかかっている為、業界としては今後の先行きは不透明です。

ここまでセンシーズについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行っていきましょう。 �