インターネット・ビジネス・ジャパンの企業研究

今回ご紹介するのは、Webコンテンツソリューションや人材サービスで有名なインターネット・ビジネス・ジャパン。

この記事を読んでいる方の中には、インターネット・ビジネス・ジャパンへの就職を目指している学生もいらっしゃるかもしれません。面接で問われた時に、「なぜこの会社なのか？」をしっかりと語れるように、この記事では、以下の3つの項目から企業研究を行っていきます。

（1）会社概要　（2）「企業」を知る　（3）「採用情報」を知る

他のライバルとの差を付けるためにも、この記事を読んでしっかりと企業研究をしていきましょう。 ここでは、インターネット・ビジネス・ジャパンの経営理念や同じ人材派遣業界に属する競合会社との比較、最近のニュースなどを通じて、「数ある人材派遣会社の中で、なぜインターネット・ビジネス・ジャパンなのか？」という質問への対策を考えましょう。


インターネット・ビジネス・ジャパンについて深く知るために、まずはインターネット・ビジネス・ジャパンの経営理念を確認しましょう。そこからインターネット・ビジネス・ジャパンが求める人材が見えてくるはずです。企業が求める人材を知ることで、あなたが何をアピールすべきかが分かります。

インターネット・ビジネス・ジャパンの企業理念は、以下の通り。
『我々は、世界最新の技術を還元し、グローバルに通用する優秀な人材を育成、提供することで社会に貢献します。』
（企業HPより引用）

ここから分かるポイントは、「還元」「貢献」の2点。
インターネット・ビジネス・ジャパンでは会社の技術を駆使し、世界に発信出来るような人材を育てることを目標としています。

ですから、経営理念に共感した上で、みなさんがアピールすべきなのは以下の2点です。

• 「今までに何か還元したこと」
• 「今までに貢献してきたこと」

次に、人材派遣業界におけるインターネット・ビジネス・ジャパンと競合会社と比較してみましょう。
インターネット・ビジネス・ジャパンの競合といえば、マンパワーグループが挙げられます。
インターネット・ビジネス・ジャパンとマンパワーグループはどのように違うのでしょうか。

事業について比べると、インターネット・ビジネス・ジャパンでは、インターネット・Web分野に特化した人材サービスとして、「ウェブスタッフ株式会社」を運営し、自社で行っている日本初のインターネット専門校「インターネット・アカデミー」の卒業生を中心とした転職のお手伝いをしています。ホームワーカーを支えるための「ホームワーカーズコミュニティ株式会社」を立ち上げて支援を行っており、ITを軸とした「制作」「教育」「人材サービス」の3つを事業としています。

マンパワーグループでは、人材派遣やコンサルティング、障碍者支援などのサービスを10事業も展開し、マンパワーグループ内にある「マンパワーグループソリューション」「エクスペリス」、「マンパワー」、「ライトマネジメント」の各ブランドの専門性を活かした支援が特徴です。仕事を探している方向けには、派遣、正社員、紹介予定派遣などの様々な形態で働くことの出来る仕事の提供を行っています。

財務状況について比べると、インターネット・ビジネス・ジャパンでは約20億円（平成23年3月期）で、マンパワーグループでは連結決済ということで公開されていません。
人材派遣業界では、どのように人材を確保していくのかがカギとなっていることから、人材を育てるための工夫を各企業行っています。インターネット・ビジネス・ジャパンではインターネット専門校を開設し、マンパワーグループではeラーニングシステムの導入などで、人材のスキルを高めています。


また、近年の業界トレンドも見ておきましょう。
人材派遣の業界としては、平成21年に大きく減少したのちに、ここ数年は好転しています。 リーマンショックの影響を受けて、雇用の悪化により「派遣切り」という言葉が社会的にも問題になるなど、大きな注目を浴びてきました。
国内の景気回復に伴い雇用改善が進む中で、規制が厳しく続いていた業界に規制緩和の兆しが見えたことで、今後の人材派遣業界は少しずつ明るくなるとの見方です。

ここまでインターネット・ビジネス・ジャパンについての様々な情報を見てきましたが、最後は同社の過去の採用情報を知り、早めの対策準備を行�