理系学生が面接で強みを発揮するためのポイントは?
はじめに
学生時代に学んできたことが文系学生と違うからこそ、実は陥りがちな失敗、そして見落としがちなアピールポイントがあるのです。
せっかくなら、そのポイントを理解して理系の強みを活かした就職活動を行いませんか?
文系面接官にもわかるように専攻や研究内容を説明しよう
技術職採用であったとしても、面接のステップになっても採用担当者はもちろんのこと、面接官を務める方がその技術分野について詳しい理系出身社員とは限りません。この状況を想定できていない就活生は思いの外多く、せっかく懸命に行っている研究内容も伝わらないということがしばしば起きているのです。
こうした背景を踏まえ、誰が聞いても一定の理解が得られる内容に噛み砕いて説明することが重要です。
・専門用語だけで説明を行わない。置き換えられる言葉を探したり、平易な言葉に直して説明を行うようにしたりする。
・研究の成果が、具体的にどのような問題解決や社会の役に立つのか目的を説明する。
・研究分野の技術が、生活の身近な物の中に使用されている場合は【○○の中の××に活用されている】な具体的に使用されている例を挙げる。
・近い分野で社会的に著名な研究者がいる場合には、○○さんで有名な・・・と付け加えるなど補足の理解促進の情報を活かす。
など、言葉を易しいものに置き換えたり、具体的な例を挙げたりすることで理解をして頂きやすくなります。
技術職の社員の方が面接官として同席する場合には具体的な内容の質問を受けるはずなので、技術職の社員しかいないということが明白な場合を除いて、誰かしら専門的な内容はそのままではわからない状況を前提とし、話しをしましょう。
また併せて、【なぜその研究分野に関心を持ったのか】というポイントも問われやすいため説明の背景として必ず準備をしておきましょう。
理系であることを活かしたアピールポイントが実はたくさんある
(1)論理的思考力
まず、挙げられるのが論理的な思考力です。
研究を行う中で、確かな事実からロジックを積み上げる必要がある理系の学問を専攻する学生に対して、このポイントを期待する企業は多くあります。
・感情的にではなく、事実に基づいて物事を判断できる
・物事の因果関係や優先順位を、必要な判断基準の下、整理することができる
・会話の意図に基づき、求められる行動を冷静に判断できる
など、仕事上でも汎用化できる考え方の強みがあれば活用しない手はありません。
(2)分析力
次に挙げられるのが分析力です。大きな枠組みで言えば前述の論理的な思考力の一部でもありますが、仕事に直結する能力の1つとして個別に伝える価値のあるポイントでもあります。
・課題設定能力があるか
~ある事象から課題を明確にし、適切なプロセスをイメージできる。
・客観的なデータから物事の特徴を掴み、仕事に必要な情報を得られる。
~その情報から製品やサービスの品質向上に繋げられる、顧客にとって価値のある情報として分析した内容を提供できる
など、情報やデータを読み解く力をこれまでの学びの中でどのように発揮し、それを仕事にどのように活かすことができそうか、という内容はアピールになります。
(3)継続的な学習姿勢
さいごに挙げられるのは、継続的な学習姿勢そのものです。採用担当者としては、理系学生が文系学生に比べて基礎学力が高く、かつ継続的な学習を得意としている点に期待をしているケースが実のところ多いのです。
これまでの経験の中で
・継続するためのコツ
・継続することで得た成果
などがある場合には、なぜそうした結果に結びつけられたのか、それをどのように仕事に活かすのかといったポイントに結びつけて説明ができるようにしておくと良いでしょう。
さいごに
いかがでしたか? 理系就活生への期待は実は非常に大きく、実際に有利なポイントを多く持っています。面接時に気をつけたいポイントを押さえ
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